職人の手作業で作られた作品の価値を良いと思える感性は絶やさない

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最近は大判カメラ欲が湧いてきた。

デジタルの効率の良さを重視した今とは真逆の方向にある大判カメラ。

カメラを取り出して使うまでに5分はかかる。

ただ撮ったときの充実感がとてつもない。

1枚を撮るための準備に時間をかけるので
その1枚に集中する時間も込めての写真なんだろう。

写真を撮るっていう原始的な作業を体感できる。

スナップで言うところの決定的瞬間にカメラを向けて撮ることはできないけど
待ち構えて決定的その瞬間を撮ることはできる。

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大判カメラは主に風景だけど人物で撮っても面白い。

昔の街にあった写真館で撮るような仰々(ぎょうぎょう)しいカメラ。

あれで撮られると「ちゃんと写真で撮られた」感がある。

デジカメフィルムどっちが良いか論争もあるけど、
フィルムの大きさ(35mm、中判、大判)によってもそれぞれのポリシーがありそう。

ただフィルムで撮ってる人は
言い争いなんてする人はいない感じがする。
フィルムはフィルムの中で仲良さそうなイメージ。

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ただフィルムがバカ高いので
モノクロフィルム一択になるわけだが、、、。

唯一大判でカラーフィルムを販売してるコダックが
来年初めにまた値上げするなんて噂もあるから
今のうちに買っておくっていう選択もある、、、。

いや、無難にモノクロかな。
作品を撮り続ける、作風を変えない
という意味では初めからモノクロで撮っていた方が良いかも。

ただモノクロはモノクロで
印画紙(プリント用紙)代が高いのが難点。

写真はお金のかかる趣味になってさまった。

ゆえにデジタルはフィルム、現像代がかからないで
人に見せることができるから
安い、早い、美味いの3拍子が揃った
今の時代にあった道具なんだろうな。

でも時間をかけて作ったものはやっぱり良いんだよ。

ちゃんと良いものを良いと感じてもらえる人が多くなって欲しい。

100均でもそれで満足するクオリティのものもあるけど
職人が作ったものを高いから買わないと排除する感覚はじぶんの感性をおとしめるとこになるのでやめたい。

そのためには良いものにたくさん見て、聞いて、触って感じること。

来年は美術館に通おう。
としゃび(東京写真美術館)の年パス買おう!

去年は買ったけど今年はこのご時世だから美術館に行く機会が少なかったから買わなかった。

やっぱり買っておけば良かったと後悔してる。

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大判カメラで撮ってプリントが出来上がったら
作品販売サイト立ち上げよう。

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