普通の人っているのかな?──Think Out!022レポート
普段会わないような人と、普段考えないような問いについて対話をしながら考える「頭のワークアウト Think Out!」。2021年4月25日(日)に行われた第21回(テーマ:普通)のレポートを、参加者のライさんが書いてくださいました。普段の思考とThink Out!での思考を比較したライさんのレポート、ぜひ、ご覧ください。
こんにちは。今回は参加者のライがレポートをお送りいたします。
ユニークな方とユニークなテーマでお話しできて面白いので、私はこれまでも何度か「Think Out!」に参加させて頂いています。
今回、私は「普通の人っているのかな?」という問いを持っていきました。話してみて、自分は普通ではないと感じている方が多いのかな?という印象でした。そもそも普通という言葉の意味、視点、場面などによっても多様な答え方があるとも思いました。
さて、参加後にふと自分の思考とThink Out!おける思考の比較を考えてみました。
自分の思考が、気が向いたときに、あるいは突然に始まるのに対して、Think Out!は決まった時間に始まります。その他ルールが色々あります。さあ対話を始めましょうというときにすぐに話し始める人は少なく、大体いつも遠慮がちに始まりますが、一度始まると止まりにくく、脱線しにくく、止まったときのリスタートも早いです。
私はこの文章を書いていて、何度も1分以上止まりましたし、昨日のコロナの感染者数はどうだったかなと脱線したり、ここまでの文章を振り返って方向性や落としどころを考え直したり、ピーヒョロリンと口笛を吹いたりもしているのですが、それと比べると恐るべき集中力・真面目さ・アイデアの豊富さ、それらが重なることによる推進力。
まとまらずに話が拡散していくことが多いような気もしますが、それは対話が終わった後に持ち帰った気付きを自分で思考体系の中に位置づけられるように考えるべきなのかなと思いました。
これからもThink Out!の思考の良いところもときどきお借りして、自分の思考を発展させていきたい。また誰かの役に立てていきたいと思っています。皆さま、よろしくお願いします。
これを読んでくださった未参加の方とお話しできることも、楽しみにしております。
ライさんのレポート、いかがでしたでしょうか。ご興味持たれた方はぜひ、次回、5月23日(日)開催のThink Out!(テーマ:(未定))にお越しください。運営メンバー一同、お待ちしております。詳細・お申し込みはこちらから。
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