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バイアス無く人々が認めあえる社会をつくるために、今、そして今後行うこと

はじめに

今回はプロジェクト終了後に参加者である熊本大学法学部4年の山内佳奈さんにインタビューに行って参りました。前回の記事を読みたい方はこちらのリンクから飛んでください。インタビューは運営の下川が行いました。


1か月間での変化

(下川)
Thirdworks Project 1か月間お疲れ様でした。今回は事後インタビューということで3月12日の成果報告で発表していただいた内容を基に深堀りさせていただきます。

1か月前は、長期的な目標として多文化共生の促進、外交人労働者の受け入れ促進と言っていましたが、メンターと1か月間の壁打ち等行うなかで変化はありましたか?

(山内)
1か月前のインタビューではライフミッションがキーワードになっていたと思うんですけど、自分の中でライフミッションというものを掲げることができていないなとわかって、壁打ちをどんどんしていきました。その中で、「なぜ私が外国人労働者を受け入れないといけないのか、その課題を持ったきっかけだったり、どこにフォーカスして課題を解決していきたいのか」という点においてより具体化されていったということに関しては変化がありました。

(下川)
実際にライフミッションが解像度高く見えてきたということで、どういったライフミッションを掲げるようになったのか教えていただけますでしょうか。

(山内)
バイアス無く人々が認めあえる社会をつくる”ですね。もっとこれからアップデートしていくべきだと思っています。新たに自分が研究していく中で、さらに別の課題が見えてきて、その課題に対して自分のライフミッションをアップデートしていけたらと思います。


ライフミッションに向けた今後の活動

今後の活動(発表スライドより引用)

(下川)
ライフミッションの実現に向けて大学院留学をされるということですが、どういったことを留学中には行いたいと考えていますか。

(山内)
主に私は人事とコンサルティングを学びます。その中でも異文化社会におけるマネジメントを重点的に勉強しようと考えています。課外活動をやってみたいと思うんですけど、イギリスは1年で修士号を取得できるので、ぎちぎちに授業が詰められているんですよね。課外活動までに手を出すという余裕はないです。
この一年間は自分のインプットという所にフォーカスをしつつ、ディサテーション(Dissertation)というところでアウトプットの機会があるのでクロスカルチャルマネジメントを学びながら、日英比較をして、英国の多文化社会におけるマネジメントを日本式に還元しつつ、変革の人事制度を見つけていけたらと思っています。


(下川)
大学院卒業後は、人事という分野での就職を考えていますか。

(山内)
自分の今考えていることとしては、日本で就職してもいいかなと思っています。しかし、外国人労働者として働いた経験がこれからに活きてくるのかなと思っているので、可能であれば、イギリスで仕事を見つけて、自分自身外国人労働者として働いてみたいと考えています。
そこで働くことによって見えてくる課題は必ずあると思うので、そういったところを肌で感じながら経験を積んだ上で、日本に帰国し日本の人事制度に変革を起こせたらという野望を抱いています。


(下川)
イギリスで業種業態問わず、とりあえず外国人労働者として働く予定ですか。

(山内)
人事制度に対して何か提案をしているコンサルティング業界に務めることが理想ですね。何でも良いってわけではなく、高度人材として働きたいと考えています。


メンターがいることで学ぶことができたこと

(下川)
メンターの増田さんと1か月関わることで、増田さんがいることで学ぶことができたことを教えて下さい。

(山内)
まっすーがいたことによって圧倒的に行動力にインスパイアされました。私は学生だから行動できる幅が狭いと思っていた人間で、言い訳をしてしまっていました。まっすーと話していく中で、「学生だから何でもできるんだよ。地位や役職もない学生という身分の時に、何でも飛び込んで挑戦、行動していけるよ」と教えてくれました。自分が留学するまでに、多くの企業様にアポを取り、話を伺うという行動力につながりました。

それと問題解決力のスキルがとても優れていらっしゃると思いました。自分のライフミッションを掲げたり、研究計画書を考える上で、どこに問題意識を向けるかという点においてはまっすーの教えてくれたことが役に立ちました。課題マップを作成する際も、自分が見えていなかった知識や視点をまっすーが与えてくれるところがあったので、行動力と問題解決力に助けていただいきました。


(下川)
1点目の方で企業様とアポ取れているということでしたが、具体的にどういった業種なのか、会ってみて何を伺う予定なのか教えていただけますか。

(山内)
企業様というのはダイバーシティ&インクルージョンを推進している企業をピックアップしてアポイントメントを取っています。聞きたい内容としては、私が研究している分野でいくと、研究している側は「外国人労働者をどんどん受け入れていこう」というスタンスなのに対して、企業側はコストをかけて人事改革したあげく、リターンを見込めるのかというところに不安を感じています。そこに外国人労働者を受け入れにくいという課題があるので、労働ダイバーシティを推進している会社にコストをかけて後に、どういったリターンが見込めるのかという点が一番聞きたいことになります。


(下川)
2つ目の方では、まっすーさんにロジカルシンキングの部分を教えていただいたとありますが、具体的には、問題解決におけるフレームワークのところを教えていただいたということですかね?

(山内)
問題解決のフレームワークに関して、私MECEとか全然知らなくて、、。ロジカルシンキングって聞いたことはあるけど、具体的にどうやるのとか、未知の分野でした。しかし、こうやって考えていけば、大学院に出願する際のパーソナルステイトメントとかすごく書きやすかっただろうなと思いっています。まっすーさんに早く会いたかったって思いました!


インプット量の増加

プロジェクトでの成果(発表スライドより引用)

(下川)
インプットの量の増加ということを成果としてスライドに記載されていますが、まっすーさんと会うまでがインプット量が100だとして、現在ではどのくらいまで増えたと感じますか?

(山内)
そうですね~。185くらいですかね。


(下川)
185!!1.85倍もですか!!

(山内)
自分の中で本当に行動力というところがキーワードになってて、大学院入学までの8か月間はとても重要だと思っていたけれど、中々動き出せていなかったので、動き出せている現状に85%アップした内の50%くらいは占めてて、先行研究や勉強する分野に関してのインプットに関しては従来行っていたので、グンっと伸びたわけではないけど、35%アップしました。


(下川)
これからもまっすーさんとは関係性続いていかれる感じですよね。

(山内)
そうですね!

(下川)
まっすーさんとは今後も問題解決に対するフレームワークのところを勉強していって、現状に85%上昇したインプット量をさらに伸ばしつつ、アウトプットも行いながら長期的な目標に向けて大学院留学を成功させた後に、またさらなるご活躍期待しています。

1か月間お疲れさまでした。

(山内)
ありがとうございました。


Thirdworks Project 運営 下川


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