vol.6天文宇宙検定2級/楽しいって感覚が大切。
こんにちは!南です。
25歳で宇宙に関心を持った私が
天文宇宙検定2級の資格を受けるべく
勉強をする日常を載せています🚀
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2章3節『太陽を取り巻く超高温のコロナ』
今回はコロナがテーマです🌞
コロナは彩層のさらに上に存在する
超高温で希薄なガスの広がりです。
コロナは皆既日食のときに肉眼でみられる
のも特徴。(その理由について後ほど述べます
逆に普段は見ることができないのも特徴。
コロナの輝きは暗い。
明るい部分でも満月程度の暗さ。
地球の大気は太陽光によって明るく
輝いているので、空より暗いコロナは
普段は見ることができないのだそう。
皆既日食中は太陽からの光が月により
遮られるため、表層で輝くコロナや彩層を
肉眼でみられるのだとか!
((地球人からすると神秘的なコロナ))
用語まとめ
コロナ
→彩層より上空に存在する太陽を取り巻く
高温のガス。(温度は100万K)
コロナのガスは、プラズマになっていて
高温のコロナからはX線が発せられている。
語源はラテン語の『王冠』
皆既日食中の太陽の周りのコロナが
上から見ると王冠に見えることから。
プラズマ
→電子が原子核から電離した状態。
コロナホール
→X線で太陽の表面を見た時に
X線を放たずに暗くなっている部分。
太陽の磁場が開いた場所であり
太陽風の吹き出し口である。
コロナの加熱問題
→太陽本体は6000Kで、コロナは100万K。
なぜ太陽中心から距離のあるコロナが
高温なのか?この不思議な状態のこと。
コロナ加熱の原因
→太陽表面から熱エネルギー以外の形で
エネルギーが運ばれてコロナ領域で熱に
変換されていると推測されている。
①磁気波動説
太陽表面の磁場を利用したモデル
②ナノフレア説
太陽表面での無数の小さな爆発を
利用したモデル
((②が有力視されている))
コロナの輝きの種類
①Kコロナ
→高温のコロナで電離した電子に
太陽からの光が当たって散乱された光。
コロナの電子は5000km/msで高速。
散乱する光はドップラー効果によって
太陽光に見られる吸収線はかき消される。
結果、連続した光として光る。
②Eコロナ
→電離したイオンから放たれる輝線で
光るコロナ。
③Fコロナ
→吸収線(フラウンホーファー)から見られる
コロナ。
惑星空間にある微小なダストが太陽光を
散乱させた光。
恒星コロナ
→太陽以外の恒星にもコロナは存在する。
構成は太陽よりもはるかに遠いため
直接観測することができない。
コロナには特有のX線が観測されており
コロナの存在は恒星にとって
珍しいものではないことがわかってきた。
コロナの形成には磁場が関わっていると
考えられている。
2章3節まとめ
まるまる1節
コロナに関する内容でした!
とても理解ができました。楽しかった。
2章の初めの時点で
太陽のイラストを描き要点を
おさえたことがよかったです!
何がどこに配置されるのか?
それぞれの温度は何度か?など
このポイントをおさえていたので
コロナ加熱問題など
イメージがしやすかったです☺︎
太陽のお話、とても楽しいな〜
空を見上げるたびに
習ったことが浮かんできて
太陽が少し身近に感じます笑
こんなにも太陽について
考えて空を見たことがなかったので。
うれしい。
次のnoteは
太陽編さいごの4節について
投稿していきます。
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