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推しが結婚した話

推しが結婚した。
こんなに世にも恐ろしい言葉、現象があるだろうか。

青天の霹靂。
衝撃。。。
ショック
絶望
茫然自失

とにかく感情が迷子の言葉しか出てこない。
こんな時こそ、ここでいろんな気持ちを吐き出して整理しないと。

推し活は人生の活力。
推し活ってほんとに素晴らしい!
いかにして私が推しに出会ったか、雷に打たれたような感覚を初めて人生で味わった話を文章でまとめようと思っていた。

その矢先。

結婚しちまった。

くしくも、出会った時と同じく、雷に打たれたような衝撃。

発表のその日、その瞬間、呑気にも私は昼寝をしていた。前日の夜の職場の送別会で疲れ切っていた。

寝ていると、枕元に置いていた携帯が、やけにぶるぶる震えている。
ツイッターの通知、LINEの通知多数。

寝ぼけて携帯を見た私。
本人のツイッターでの報告よりも先に友人からのLINEを見た。

生きてる?
大丈夫?
という言葉の数々。

え、何が????

そしてオタク友達からのLINE

結婚しちまった😂😂😂😂😂

というメッセージで一気に冷や汗が出た。

ツイッターを見て、ネットニュースを見て。

起きたら世界が激変していた。

お相手は好感度抜群の方。
お似合いのカップル。
お祝いの言葉の数々。

呆然。

言葉が出ない。
頭が真っ白。



前々から、もし推しが結婚したらどうする?
というテーマでいろんな人と会話した。
私の回答は徹頭徹尾、「しぬ。絶対に受け入れられない。しぬ。」だった。


が、どうだろう、当然のことながら、私は死んでない。
意外と大丈夫なのか???


いやいやいやいや、
なんか、時間が経てば経つほどじわじわきて、一夜明けると更に実感が湧いて、ああ、やっぱりあのニュースは夢じゃないんだ、と噛み締めて。
悲しい。

ツイッター上では、できるだけこれまでネガティブな発言は避けてきた。
けど今回は無理だ。
一人では抱えられない。

でもファンにも色々いて、おめでとうの言葉が飛び交っている。
みんな、まじ??

なんだか、ここでおめでとうと言えるかどうか、推しの幸せを自分の幸せと思えるかどうか、それがファンとしての胆力を試されているような、ふるいにかけられているような、踏み絵を差し出されているような気持ち。

ああ、つらい。

おめでとうと思えない。だから私は嘘でもお祝いの言葉を言えない。


感情が迷子。
これからどうしたらいいんだろう。

推しの結婚。

こんな、世にも恐ろしい言葉ってあるだろうか。
同じような出来事を経験したことがある方、中でもお祝いできない気持ち側の方、どうやって乗り越えたかを教えてください。

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