ゴールデンサークルを意識すると人生の質が高まる
どうも、中村です!
今日は、「ゴールデンサークルを意識すると人生の質が高まる」というテーマでお話ししたいと思います。
ゴールデンサークルという言葉、聞いたことがありますでしょうか? これは、シンプルだけどとても強力な考え方で、ビジネスや自己成長に使えるフレームワークです。
ゴールデンサークルって何?
ゴールデンサークルは、サイモン・シネックという人が提唱した概念です。3つの円が中心から外側に向かって重なっている図のようにイメージすると分かりやすいです。それぞれの円には「WHY(なぜ)」「HOW(どうやって)」「WHAT(何を)」の3つが当てはめられています。
WHY(なぜ) - その行動や仕事をする「目的」や「信念」
HOW(どうやって) - その目的を達成するための「方法」や「仕組み」
WHAT(何を) - 実際に提供している「商品」や「サービス」、行動そのもの
これだけだと少し抽象的に感じるかもしれませんが、具体例を出すともっとわかりやすくなります。
ゴールデンサークルを企業に当てはめてみる
たとえば、Appleで考えてみましょう。
WHY(なぜ)
Appleの「WHY」は、「世界を変えるために、違う視点で考える」ことです。彼らはただ商品を売るのではなく、常に革新を追求して人々の生活を変えることを目指しています。
HOW(どうやって)
「HOW」は、Appleの製品がシンプルで美しいデザインを持ち、直感的に使えることです。これにより、誰でも簡単に使いこなせるように工夫されています。
WHAT(何を)
「WHAT」は、iPhoneやMacBook、iPadといった実際の製品です。私たちは、この「WHAT」の部分でAppleを知っていますが、実はその背景にある「WHY」や「HOW」が、Appleの製品を特別なものにしているんです。
WHYから考えることの重要性
ゴールデンサークルのポイントは、「WHY」からスタートすることです。多くの企業や人は「WHAT(何を)」から考えがちです。つまり、「この商品を売りたい」「このサービスを提供したい」と外側からアプローチするんですね。でも、それだと本当の強みや価値が伝わりにくいんです。
「WHY」から考えると、「なぜそれをやるのか?」という根本的な理由や目的が明確になります。それがはっきりしていると、人は共感しやすくなり、ブランドやサービスに対する信頼や愛着が生まれます。
自分の仕事や人生にもゴールデンサークルを
ゴールデンサークルの考え方は、会社やビジネスだけでなく、私たちの仕事や日常生活にも当てはめられます。たとえば、仕事をしているときに「何を」やるかだけを考えていると、作業感に追われてしまうことがあります。でも、「なぜこの仕事をするのか?」を考えると、自分の中にモチベーションややりがいが生まれてくるんです。
たとえば、学生が勉強をしているときも、「何を勉強するか」ではなく「なぜ勉強するのか?」という「WHY」を考えると、目的が見えてきて頑張れる理由が生まれます。
最後に
ゴールデンサークルは、物事を深く考えるためのフレームワークです。「なぜそれをやるのか?」を明確にすることで、仕事や人生に対するモチベーションがぐっと上がりますし、他人からも共感されやすくなります。もし、今自分がやっていることに迷ったり、方向性を見失ったりしているなら、この「WHY」「HOW」「WHAT」の順番で考えてみてください。きっと新しい視点が見つかるはずです。
それではまた!
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