認知症介護日記40 「Where has the nappy gone?」

Good evening everyone, this is Fred.

こんばんは、Fredです。
今日のタイトルはあえて英語で書きました。
タイトルの意味は「おむつはどこに行ったの?」です。

ちなみにおむつはイギリス英語でNappy、アメリカ英語ではDiaperと言います。

先ほどは大変でしたよ…
デイから帰宅した後、祖母はいつも通り家の中を用がないのにウロウロしているかと思えば、目を離した隙に片手にはNappyを持っているではありませんか…

どうやら先日投稿した「たわんところ」から、背が届かないはずなのに何かしらの方法を使ってNappyをゲットしたようです。

僕「ばあちゃん、なんで手におむつを持ってるの?」
祖母「(漏らしたから)履き替えるの!」

まあ、既にNappyを手にしている時点で何があったのか察しましたが…

ここからが大変です。

Nappyを履き替える必要があるのに、なぜか祖母はトイレではなく、キッチン裏の物置に向かって行きます。

僕に見られたくないのはわかるのですが、物置には椅子がありません。
僕は祖母が若者のように立ったまま脱ぎ履きができないことを知っていますし、
もし汚れたお尻で物置の床に座るとなると本当に困ります。

なので僕は優しく諭すように、座って脱ぎ履きができるトイレに誘おうとするのですが…

諭すたびに「違うっちゃ!(違うってば!)」と言うだけで話が一向に進みませんでした。

このような場面でいつも思うのが、「我が家に女性がいればな…」と言うこと。
プライドが高い祖母の下事情を、孫息子である僕が関われない状況にこれまで何度も遭遇し、しょうがない、と言い聞かせてきたものか。

「もう、どうにでなれ!」と、後ほど床掃除をすることを覚悟していたのですが、少しすると祖母が考えを改めてトイレに行ったので床掃除は回避しました。

安心したのは束の間、新たな問題が発生しました。
汚れているはずのNappyが行方不明なのです。

祖母が物置からトイレに行く際になぜか祖母は下を露出している状態です。
祖母がトイレにいる間に僕は汚れているNappyを探したのですが、見つからないのです。

今祖母が落ち着いてテレビを見ている間に物置に行って探すとなると、その間祖母の様子を見ることができませんし、祖母のプライドを傷つけてしまう恐れがあります。あとで父が帰宅して2人体制になったら、ゆっくり探そうと思います。

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