【英文法の小径】未来表現・その七
英語で未来のことについて述べるには、さまざまな表現形式を用います。今回は[will have + 過去分詞]を取り上げます。
[will have + 過去分詞]という形は「未来完了形」と呼ばれている。[had + 過去分詞]という形、〈過去完了形〉は、〈現在完了形〉の基準となる時を現在(=話をしている時点)から過去のある時点に移動したものだった(過去完了形・その二)。同じように、〈未来完了形〉は、現在完了形の基準点を現在から未来のある時点に移したものと考えることができる。