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もしもの時の話をすること

「もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、
家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。」

「人生会議」の説明としてこんなことが厚労省のサイトに書かれています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02783.html

「人生会議」は、アメリカ等各国で普及が進めている
ACP(Advance Care Planning)を
日本での愛称としてと名付けたものですが、

ACPとして各種取り組みがなされているようです。
詳細は厚労省のサイトにお任せします。

人生最後の話をするのは難しい

人生最後の話というと、
それが決まっている人だけかと言うとそんなことはなく、
臓器提供と同じように、
元気なうちに話しておくことが大事なことだと考えます。

とはいえ、親やパートナーとは、
葬式やお墓の話等をすることはもちろん、
エンディングノートを書いてもらうことも、
デリケートは話なので、普段の話以上に難しいもの。

エンディングノートを親に渡したとき、
「興味持ったら書いてみて」と言って、
本人が書きたくなったら書いてもらえればという気持ちで渡しましたが、
話を切り出すのはなかなかしづらかったでものです。

自分の人生の振り返りとして
色々と思い出してもらいながら書いてもらえたら嬉しいな。

もしバナゲーム

そんな、人生最後の話をするやり方の一つに、
「もしバナゲーム」というものがあります。

人生の最後にどうありたいか

こういうことをテーマに
自分の考えに近いカードを選び、話し合ったりします。

やり方の例は添付のマニュアルに書いてますので、
詳細を知りたい方はお買い求めいただければと思います。

自分にとってとても大事こと

以前、このゲームを仲間等で遊んでみました。

カードを見て話をするたびに、
自分にとってカードに書かれていることはとても意味あるなぁと感じたり、
他の人の話を聞きながら、それもとても大事だなと考えたり、

っと色々な思いが巡りながら
自分ってこういうことを大事にしているんだ、
なんて価値観があらわになってきました。

人生の最後の時、こうなってたらいいなぁ。と考えることで、
自分の大事なことを考える。

とてもいい機会になりました

もしばなゲーム

定期的に話をすること

このもしバナゲームを年に一回くらいのペース等定期的遊んでみると、
自分の価値観の棚卸しによいと思います。

そして、

特に家族という近い関係の人と
定期的に話しておくことで、
お互いの大事にしていることがわかり、
もしもの時でも、それを大事にする(される)ことができると思います。

相手に話してもらうという気持ちではなく、
自分がこういうゲームしたいという気持ちで、
トランプや麻雀のように気軽に遊んでいただければと思います。

何かあったときに話をするよりも、
何もないから話しておく。

大事なことですね。



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