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質を高めて客単価を上げていかなければいけない理由

こんにちは!
楽しみながら成果を上げるマーケティングディレクターの中村です。

スタッフに「中村さんも自分のキャッチコピーを作った方がいいですよ」と言われて、悩んだ挙句「楽しみながら成果を上げるマーケティングディレクター」にしました。

個人のキャッチコピーは「何者なのか」を端的に表す言葉です。僕はマーケティングが大好きで、どうやったら売れるのか、四六時中アンテナを張りながら思考を巡らせています。そして講じた施策で成果が上がることに何よりもやりがいを感じています。中村家の家系なのかもしれませんが、生粋の商売人DNAが宿ってるんだと思います。

さて。

アプリコットデザインを創業した当初は、今では考えられないほど低価格でサービスを提供していました。具体的には、現在のホームページ制作の平均価格が100万円から150万円ですが、創業当初はその10分の1で請け負っていました。

この安価での制作は、利益を出すために大量に制作し、納品する必要があったため、毎日必死に制作に追われていました。当時はホームページを持っていない企業も多く、仕事量は安定していたのですが、年々ホームページを持つ企業は増え、制作の需要は減少しました。

コロナ禍が訪れ、多くの企業がオフラインの活動が困難になり、デジタル化を加速しました。この期間は制作のバブルのような状態でしたが、パンデミックが収束すると、ホームページ制作の需要は大きく減少しました。

もし当時の安価で量をこなすビジネスモデルを続けていたら、今頃どうなっていたかと思うと恐ろしいです。どの業界でも、需要が高い時は薄利多売でも成り立ちますが、需要が減ると薄利も難しくなり、事業の継続が困難になります。

ディズニーランドは、コロナ禍で収益を大きく落としましたが、その後の決算で見事な回復を遂げました。注目すべきは、来園客が減少したにもかかわらず、客単価の向上により収益を回復したことです。

また、日本の観光消費動向調査によれば、コロナ後の旅行頻度は減少していますが、旅行の単価は上昇しています。これらは、社会全体が「量」から「質」へと価値を求める傾向にあることを示しています。

現代の激動する環境で生き残るためには、「質」が重要なキーワードです。私たち企業も、商品やサービスの質を高め、顧客単価を上げて顧客生涯価値(LTV)を増加させながら、ブランド力を強化し、効果的なマーケティング戦略を練る必要があります。

これからますます若者の数が減少し、市場が縮小する中で、「量」よりも「質」にこだわるビジネス戦略がめちゃくちゃ重要だと思います。量と質のバランスを取りながら、ビジネスの持続可能な成長を目指していきたいですよね!

それではまた!


ただいまTONE BRANDING(アプリコットデザイン)では、ブランディングに興味のあるデザイナーを募集しています。実務経験3年以上、WEBデザインやロゴ制作・グラフィックの制作ができる方、クライアントに対して一貫性のあるデザインを提供できる方(将来そうなりたい方)のご応募をお待ちしております。

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