ANN0に出演決定のスタンダップコーギーを直撃!これを機に奥村がTwitter再開!
今回は奥村うどんさんと三森大輔さんによるコンビ、スタンダップコーギーさんをインタビューしてきました。2019年の活動の振り返りや12月28日(土)に放送される『スタンダップコーギーのオールナイトニッポン0(ZERO)』に向けた意気込みを伺ってきました。
2019年は緊張の連続だった
立川:2019年は『アメトーーク!』や『有田ジェネレーション』などに出演されていましたが、まずは今年仕事で緊張した場面や、やらかしたエピソードを教えてください。確認ですが奥村さんのあのキャラは素ですよね?
奥村:そうですね、あれを演技でやってたら僕は俳優になれると思います(笑)今年はテレビに何回か出させてもらって、ずっと緊張の連続でした。やらかしたと言えば、『アメトーーク!』で前列に座ってる方のお茶を2回もこぼしちゃいました。ちょうど僕の足元にあるので、結構あるあるみたいなんですけど、麒麟・川島さんのフリップがびしゃびしゃになっちゃったんですよ。1番緊張したのは『アメトーーク!』ですね。
それと同じくらい緊張したのが『オールナイトニッポン0(ZERO)~決戦!お笑い有楽城~』。ライブにしては今までやったことないジャンルすぎたし、お客さんがマジックミラーみたいなので見てるし、かなり緊張しました。
立川:『有楽城』では優勝されてましたが、勝算はありましたか?お笑い有楽城自体ちょっとリニューアルしましたもんね。以前はネタをやってましたけど、今年からはラジオ形式でトーク力を競う大会で。
三森:なかったので、とりあえず自分たちらしくやろうって感じでした。
奥村:トークライブもやってこなかったし、僕ら的には上出来だなって思いました。しかも決勝で尺が倍になっても1位になれたので。その決勝にいたのがコマンダンテさんとブリキカラスで、どう考えてもコマンダンテさんだろうと思ってたからびっくりしました。
立川:優勝特典として単発パーソナリティ権を獲得されてましたが、ラジオはどんな風にしたいですか?
奥村:嬉しいんですけど実際1時間半は怖いと思ってます(笑)番組ではパーソナルな部分を出していきたいです。僕のイメージだと知らない人が聴いたら相方の方に興味を持つと思うので、それに交えて僕の経歴とか話せたらいいなと。
立川:結構リアクション芸が多くなるイメージがあります。リスナーでまったく初めて聴く人でも、うどんさんをイジればいいんだみたいな流れができるかなと。
奥村:ハガキ職人から芸人になるとか作家さんになるとかも多いので、ラジオリスナーさんって僕の中でセンスの塊の集団だと思ってて、めちゃくちゃ怖いんですよ。ボケられてトンチンカンな感じで返したら嫌われちゃうんじゃないかって、そういうセンスとか無縁で今まで芸人をやってきたのですごいドキドキしてます。
家の鍵を掛けない生活
立川:奥村さんは三四郎の小宮さんと仲良いじゃないですか。ラジオのことでアドバイスもらったりしてるんですか?
奥村:小宮さんとは10年弱くらいの付き合いがありますね。ラジオはこうやった方がいいというより、準備した方が良い感じになるんじゃないみたいなことは言ってもらいました。
立川:小宮さんとはどうやって仲良くなったんですか?
奥村:ライブの打ち上げで喋ったときに家がめっちゃ近いじゃんって言われたのがきっかけです。僕の家がたまり場みたいになってた時期もあります。
僕は家の鍵を掛けずに暮らしてるんですけど、ちょうど家の鍵掛けなくなった頃からよく遊ぶようになったので、夜勤バイトが終わって朝帰ったら普通に小宮さんがいて「おかえり」「おかえりじゃないっすよ」みたいなやり取りをしたり。
立川:え?なんで鍵掛けてないんですか?
奥村:鍵を何度もなくしちゃって、大家さんに怒られるんじゃないかと思って怖くて言えなかったんです。でも鍵を掛けなくても家に誰か入った形跡もないし、意外に大丈夫そうなので鍵を掛けるという習慣が消えてしまいました。
立川:タレントさんの怖い話で、パンサー向井さんが家に入られたというエピソードが思い浮かんだんですけど…
奥村:事務所の先輩にも鍵を掛けてないことを知られてて、僕がいない間に内緒で部屋を模様替えされたことがあります。それはめちゃくちゃ怖かったです。何も取られてないのに全部模様替えされてて、「運気の変わる部屋に変えときました」と連絡がきました(笑)
立川:普通に防犯面とか危ないですよ…作家云々でなく、人としてのアドバイスなんですけど(笑)
奥村:同居人がオリックスファンで、オリックスグッズを大量に集めてたりとかするので、盗まれたくないということで、今鍵を作る話をしてます。
坂本:鍵を掛けてないことは公表してるんですか?
奥村:ライブで言うときもあります。大体びっくりされますね。でもモグライダーのともしげさんが僕のエピソードに感化されて一時期鍵かけなかったっていう謎のエピソードがあります(笑)
立川:なんで共鳴し合ってるんですか(笑)
奥村:あるならかければいいのにと思って(笑)、今は多分掛けてると思うんですけど、「半年前くらいからやってないんだよ」って言ってました。
『ロンハーAbema TV』を振り返る
立川:突っ込んだ話なんですけど、奥村さんは『ロンハーAbema TV』でバツイチ子持ちを暴露されてましたよね。離婚までの経緯を簡単に聞かせてください。
奥村:お付き合いを始めたのが22歳くらいで、結婚したのが23歳。離婚したのは今のコンビで今の事務所入る1ヶ月くらい前だから、2015年の8月ですね。
立川:三森さんは率直にどうでした?僕は元々スタンダップコーギーさんを知ってたので普通に驚きました。
三森:僕も驚いて処理が追いつかなかったんですけど、言われてみれば子どもがいるような雰囲気の発言してたなとか、異様に赤ちゃんを抱っこするのが上手だなとかあったので、辻褄が合った感じでした。
奥村:言えなくて無意識にフラストレーションがあったのかもしれないですね。ガス抜きとしてちょっと言ってみたりしてました。宝くじで上位入賞した人の気持ちってこんな感じなのかなと思いました(笑)
三森:奥村さんの中で勝手に作ったルールで、マセキのユース組(いわゆる仮所属組のこと)は結婚してたら落とされちゃうイメージがあったらしくて言えなかったみたいです。
奥村:これから事務所に入って頑張って売れましょうってときに所帯を持ってるとすぐに辞めちゃうんじゃないかと思われるじゃないですか。だから言わずに入って、そこから言う機会をずっと伺ってたところをAbemaさんに先に知られた感じです。
三森:今思えば離婚したのも遠回しに知らされてたんですよ。M-1の1回戦の前日に「彼女と別れた」と言ってて、あれが実は離婚だったんだみたいな。さらっと話してたけど相当でかいイベントが起きてたんだなと思いました。
立川:元奥さんとはもうやりとりしてないんですか?
奥村:マネージャーから連絡取れるなら確認しとけよと言われて、放送前に一応連絡しました。「こちらの情報が出ないなら全然いいですよ」と、とてもあたたかい対応でした。
立川:お子さんとは定期的に会ってるんですか?
奥村:いや、子どもがかわいすぎてお笑いやめちゃいそうだなと思ったので、会わないって選択肢を選びました。苦渋の選択でしたけどね。月1で会ってたら、ちゃんと働くからもう一度やり直そうってなるかもしれないじゃないですか。事務所に入り直したいという蘇生心もあったので、お笑いを頑張る道を選びました。
三森、趣味を語る
立川:三森さんはYouTubeで『クワカブの部屋』をやられてますが、クワガタ、カブトムシの維持費はどれくらいかかってるんですか?
三森:虫好きの芸人と借りてる昆虫の家があるんですけど、それとか餌代、電気代とかも維持費として考えたら安くて4万、高いと10万くらいです。
立川:そもそも昆虫はいつから好きなんですか?
三森:小学校1年生の頃からずっと好きで、祖父の家に行く理由は、ミヤマクワガタっていう標高の高い場所にいる虫が取れるからでした。もう20年くらいはずっと好きですね。
立川:では昆虫にお金かけてるなって感じたのは何歳くらいのときですか?
三森:小4のときに繁殖させるために産卵セットを買ってもらって、そこから幼虫がとれて幼虫用の餌とか、そういうのをお小遣いとかお年玉を貯めて買ってましたね。なのでクワガタにお金をかけることはあまり抵抗がないです。
立川:YouTubeチャンネル自体は再生回数が多いものもありますが、それが結構収入になってたりしますか?
三森:後輩の芸人に編集をお願いしてるんですけど、その拘束時間とか考えたら割りに合わないなと思います。もうちょっと再生回数が伸びればいいけど、現状はまったく追いついてないですね。
立川:そうなんですね。芸人さんでは誰と仲が良いですか?
三森:後輩の方が多いですけど先輩だったらパーパーの星野さん。最寄駅が同じなので、ライブが一緒になったら一緒に帰るし、ご飯食べたりします。あとは野球観戦とか、魚を捌いて後輩に食べてくれっていうか。
立川:捌くのはどの魚がいいんですか?
三森:捌いてて楽しいのは断然ブリ。捌いたら満足というか、確実に1人分の量じゃないのでたくさん食べてくれそうな後輩を呼んだりします。
坂本:ブリは自分で釣るんですか?
三森:釣りは好きなんですけど、下手なのでネット販売で買ってます。水揚げした翌日に届くんですよ。結構大きいのが好きなので10キロくらいで20人分くらい。それ用の大きい冷凍庫も買いました。
YouTubeで見てかっこいいなと思ったのがハマったきっかけなんですけど、包丁もかっこいいんですよ。現代の日本刀みたいで、魚によって種類が違うんです。どんどん刃こぼれするのでそれを研いで切れ味がよくなるのも楽しいですし、きれいに捌いた時が1番嬉しいですね。包丁で背骨に綺麗に当たってる音がすごく良い。音フェチみたいな部分はあるかもしれませんね。何の話してるんだろうって感じなんですけど(笑)
坂本:ライブでブリ捌くのどうですか?
三森:赤もみじの阪田がパン作りが趣味なので、彼とどこかでコラボできたらいいなと思います。あっちは覚えてるかわからないですけど(笑)
奥村、約束通りTwitter再開
立川:では来年の目標をお聞かせください。
奥村:今年はテレビちょこちょこ出させていただいたので、このまま出続けたいですね。あと事務所にかが屋とパーパーがいるんですけど、彼らとはずっと自主ライブをしてたので、せっかくずっと一緒にやってきたメンバーなので来年も知名度を落とさずに、「いいなパーパー、かが屋は」と言ってるんじゃなくて、同じような経験をできたらいいなと思います。
三森:僕もテレビ出演の本数は増えたらいいなと思います。もちろん自分にもできることはあるんですけど、オファーを待つしかない立場でもあるので、変に焦らずブレることなくやっていきたいです。
あとはせっかくYouTubeもやってるので、これをきっかけにコンビを知ってほしいなと思います。YouTubeでは芸人としてはあまり知られてないので、そこがリンクして「虫もやってたんだ」くらいに思われるといいなと。
立川:ちなみに2人のYouTubeチャンネルを始めようとは思わないんですか?
三森:奥村さんがコメントに耐えられないからやらないと思います。
奥村:そうですね。結構1つのコメントに真摯に向き合いまくるタイプなので、ライブのアンケートもやめたくらいです。「三森さんの横のメガネ」と言われたときは腹立ちましたね。この認知度の芸人で三森の名前を知ってるなら奥村って名前も知ってるはずなのに、それをわざわざ抽象的な言い方してくれるのも腹立つと思って、そういうのも耐えられなくて…
三森:ありがたいコメントの方が多いんですけどね。人よりも多分気にしいで、何倍もプレッシャーかかるタイプだと思います。
奥村:Twitterもリニューアルしたくて消したりして、今は精神衛生上すごい快適なんですよ。でも前の僕の深夜や朝方の大連投が好きだった人には物足りないらしく…難しいですね。
立川:でもオールナイトニッポン0の特番やったら、めちゃくちゃ罵詈雑言系のボケメール送られてくると思いますよ。
奥村:ラジオだったら、リスナーさんがリアルタイムで送ってくるから、匿名性が薄いというか、僕のニュアンスでは、その場で言ってきてくれるのは、ライブのアンケートに書くのと違うんですよね。紙に書くとか、つぶやくとかはお笑いじゃないというか、なんでここまで言うんだって思ってイライラしちゃいそうです。
立川:ツイッターは再開しないんですか?
奥村:またやりますね。1度消したはいいものの、どのタイミングで再開するか悩んでます。
立川:じゃあこの記事が出るときにツイッター始めてもらえませんか?
奥村:わかりました。新年明けて1月1日からやろうかなってそれくらいのきっかけしかなかったので、ちょうどいいですね。
ということで奥村さんにツイッターを再開していただきました。さっそくこちらからフォローしましょう!
【スタンダップコーギー プロフィール】
2014年結成の奥村うどん・三森大輔によるコンビ。マセキ芸能社所属。テンパり癖のある奥村のキャラクターを生かした漫才を主に披露する。今年はゴッドタン・有田ジェネレーションなどの番組に度々出演。マセキ芸能社事務所ライブ「パンキッシュガーデン」を中心に出演中。
スタンダップコーギーのオールナイトニッポン0(ZERO)
ニッポン放送 2019年12月28日(土) 27:00~28:30
メールアドレス:sc@allnightnippon.com
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