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ブラジル人デザイナーが背中を押してくれたサービス構想

只今、サービスを目下リニューアル中です。
来週の10月8日ローンチを目標にエンジニアチームが、文字通り”昼夜を問わず”開発を進めてくれています。感謝で頭が上がりません。

今回の改定するにあたって、コンセプトというか、根底にある考えとして

仕事探しをもっと楽しくしたい

という思いがあります。私自身、今の会社を含めて6社の経験がございます。仕事探しをたくさん行ってきました。また、転職の相談を個人的に受け、転職媒体を運営することで、人の仕事探しも支援してきました。
そういった経験の中でも、自分自身の最初の転職は辛かったです。初めてで、職務経歴書もないし、面接も経験値が低い、

結果、お見送りもたくさんありました。

本業がある中での仕事探しが本当に大変でした。幸い、転職先でも充実した時間を過ごすことができました。でも、仕事探しってもっと楽しめないかなと思うのです。

相手とのやり取りや面接って、未来の仲間とのコミュニケーション

これが楽しめなければ、入社してからも楽しめないんじゃないかなと。。

”ぽくない”を目指す

上記のように考えて、今わたしたちは転職サイトっぽくないを目指しています。転職サイトというと自分の経歴や条件などを文字でたくさん入力して、登録に結構時間がかかります。正直がここがしんどいです。とはいえ、これを適当にやると仕事が見つからない。そこを少しでも軽減させたい、楽しめないか?というものです。具体的に画面案をお見せします。

スキル入力部分もクリックだけでできるように

ポップなアバターの選択
スカウトをもらう過程おいては、不特定多数の企業の方に見られます。選考過程でもない中で、写真を見せたくないひとも多くいます。アバターを用意しました。キャンペーンでイラスト無料作成チケットを限定で出すなども考えています。

転職活動はギブテク
スキル・経験を提供する代わりに、仕事、処遇を受け取ります。年収はわかりやすいですが、働きたかや開発環境など大事にしていることがあるはずです。ほんとうの意味でいい仕事につくために、自分の本音を表現できるようにが趣旨です。

また、このロボも話しかけてきます。ちょっとしたユーモアも持った可愛らしいロボになっています。

登録後のサイトも、自分自身を売り込むマイページになっています。文字だらけの履歴書でなく、いい感じに見られたいという気持ちになってくれたら良いなと思っています。もちろん、プロジェクトなどは文字をたくさん書くのですが、見た目がよいことで各モチベーションになればと考えています。
いいイメージがないので、ここでは表示できないのですが、、(私のページが完成後アップデートします)

”振り切ってみよう”と思ったカフェでのこと

これまでのサイトとは大きく変えました。このデザインや入力のUIもさることながら、項目も減らしました。
なんとなくこういった方向性を考えていたものの、やはり”捨てる”という決断はなかなかできません。人間には現状維持バイアスが備わっていますし、「変えて失敗したらどうしよう」という思いもあります。もっと言えば、メンバーへの負担を強いることになります。デザイン、開発はわかりやすいですが、マーケや営業も当然その変更による企画が必要でかなりの負担が発生します。それでもやるのか?ということを自問自答したり、メンバーと話したりします。

話が変わってしまうのですが、
当社のデザイナーはブラジル人です。日本語も少し話せますが、私は英語で会話をしています。ある日、彼とカフェにいってサービス変更についてディスカッションをしました。アメリカンなコーヒーを飲みながら。
冗談はさておき、
話していくと、彼のPCからこれまでデザインしてきたいろんなアイディアをどんどん飛び出してきました。入力がもっと楽になったり、遊び心のあるデザインなど。
それを見ながら1時間強ディスカッションをしました。
たぶん、少し興奮気味に。
一方で、冷静に状況を見ていました。

デザイナーにもアイディアがある。開発メンバーも絶対つくれる。
こういうメンバーがいるならできるんじゃないかな。

このディスカッションをきっかけに、楽しい転職サイトに振り切りました。

それでも挑戦は続きそう

本人の意思決定もできたし、メンバーも理解してくれている(はず笑)。
それでも、ユーザーの皆様が面白いと思ってくれるかはまたは別の話。僕ら自身が、内輪の興奮状態かもしれない。それでも、まずは信じてやってみる。

だめなら、振り返りをしつつ次に挑戦する。

もし、面白いと思ってくれる人がいた場合には、もっと面白くできるようにする。

どっちにしろ、私達のような始めたばかりのスタートアップの厳しくとも楽しい挑戦が続きそう

#あの会話をきっかけに

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