相手の話を聞くことが出来ないとき
パートナー、子ども、親の話を聴くということは
話している内容の質に関わらず関係創りに役立つ大切なこと。
とはいえ、
自分が何かに没入しているとき、
体調が悪いとき、
疲れているとき、
酔っている時、
等々、相手の話を聴けないことは、どうしてもある。
とても大切な話の場合は、日を改めてもらうとしても、
日常会話的な時は、なんとなく聞いているときもある。
そんな時、どんなことやっているかなあ。
っと考えてみた。
その1:そうかぁとうなづく
相手の話を聞きながら
「そうかぁ、そうかぁ」と言いながらうなづく。
話の内容は聴かなくても、うなづくことは出来る。
話を聞いているよという意思表示にもなる。
そんな訳でとりあえず、話を聞きながら
「うん、うん」
「そうかぁ、そうかぁ」
「そうだね、そうだね」
と言いながら、うなづいている。
その2:雰囲気を反映する
ある程度話が進んで佳境に入ってきたようなら、
相手の話している雰囲気を反映する。
「本当に楽しそうだねぇ」
「本当に怒ってるねぇ」
「とっても悲しそうだねぇ」
話しているとき、自分がどんな表情で、どんな様子で話しているかは気づかないことが多い。
それを相手に反映することで、相手が何かに気づいて話しているコトが変わったりする。
そして、また「そうかぁ、そうかぁ」言いながらうなずいていく。
ちょっとした変化球を投げる感覚。
その3:やりたいことがあるか聞く
相手が、いい感じに、話し尽くした様子なら、
やりたいことが無いか聞いてみる。
「どうなったら良さそう?」
「どうしたいの?」
「何か気づいた?」
等々と、また「そうかぁ、そうかぁ」言いながらうなずいていく。
その4:話を締める
話が終わりそうになったら、
「よかったね」
「そういうことをやりたいんだね」
等々、相手を軽く認知して、話を締めていく。
聞けないときに聞くコツ
この聞き方をするコツは、内容を理解しないことだと思う。
話を聞くときは、話している内容を理解しながら聞くのが一般的だと思うが、それって、頭を働かせて聞くこと。
でも、話を聞くことが出来ない状況の場合は、そんな余裕がないので、
内容まで聞いて理解するのが難しかったりする。
なので、あえて内容を理解することは手放し、単に応答することを目指す。
別の言い方をすると、今ここの状態で、話を聞いていく。
とはいえ、聞いてれば印象的な事柄は頭に残ってたりするが。
時と場合に分けて聞く
そうかぁとうなづくきながら、
表情や雰囲気を反映し、
やりたいことがないか拡大質問し、
認知して締める。
これって、コーチングスキルを応用した聞き方だったりする。
とはいえ、常にこの聞き方をしていると、
ちゃんと聞いているのか勘ぐられることもありそうなので、
時と場合に合わせて使うと良いかも。
常にしっかり話をしているだけでは無く、
こういう変化球も織り交ぜながら、
会話をする機会を創っていくことは大事なこと。
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