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会議で”うまく発言できない”理由と対策を考える

会議で、

「言いたいことがあるのになかなか発言できないこと」

ってありませんか?

欧米では、「会議で喋らないといる意味がない」と評されると言われています。日本でも、コンサルティング業界は割とそれに近いノリがあります。

そんな事言われても、うまく話せないって人多いと思います。

私もそんな一人でした。

自分自身の経験を踏まえと、以下の4つが原因があると思います(他にもあるはず)。

①(なんとなく言いたいことがあるが)考えがまとまらない

②話をするタイミングを逃す

③馬鹿だと思われたくないという強迫観念

④そもそも理解していない

それぞれどうやって克服できるか、書いてみようと思います。

①(なんとなく言いたいことがあるが)考えがまとまらない

今の議題に対して、意見があったり、言いたいことはある。

でも、どうやって話そう。

こう話したほうがいいかな?

うーん、なんかうまく話せそうにないな。

みたいな一人で考えていることありませんか?私もそういうことしょちゅうありましたし、今もそんな時あります(稀に)。
この対策ですが、意見と事実を分けることです。以前も書いたような気がしますが、

意見:割引キャンペーンをやらない方がいい

事実:自分の単とするお客さんの8割は、「価格が安くても追加で購入しない。必要なときに買う」と言っている

という型です。
この型で話せないかを、考えてみるとサクッと言いたいことがまとまります

②話をするタイミングを逃す

話したいことはある。

この人の発言が終わったら話そう。

よし、終わった!

あっ今度はBさんが話し始めた。

長すぎて議題が変わってしまった。

みたいに、打席に立てずに終わってしまったようケース。これもよくあります。

どうカットインすればいいだろうかと悩みますよね。

上手いタイミングで話せるようになるのは、経験に基づく絶妙のタイミングがベストです。
ただ、それを掴むためには時間がかかります。それまでの間にやることしては、フライングするか後出しするかしかないと思います。

フライングは、発言者が喋っているところで、
「すみません。それって・・」とか、
「確かに、でも・・・」
みたいな感じです。
仮に、相手が更に喋りたそうなら、「あっごめんなさい。遮って」と言う。

後出しはというと、他の人が喋りだしたなってもかぶせちゃう。
「あっごめんなさい。どうぞ」
といって一旦譲ったとしても、貴方も発言したいんだなと周りに気づかせることができます。そうやって自分の発言ターンをつくる。

私自身意識的にやっているわけではないのですが、
会議中に「遮ってごめんなさい」ってちょくちょく言っています。

見方を変えると嫌なやつですね・・・でもそうでもしないと、会議ってなかなか発言できないものです

③馬鹿だと思われたくないという強迫観念

言いたいことはまとまっている。

でも、これってくだらないアイディアじゃない?

上司に馬鹿だと思われない?

変なこといっているやつって思われない?

みたいなパターン。
これは、経験値にもよりますが、若い人ならとりあえず言っちゃいましょう。ことわざにも

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

とあります。自ら話すと、それに対するフィードバックを聞くことになります。仮に、「トンチンカンなアイディア」と言われたとしても、それがそのビジネスにおいてトンチンカンだということがわかっただけマシです。
例えば、新卒研修などでその恥を書いたとしたら、
絶対に忘れないですよね。
周りで聞いている人の8割は忘れています。

④そもそも理解していない

私自身、入社したとき、転職したときなどそうでした。会議に出ても、背景などがわからず意見が言えなかったことが多かったです。もっと言えば、外資に入ったときは、英語がわからないから言っていることチンプンカンプンということもありました。。。

これについては、一生懸命勉強する、頑張って追いつくしかありません。
相手の言っていることがわからなかったら発言もできません。

ただ、経験値が増えてくると発言するネタも話し方も引き出しが増えてくるので、未知な部分があっても発言できたりします。

また、「まだ不勉強な状況ですが、お話を聞く限り私の理解では◯◯です。そうすると●●です」と言い訳がましく(笑)、発言することもできます。

会議では沈黙は金はレアケース

べらべらと言い訳するくらいなら、沈黙のほうがマシですが、

会議に出席するなら、発言して、それに対する周りの反応をもらったほうが、組織貢献という観点、自身の成長においても絶対プラス

まず、会議に望む前に今日は◯回発言するぞと決めて、臨んでみてはいかがでしょうか?

それでは、良い週末を。

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