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ライフミッションの確立と短期的目標の遂行

今回はThirdworks Project参加者である山内佳奈さんと増田奈保子さんにインタビューしたいと思います。インタビュアーは運営の下川が務めます。

自己紹介

(下川)簡単にお二人の自己紹介をお願いします。

山内佳奈さん

熊本大学法学部4年の山内佳奈と申します。大学1年生時に大学生訪韓団に参加して、若者がこれからの国家間の友好関係にどのように貢献できるのかについて異文化交流を通して議論しました、大学3年生からは交渉紛争解決学というゼミに入って、人と人との紛争状態に第三者が介入することの意義についてメディエーションという技法を通して勉強しました、卒業論文で外国人留学生の日本企業への就職についての論文を執筆したのですが、その時に企業における人事制度に興味を持ち、来年度からはイギリスのバース大学で人事とコンサルティングを学ぶ予定です。

増田奈保子さん

大阪大学医学部医学科4年の増田奈保子と申します。私は高校1年生の時にinochi WAKAZO Projectという医療系でアイデアソンから実行まで行う課題解決のプログラムに参加していました。そこでAEDの使用率を上げるという活動から救急医療を改善したいという思いのもと、現在では色々と活動しています。inochi WAKAZO Projectで大学3年時に代表を務め、今は半分OG半分メンバーという形で携わっていたり、新潟県の方で地域医療課題解決のプロジェクトを手伝っていたり、大阪大学の教室で救急搬送の論文を執筆しています。またNewsPicksのStudent Pickerで学生アンバサダーとしてNewsPicks上でコメントしたりしています。などなど楽しそうなことを楽しくやっています(笑)
U23サミットの時に下川さんと1~2時間話して仲良くなって今回誘っていただきました。よろしくお願いします。


現時点での目標とその目標に対して取り組んでいること

(下川)早速山内さんに対して質問ですが、今回のプロジェクトのゴールとして「自分の目標を明確にし、その目標に対して足りないものを補う」とありますが、現時点での目標は何かありますか。

(山内)
現時点で掲げている目標としては、大学院留学を成功させることです。漠然とした目標ですが、私の中での成功というのは「何一つ妥協しない」ということです。英語力に関してもそうですし、修士論文に関しても、自分のベストを尽くすために今自分のやるべきことに取り組んでいます。

(下川)大学院留学を成功させるという目標に向けて今活動していることはありますか。

(山内)
海外の大学院に進学するうえで、ネックになるのは英語力になると思います。その英語力を補うために朝晩30分ずつオンライン英会話をして常にアウトプットの機会をつくっています。IELTSが前回6.5しか取れなかったのでIELTS 7.0以上取るために、毎日IELTSの勉強を2時間以上行っています。

大学院ではビジネス系に進むのですが、私は法学部でビジネスの授業を受けたことがなく知識不足の状態なので、日本語のテキストを使ってマーケティング、経営、統計学を勉強しています。


メンターとしての関わり

(下川)山内さんは「目標に対して現在英語、マーケテイング、経営等の勉強を行っている」と言われました、今回メンター役である増田さんは主に医療の分野で広く活躍されていますが、どういった部分でサポートしていく予定ですか。

(増田)
今考えられるものとして3つあります。

1つ目は、今回の目標として大学院留学を成功させるというところで、それを詳しく定義してくれていますが、その先にある未来、ライフミッションとして何を持っているのか聞きたいなと思っています。全然途中で変わって良いし、アップデートしていくものだと思うんですけど、それをその都度、「自分って何がしたいの」、「どういう社会つくりたいの」、「自分のモチベーションって何」ってところを内省しながらやっていくと、未来の自分を見据えた上での今の自分の立ち位置を確立できるのではないかと思い、その点を掘り下げていきたいなと思いました。

2つ目は、英語を勉強されていてアウトプットもしっかりされているのはわかりましたが、英語以外に学習されていることに関してアウトプットを行っているのか気になりました。

3つ目は、1か月先のなりたい姿というものを具体的に達成できる形で言語化しておとしていきたいと思いました。


(下川)増田さんはこの1か月間山内さんのメンター役として、何を学んでいきたいですか。

(増田)
私が持っていないものをすごく持っているっていうのは感じていて、英語に対して真剣に取り組んでいることや、海外大学院に進学するということ、私自身も海外大学院を若干考えているのでその辺りを教えていただきたいです。

また人に伴走することで自分を客観視することができ、メンタリングしていく中で、分野限らず共通した言語化の仕方、議論の仕方、生き方等色々あると思いますが、そういったソフトの面もアップデートしていけたらと思います。


長期的な目標について

(下川)先ほど増田さんが言われたように、山内さんの短期的な目標は大学院留学を成功させることであるとわかりましたが、長期的な目標としてライフミッション等が現時点であれば教えてください。

(山内)
先ほど増田さんに言われて「自分のライフミッションって何だろう」って思ったので、漠然としか考えていなかった事に気づかされたんですけど、私自身、日本の多文化共生を推進したいという思いがあります。特に外国人労働者の受け入れを日本企業がさらに受け入れるべきだと思っていて、人事やコンサルティングを海外で学びたいと思ったのもそれがきっかけです。

叶えたい最終的な目標に関しては大きく言うと多文化共生の推進、細分化して言うなら外国人労働者の受け入れ促進なので、その分野で貢献したいと思っています。

(下川)ライフミッションを現時点で具体的に掲げるのは難しいと思うので、短期的な目標である大学院留学を成功させることを踏まえて、この1か月でさらに長期的な目標も明確にし、メンターである増田さんと一緒にステップアップしていただければと思います。
これでインタビューは以上になります。ありがとうございました。
3月12日は熊本でお会いできるのを楽しみにしております。

Thirdworks Project 運営 下川

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