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幸せは、あなたの〇〇〇次第!

あなたは今、幸せですか?

「あなたは今、幸せですか?」と聞かれたら、どう答えますか?
「もちろん幸せ!」とすぐに答えた人も、「どん底です」と嘆いた人も、「考えたことない」と思った人も、是非聞いてほしい話です。

まず初めに、「幸せな人」というのは、どういう人でしょうか。
お金持ち、容姿端麗、仕事で優秀な成績を上げ、円満な家庭、友人が沢山いて、充実した週末を過ごす。絵にかいたような順風満帆な生活を思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。
しかし、このように客観的に順風満帆そうな人でも、いつもイライラしていたり、不安を口にし、浮かない表情をしている人がいます。
一方で、特別なものがなくてもいつも生き生きと幸せそうな人もいます。

私は仕事柄、毎日沢山の人の話を聴く中でつくづく感じることは、。
幸せかどうかは、自分が持っているもの・出来事では決まるのではない。どこに意識を向け、どう捉えているかということで決まるということです。
私が感じている幸せな人と不幸な人の傾向をご紹介します。

幸せな人

  • 今あるもの、持っているものに意識を向けている

  • 幸せの基準を、自分の中に持っている

  • 完璧でなくてもよいと、楽観的に考えられる

  • 口癖は「ありがたい」「(人に対して) ありがとう」「こういうこともある」

  • 自分はこれからも成長できる、変化出来るという成長思考

幸せな人は、自分が今持っているものに目を向けることが出来ます。「健康な体」「仕事があり、帰る家があること」「趣味を楽しめる時間持てること」など、どんなに当たり前なことでもそれを「当たり前だ」と思わず「有難いことだ」と感じています。それは他人に対しても同様で、「してもらって当たり前」と思わず、感謝の気持ちを持っています。
また、幸せの基準を自分の中に持っており、「私はお風呂でリラックスする時間が幸せ」「好きなコスメでメイクするのが幸せ」「ジムで体を動かすのが幸せ」など、自分の機嫌を自分で取るのが上手で、自分で自分を幸せにすることが出来ます。
最後に、幸せな人は「私はネガティブな性格だ」「ユーモアのセンスはない」など、「自分はこういう人間だ」と決めつけず、これからいかようにも成長していけると思っています。今は出来ないことも、今後チャレンジの数を増やしていけば、良い方向に変化出来ると考えています。だから、今完璧でなくても不安を感じすぎることがなく、「これからだ」「こういうこともある」と今の状態を受け入れることが出来ます。
満たされた気持ちは表情や行動にも表れています。


不幸な人

  • 持っていないものや、足りないことに意識を向けている

  • 変えられない過去の出来事や、起こってもいない未来のことを考え、今に意識が向きにくい

  • 幸せの基準は、常に自分でない何か(一般論、他者)

  • 完璧主義、白黒思考

  • 口癖は「私ばかり」「私はいつもこうだ」「こうあるべきなのに、私にはない」「(相手が)~してくれない」「~があれば幸せなのに」

  • 性格や能力は生まれ持ったもので、今後も変わることはないという固定思考

不幸な人は、持っていないものや足りないことに意識が向いており、自分が今持っているものには意識が向きにくい傾向があります。理想に対して「まだ足りない」「もっとこうであったらいいのに」という気持ちは、努力することに繋がり、成果を生むというメリットもありますが、足りないところを追い続けていては充足感を感じられず、いつかは疲弊してしまいそうです。
また、「相手がこうしてくれたら私は幸せ」「一般的にこれが幸せといわれているから、そうでない私は不幸」と、幸も不幸も自分でない何かに依存していると、思い通りにならないため幸せを感じにくいです。
さらに、「今」に意識が向けられない人の中には、「過去の後悔」「未来への不安」で頭がいっぱいな人がいます。後悔したことを今に生かしたり、今後起こり得るリスクに今対策を立てるなど、今に向き直し行動を起こすことに切り替えられれば良いのですが、切り替えられず頭からそれが離れなければ、夜眠れなくなるなど心の健康にも影響がでてくるかもしれません。
最後に、不幸な人は、性格や能力は生まれ持ったものであり、今後も変わらないと考えがちです。人は自分のコントロールできない事に対して強くストレスを感じると言われていますが、「自分はもともとこういう人間だから、変えることは出来ない」と考えていると、自分自身を自分で変えられないので、自己肯定感が低く、自分に自信が持てません。
このように不安な気持ちや、自分に自信が持てないという気持ちは、表情や行動にも表れてきます。


捉え方次第で、見える世界は変わり感じ方も変わる

下を見ればアスファルトでも、上を見れば青空が広がっているように、どこに目を向けるかで景色は変わります。
つまり、身に降りかかる出来事は変えられなくても、それをどう捉えるのか、どう受け止めるのかは自分で決めることが出来るということです。
本来、物事に幸も不幸もありません。繰り返しますが、自分の捉え方次第なのです。

今辛くて悩んでいる人、自分は不幸な人生だと悲しい思いをしている人がいるのなら、これをお伝えしたいです。
「大丈夫、あなたが幸せかどうかは、何を持っているかや出来事ではありません。あなたの捉え方次第でこれからどうにでも変えていくことが出来ますよ」


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