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もがく少年は美しい

#1カラオケ行こ



漫画 カラオケ行こ

原作者の和山やまさんの作品が全部大好きで、
実写化が決まったと知りこれは観ないとと思い、公開日翌日に行きました。

いやぁ、少年の物語ってやっぱいいですよね。
観ててなんか応援したくなる。
同じ中学生でも女子は自分の気持ちを言葉にできて、割と喜怒哀楽を出せる子が多い中で、中学生男子って出さないですよね。
それがいわゆる思春期?
(私女子校だし、思春期あんまりなかったので・・・)
不器用なんだけど、ちゃんと自分を持っていて、それをどう表現したらいいか分からない そんな姿は見ていて尊く美しい。
がんばれ!と近所のおばさんくらいの立場から言いたくなる。

そして、
私は女のなので、変声期を経験したことがなく、
この映画で初めて、
「あー!中学生のソプラノ担当の子ってこんな悩みが起こるのか!!」と知りました。

成長期の身体の問題って誰も悪くないし、
受け入れるしかないんだけど、だからこそ悔しいっていう気持ちはある。実にもどかしい…
そんな思春期の男の子の絶妙な表情を出す
斉藤潤くん。
絶対売れると思った。

そしてやっぱり綾野剛にヤクザ役をさせるとピカイチ。ぴったりでしたねぇ。

2024年1発目の作品が気軽に笑えるこちらの作品で良かった。

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