心を整える

たくさんの人が読んだことがあるであろうこの本。

私はこの本を読んだことので、読書にハマっていった。

今回はこの本を読んだことで、なんで私が読書にハマっていったのかを伝えていきたい。スポーツしかせずに、勉強や読書をしないお子さんがいる方のヒントになればと思う。


私がこの本を読んだのは高校2年生の時だ。

母がこの本を読んでいたので、貸してほしいとお願いしたのが始まりだった。

学校の読書の時間に読んでいると、心打たれることが書いてあった。


この本を読んで今も実践しているのが、読書日記というか、座右の銘を集めるというか、

心に響いたフレーズを書いて、自分が何を感じたかを記すということだ。


これをサッカー選手の長谷部選手がやっていて、それを私もやりたい!

と純粋に思ったのを覚えている。

この本の中にも、長谷部選手のお気に入りの言葉がたくさん書かれている。

その中で一番強烈に記憶に残っているのが、

「籠の中に腐ったリンゴが一つでもあると、籠の中のリンゴは全て腐る」

という海外の諺だ。

高校2年生の時は、監督の言うことに納得できないと言う人がチームの中にたくさんいて、私もその一人だった。そこでネガティブな態度を取ったりする人が一人でもいれば、チームは勝つ集団、闘う集団になっていかないと直感で感じた。

納得いかなくても、全力で練習する、エネルギーをチームに与えることをやめずに頑張ろうと思った時だった。

本をその後に読んだのが、日本男児で長友選手の著書だ。本を読むとこうした選手の考えと経験を、会うことなく、1500円前後払うだけで聴かせてもらえるのだ


この読書日記をつけるようになって、最初はスポーツ選手の本ばかり読んでいたけれど、大きい書店に通うようになってから、店員さんのおすすめが目に入るようになると、好奇心旺盛な性格もあり、面白そうなものも読むようになった。


この読書日記をするという習慣がつかなければ、私は今頃全く本を読まずにいるだろう。高校1年生までは、本など読んだこともなく、買ってほしいと言ったこともなかった。友達と外で遊ぶこと以外はテレビを見ること、宿題をやることぐらいだった。

本なんか読んでないで俺と遊ぼうぜというタイプだったと思う。

親友の一人が小学1年生の時から、読書が本当に大好きで、休み時間は読書というタイプだったが、全く感化されることもなかった。

書店に行くと、スポーツ選手の著書がずらりと並んでいるし、

芸能人の著書もサブカルチャーというところに並んでいる。

パラパラっとめくって、最初は1ページに対する字数が少ないものから読んでいくことをおすすめする。

心を整えるも、字数は少ない方で、改行が多いタイプだったと思う。

いきなり階段をジャンプアップしようとしないことがポイントだと私は思う。

洋書の1冊目もそうだが、1冊読み終わると途端に2冊目が欲しくなる。そのサイクルに入ると読書が続く。興味のある分野で尚且つ字数が少ないと読破しやすく、それを続けると、もっと濃い内容が欲しくなる。


そこまで待ってあげてほしい。パラパラと子供にめくらせて、欲しいというものを最初は読ませてあげて、もっと濃い内容が欲しいと言い出したら、

大人の目から見て、効果的なものを勧めてあげると良いのではと感じる。

読書にハマっている今、もっと幼い頃から本を読んでいたかったと感じる。その分今からしこたま本を読み漁りたいのだ。


本を読むことで、お子さんあるいはこれを読んでくれた方の人生が

少しずつでも好転していくことを切に願う。

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