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『よくわからないけれど異世界に転生していたようです』12巻を読みました。

前回のこの作品の紹介が去年で、7巻……そして今回が12巻。
おいおいマジで2ヶ月に1冊出しているよ!

どんな手してるんだよ!
露伴先生かよ……。

と戦慄してみたりするのですが、まあ、全然紹介出来ていなかったわね。

基本的なおさらい。

孤児の少女レンは、とある貴族に身請け同然に引き取られる道中、事故に遭遇。その際のショックか前世の記憶を思い出した。
彼女は前世では日本で研究者をしているおっさんだった!

研究者としての知識と偶然に発露したとんでもチート能力を武器に気ままなスローライフを送ろうとするのだが、そんなとんでもスキルと急激に育った巨乳と美貌は隠そうとしても隠しきれずに、とにかくこっそりヒソヒソと隠遁生活を画策するのだけれども、彼女(元彼)の探究心故にあちこちについつい首を突っ込んでしまうのだ。
あ、あと元おっさんだけに女の子の身体にも興味津々でいろいろいたしてしまうのを『日課』と称しているのがこの物語の最大の特徴。(いやマジでw)

そんなチート巨乳美少女レンの、明日はどっちだ!

って知らんがな!w

というところです。

さてさて、そんなこんなで12巻!
エッチらおっチラと王都へとやって来たレンちゃん。
なんと孤児院時代の幼馴染みたちと出逢い、勉強を教えることに。

そしたら「冒険者見習いの子供達に勉強を教え、施しも与える聖女様」みたいなグッピーのような尾ひれが付いて王都の冒険者ギルドの耳にまで入ってしまう。

じゃあ、ついでに他の冒険者も教えてよ、って途方もない事を言い出す途方もないバカがギルドの方からやって来たのでブチ切れて、そんなバカに仕事任すくらいなら他にいろいろやり方あるやろー! って例えを伝えたら責任者のおっさん目からウロコどころか眼球まで落としそうになったけど、あとは頑張ってね。ってのが前巻からの続きの冒頭のお話。

あとは幼馴染みたちが住処をゲットしたのだけど、これがまた格安欠陥住宅だったものだから、レン的ビフォーアフターをヤラセなしでやりましたよって話。

現代人の家屋の定番で家建てたら、そらみんな腰抜かしますよって話。

私またなんかやっちゃいました? というわざとらしいテンプレすらいっそ清々しいのだ。

そんな12巻。
あとバカは死ぬまでバカ! と思っていたら3バカの1人に変化が見られる模様。
そう。
男の子は成長するのです。

その成長ぶりは次巻に期待ということで。

今回もレンちゃんの日常無双ぶりがいかんなく発揮されておりまして、しかもギルドのイザコザも快刀乱麻でぶったぎる様など、なかなか小気味よろしい。

あとは幼馴染みたちの女の子と百合百合~んな関係だけど、結局中身おっさんなので、なんだ、ただの異世界ハーレムだったわ!

と思ったり、思わなかったり。

日常系時々肌色なそんな異世界ファンタジーが好きな人(狭っ)にはオススメの作品です。

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