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【寒冷地】ワンオペでも安心…乳児のお風呂の入れ方と寝るときの服装、悩みに悩んで行き着いた先

筆者プロフィール:
第一子である娘を7月に出産し、日々模索しまくっている新米母。古民家の自宅でゲストハウスをしながら「自分たちにとっての心地よさ」を夫と探究している。出身は夫婦ともに関東で、移住先の長野で娘と迎える初めての極寒の冬に怯えながらも、楽しく暮らしている。

冬は長く辛いが、季節の移り変わりが本当に美しいこの谷が大好きだ。

昨晩、寝ていたら加湿器が突然「バリバリ!」という音を立てて暴れ始めた。隣で寝ていた娘もビクッとする大きな音。寝ぼけながらも慌てて、加湿器の電源を切る。明け方、加湿器をみてみると、案の定水が凍っていた。(いよいよ、この時期がきたか…タメイキ)

ここ、長野県の私が住んでいる地域は、とても寒い。私自身は、4年前に関東から引っ越してきたが、寒さに対する免疫は初心者に毛が生えたくらいである。寒いのは本当に辛い。

娘は幸いにも夏生まれだったので、少しずつ育児に慣れてきた頃に冬になってとても助かった。とはいえ、極寒の今の季節、彼女はまだこの世に現れてから半年。まだまだ乳児だ。
初めての子育て、そしてこの極寒地で冬を越すために、周りの子育てのセンパイ方から貴重な情報やモノをいただいた。足を向けて寝られない。

我が家でもあれこれ試してみた結果、今のところ自分たちにとってベストだと思って実践するルーティンができた。あくまでも我が家式、そして生後3ヶ月頃からの実戦なので参考になるかわからないが、備忘録として残したい。
寒さになれない土地で子育てに励む新米ママパパたちに少しでも意味があったら嬉しいし、もっと良い方法があったらぜひ、教えてほしい…です!

ではまず、偉大なセンパイから頂いた、最強のお風呂のお供を紹介したい。
まずは、これ!!
リッチェル Richell ひんやりしないおふろマットR 新生児~6カ月頃まで

これはとても使いやすい。水平に赤ちゃんを寝かすことができ、首の座っていない赤ちゃんでも安心して洗いづらいシワの部分やお尻もきちんと洗うことができる。新生児の頃、赤ちゃんが思いの外、重いのとグニャグニャしてて、身体がうまく洗えないのが悩みだった。しかーし、これを使ってからは、安心して洗えるように。

次は、これ!!!
ベビーバス(割となんでも良いと思います)

新生児のうちは、ベビーバスを使われる方が多いと思う。むしろ2ヶ月目以降や首が座るまでしか使わず、一瞬しか使わないことからレンタルされる方もいるのではないだろうか。だが…我が家では、半年になった今も愛用させていただいている…。

赤ちゃんと一緒にお風呂に入る時間は、肌と肌が触れ合う大切な時間…ではあると思うのだが、我が家のお風呂は、親が先に入っている間に子どもを脱衣所で寝かしておくことができないくらい寒い。本当に寒い。

脱衣所に暖房をつけてはいるものの、お風呂自体が寒すぎて、大人もゆっくり湯船につからなければ風邪をひくし(子ども用にお風呂の温度を低めにしたら、大人がとてもしんどい)そんな寒いところで、子どもを待たせているわけにはいかない。そんな理由から子どもと別々に入り、その分ゆっくり洗って温めてあげる、という選択をとった。

カランのお湯を触って湯加減を確かめる娘の姿は、まるで温泉に入るおじさん

最初は、もうこの時期になったら普通は子どもと一緒に入るよね…という罪悪感が少しあったが、この方が私自身が夫がいない時でもワンオペで安心してお風呂に入れることができたし、私自身も風邪を引かずにすんだ。

さらにニッチで、需要があるかわからないがお風呂に入れるまでの、我が家のルーティンを紹介したい。

  1. 寝室の暖房と加湿器をつける

  2. 脱衣所の暖房をつける

  3. ベビーベッド(布団)に新しい洋服を一式用意する

  4. 浴室のカランでベビーバスにお湯をはる

まずうちは便秘っこなので、お風呂に入る前に毎日、綿棒かんちょう(我が家での通称:うんちチャレンジ)をする。その間に、寝室と脱衣所を温め、さらにベビーバスにお湯を張り、溢れたお湯をお風呂マットが受け止め、浴室全体が蒸気で温まっていく。

うんちが無事でた後(だいたい5〜10分くらい)服を脱がせ、浴室にダッシュする。そのままお風呂マットに寝かせ、ベビーバスにたまったお湯を手桶を使い、お尻を洗う。手桶で身体が冷えないように流しながら、身体を流していく。ちなみに娘は乾燥肌で私自身もアトピー持ちなので、すごく汚れていない限りは、石鹸はつけずにしっかりとお湯だけで洗い流していく。

その後、身体が冷える前に、ベビーバスにそっとダイブさせる。手足が温まる頃(5分-10分くらい?)に外に出して、急いでタオルでくるみ、そのままリビングまでダッシュ。

身体を拭いたら、ボディクリームを念入りにつけて、服を着させる。今の時代は肌トラブル回避のためには、とにかく保湿!と言われるようだ。ちなみに、我が家では色々試した上、赤ちゃんにも使えて保湿力が高く、コスパの良いCetaphil:(コストコでも販売してます)を身体に、顔にはpigeonのベビークリームを使っております。敏感肌でも使えるし、しっとり保湿されるので母娘一緒に塗り塗り。

洋服だが、寝るときにはこんな感じの服を着させている。
(あくまでも厚さの参考までに、ユニクロのものを載せてみた)

カバーオールだと、ボタンが多いのがめんどくさい。上下セパレートの時もあります。
柄ばっかで恥ずかしい…!


1.ボディスーツ (夏の間はずっと肌着だったが、首が座ってから、この被る形にした)
2.コットンカバーオール
3.キルトカバーオール
4.フリースカバーオール (スリーパー代わり。2枚持って、寝るときと外出時に分けている)


え〜〜こんなに着させるの、と引かれそうな気がするが、色々試した結果こうなってしまった…。というのは、赤ちゃんは寝ている間に窒息してはいけないので、厚い布団をかけられない。だからこれより薄着だと、夜中に寒くてより頻繁に起きてしまうのだ。また手足が冷えてしもやけみたいになってしまうので、大きめのもので手足がうっすら隠れるくらいのものを着させている。

※赤ちゃんの厚着は、SIDS(乳幼児突然死症候群)につながるという話も聞いたことがあるので、成長過程に合わせて少しずつご自身に合うものを試していただくのが良いと思います…夏生まれで、3ヶ月頃から冬を迎えた子どもを持つ私たちも模索中です…

暖房は、付けっ放しが苦手なので石油ストーブでお風呂に入る前に温めて、寝るときにはタイマーで消えるようにしている。
センパイ方から聞いたオススメの暖房器具についてはこちら👇
(他にいいものがあったらぜひ教えてください🙌!!)

サンルミエ・エクストラ7
こちらは、赤外線だから空気が乾燥しづらく、まためっちゃ暖かくなるので、これだけで半袖で過ごせているという噂…本当なのか…
ちなみに、私はこの情報を聞いてからケチって、ランクが下のサンルミエキュートにしたらほんのり暖かいけれど、これひとつでは無理でした…ケチらなければよかった…もしかしたらエクストラを買っていたら、上記ほど厚着をさせなくて良かったのかもしれない。

エアコン
我が家は古民家で設備と予算的に導入を諦めましたが、これが一番温度設定ができて良いのでしょうね…。でも個人的には付けっ放しだととても乾燥するので、ホテルなどでも苦手でもあります。

あとは、加湿器は大人も子どももマストですね…
授乳している私も、乾燥に弱い娘も喉が乾いて、お互いに何度も起きてしまっていた…。

実家が関東なので、たまに帰るのだが、関東の冬は比較的過ごしやすいように感じる。関東だと、1,2もしくは1-3のみで寝かせている。
1.ボディスーツ (首が座ってから、この形にした)
2.コットンカバーオール
3.キルトカバーオール

寒冷地の冬は本当に厳しい…

改めてニッチな情報だと感じるし、私たちもこれが正解だとは思っていないのだが、意外とこういう情報って手に入らなかったような…

トイレとか洗濯機が凍っちゃって使えなくなるような極寒冷地に住んでいて、家が古くて寒くて、子どもとどうやって冬を乗り切ったらいいの…と絶望している人たちと、情報共有をお互いにできたら嬉しいです…(笑)

ニッチすぎる情報だけど、いいよね!という情報は意外とあると思います。
子どもがいる家庭が1週間、我が家に滞在してくれた際に、子どもの寝かしつけ方法から遊び方まで、暮らしを通して体感することもあると知りました。

私たちも学びたいし、私たちのローカルでの暮らしが少しでも参考になればと思い、私たちの古民家で親子づれの「試住体験」(暮らしを試してみる)ができるように、計画中です!また記事にかけたらいいな〜!

それでは、寒い冬でも楽しく健康に皆さんが過ごせますように!(私たちも!)

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