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社長となって最初の1ヶ月を振り返る

社長と名乗っていないのですが、一般的に言うと「社長」という役割を担っているので、ここでは社長という言葉を使っています。
38歳で、予期せず社長になって見て、何を感じたのかを記載してみたいと思います。

ボトルネックにならない(でもなっている)

当たり前ですが、会社のメンバーから、何かと確認されることが多くなりました。忙しかったり、疲れていたりすると、【メールを後で見よう】、【相談事も後で考えよう】となりがちです。私自身がそれをすると、会社としてのスピードが遅くなるということ意識し、レビューの時間をとり、そこで決めきることを意識しています。
また、そもそもなるべく【任せる】ことを意識しています。このへんのさじ加減は、ずっと課題になる気がしています(そのうち、これだけで投稿してみようかな)

マーケットに刺さるものは何か?

いわゆるPMFというやつ。プロダクトも既にあるし、自分たちなりに「マーケットに課題があること」は確信しています。それでも、以下のような問を自問しています。

・その課題に対して我々のソリューションが正しいのか?
・そもそも、ユーザーはそれを課題だと思っているのか?
・プロダクトの説明をもっと簡単に刺さる内容にできないのか?
・捉えている課題の粒度が適切か?
・開発予定の機能の中で、優先順位は?

じっくり考えるべき? or とにかく行動すべき?

スタートアップは、とにかく挑戦回数を増やして、トライ&エラーを繰り返したほうがいいと思います。一方で、しっかり市場を分析したほうがいいんじゃないか?ユーザーの声をもっと聞いたほうがいいんじゃないか?と悩んだりします。そんな中、今の意思決定のポイントは以下の通り。

・明らかに状況が良くなると思うこと → すぐに行動する
・たぶん状況がよくなるはず&工数がかからない → すぐに行動
・たぶん状況がよくなるはず&工数がかかる → 工数の投資対効果を簡単に計算
・状況がよくなるかわからないけど面白そう → 5人くらいに話してみる

自分をさらけ出す

実は結構苦手です。営業などをやってきたので、わりと話す方なのですが、結構思っていることを言えなかったりします。
一方、当社は「オープン、率直なカルチャー」を目指しています。忖度や相手の気持ちを推し量ることは、美徳でもありますが、効率という観点では悪です。私自身が、思ったことを言わなかったり、正しいフィードバックをしないと、たぶんみんなはもっと「オープンに話さない」ようになるなと思います。なるべく、思ったことをいう。
メンバーは、「思いつきが多い、、、、」と困っているかもしれません。

仲間がいて本当に良かった

さっき【任せる】というキーワードが出てきましたが、信頼できるメンバーがいる前提です。もちろん、100%お互いを理解しているわけではないですが、1年以上苦楽をともにしてきた仲間と会社をたちあげできているので、そこは当社の強みかなと思います。
自分の考えが至らないことも指摘もしてくれるし、一緒に考えてくれるし、ありがたい限りです。

この1ヶ月は、Work with Joyを体現できているかなと思います。

2021年8月も駆け抜けます

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