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定年退職後の暮らし方を考える

定年退職したら、好きなことをやって暮らそう。
妻と一緒に旅行に行ったりしよう。
そんなことを考えている方も多いかと思います。

そして、実際に定年退職を経た方で、
こんな記事のようなことになっている方もいらっしゃいます。

定年退職をして家で悠々自適に暮らしていたら、
奥さんから、お昼は外で食べてと言われてしまい、
元々勤めていた会社の産業医に相談したというエピソード。

定年退職前に考えていたことが色々とあったんでしょうけど、
当てが外れてしまったんでしょうか。

でも実際、これはそんなに珍しい話しではないと思います。

考えていたこととのギャップ

定年退職して家でのんびりしているだけなのに、
何故か邪魔者扱いされてしまう。

定年退職前には想定もしないこと。

旅行行こうと言うと、行きたくない言われたり、

掃除をすると、すみっこをつついてしまい、
普段掃除してないって言ってるの?
と反論されたり、

料理やってみると、
材料がどうだこうだ、キッチンが片付いてない、
文句を言われたり、

メシ、メシばっかり言ってたら、
毎回作らないといけないのが面倒だと
言われたり、

しまいには、
ちょっとした話しをすることにも、
煙たがれたりと。

せっかく勤め上げて定年退職して
のんびり楽しい暮らしが待っているかと思いきや
迷惑がられてばっかりというのは理不尽ですね。

だからといって、
自分はこれまで苦労してきたから敬え
というような態度で相手を非難すると、
関係性が悪化の一途をたどって
更に望まない結果になっていくかも。

定年後の過ごし方を自分で創る

定年退職したとはいえ、
まだまだ身体も動くし、逆に身体を持て余していることでしょう。

とはいえ、何か趣味を探そうと思っても、
なんとなく腰が重く、やる気が起きない。

奥さんに協力してもらい、
しつけてもらうというのもあるのですが、
あんまり気が乗らないのかも。

自分の定年後の人生は、自分で考えていくことがよいかも。

その一つの考えとしてコーチングを受けるというのもお勧め。
出来れば、定年退職前にコーチングを受けること。

米国のとある会社では、
リフレッシュ休暇等の長期休暇と共に、
コーチングもプレゼントするところもあるそうです。

仕事に集中していると、
仕事が終わってからのコトは考えづらいもの。

長期休暇を持て余さないように。
しっかりリフレッシュ出来るように。

休暇中の計画をコーチングを通して
考えてもらう時間もプレゼントするとのこと。

これまでしてきた仕事をねぎらい
次の自分の生き方を創っていくために、
コーチングを受けてみる。

コーチングはビジネス以外の、
暮らしや生き方、家族関係等
何をテーマにしても対話をしながら、
自分の中にある答えを創っていくこと。

コーチングを受けたからと言って、
こうしたらいい。というアドバイスをもらうことはないけど、
自分の人生のおける一つの時間のことを
しっかり考えるきっかけにはなると思います。

家族との関係の見直し

そして、もう一つのお勧めは、
家族との関係性の見直し。

家族から煙たがられているということは、
それまでの暮らしの中で家族との関係性をおざなりにしてきた等
何らかの状況があるかも。

例えば、ずーっと仕事に関わって
家族の方を見ないで何十年も過ごしてきたとか。

何十年もそういう関係が続いていると、
お互いの中でそれぞれ居心地の良い領域を創っているもの。

それを仕事が無くなったからといって
相手の領域にズカズカ踏み込んでいったとすると、
関係性は悪化の方向へ。

心地良さを求めているのに、お互い心地よくないままだったり。

そうならないように、

定年退職のタイミングで
家族との関係性の見直し、再発見、再構築も良いと思います。

その後の人生を一緒に創っていくパートナーとしてなのか、
もう離れても良い人としてなのか、
夫婦同席の上で、関係性システムコーチング(ORSC)を受ける
というのも良いと思います。

そんなの言わなくてもわかってるだろうという思考で蓋をせず、
自分自身の気持ちから対応していく。

自分の創りたい未来を今一度考えていく機会として。


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