安心と不安のバランスと、背水の陣
こんにちは。てぃろです。
最近インプットが足りないなぁと思っていた。
「インプット」というのはたぶんエンジニア用語だと思うが、要するに勉強が足りないという意味だ。
アウトプットは非常に大事なのだが、ここ2年ほどはアウトプットばかりしてきているような気がする。つまり、経験値という貯金を取り崩しているだけのような気がするのだ。
厳密にはそれは気のせいで、技術ブログが書けている通り新たな技術を習得したりしているので、インプットを全くしていないということはない。
それでも最近特にインプットが足りないという衝動に駆られる。
それはおそらく自分が全く新しい環境に飛び込んで、新しい分野に触れているからなんだろう。
そりゃ知らないことだらけだし、周囲に自分より優秀と思える人がいるのは当たり前だ。
それでも、10年のエンジニア経験を頼りにうまく仕事をできてしまう部分がある。それでも、何かが劣っている気もする。今までの経験が間違っていなかったと安心する一方で、追いつけていない焦燥感でひどく不安になる瞬間がある。
追い打ちをかけるように、担当したことのないポジションを与えられ、それも今まで扱ったことがほとんどない技術分野ときたもんだから不安で仕方がない。
この不安を解消するには、インプットを多くするしかないんだろう。
幸い年末というのは、エンジニアにとっては勉強の季節。そう、たくさんのカンファレンスが目白押しなのだ。
ピンチの中にチャンスあり。
このチャンスをものにして、ワンランクもツーランクも成長する。
そのために異動したと言っても過言ではない。ようやく異動した目的が達せられる安心とともにうまくやれるかという不安。
どちらかというとネガティブ思考な精神性なので、内心気が気ではないところがあるのだけれど、やらなきゃ死ぬだけなのだ。
背水の陣である。
もしかしたら「背水の陣」というのは実は自分の座右の銘かもしれない。
今までもずっとやれるだけのことをやって、これでどうにもならなかったらもうどうしようもない。と開き直っている。ある意味で死に物狂いなのだ。
もともとの故事からくる意味合いとは違うかもしれないが、私にとっては毎回が立派な背水の陣。
今回もインプットをしまくらなきゃ、成長できなくて落ちぶれていくだけなのだ。
こうして書き物をすることは思考の整理やノウハウを溜めるためにも本当に大事なことだけど、インプットをもっと多くすることが今の自分にとってバランスが取れたやり方なのだろう。
インプットとアウトプットのバランス。
安心と不安のバランス。
時と場合によって違うけれども、いつもこのバランスを見定めて自分の行動を決めている。
今は大量インプットが必要だ。
ここからは、背水の陣。
技術ブログもやってます。開発のノウハウはこちら。
いつも記事を読んでいただいてありがとうございます。少しでもあなたの人生にプラスになる話ができているとうれしいです。