信長コミック三選

Hello world,はーぼです。

エビデンスはありませんが、好きな戦国武将のアンケートを取ったら、たぶん織田信長は1、2位を獲るんじゃないかと思っています。

いい所ばかりじゃないし、もしこういう人を上司に持ったら嫌だろうなぁとは思いますが、それはそれとして、遠くから眺めている分には魅力的な人物であることは間違いありません。

それゆえ、小説やマンガ、ドラマでも信長は繰り返し何度も主役や重要な役どころとして描かれています。

史実や実像に忠実かという点は、あえて棚あげさせてもらって、ボクが読んで面白かった信長を描いた漫画三選を紹介させていただきます。

1.信長 工藤かずや (著), 池上遼一 (著)

なんというか、信長好きな人が信長に対して持っているカッコ良いイメージをスタイリッシュに昇華させた感があります。
この作品ほど信長をカッコよく描いた作品は無いのかもしれません。
(逆に言えば、なんでもお見通しな人として信長を描いているので、なんで光秀の謀反に気がつけないの、と突っ込みたくなりますが)

画像1

(信長でなかったら、鉄砲の一つくらい使えなくても大勢に影響しないのでは・・・と突っ込みたくなりますね。でもそんなセリフにも納得させられてしまう、それが信長)

2.信長の忍び 重野なおき (著) 

主人公は信長に仕える、女の子の忍び、千鳥なんですが。
作者の重野なおき氏はいろいろな戦国武将を主人公に4コマ漫画を描かれていて、4コマとしてちゃんとオチをつけつつ、史実のポイントもちゃんと描いてくれているので、楽しみながら歴史の知識が身に付きます。この作品では、弱さも持つ人間として信長が描かれており、これもひとつの信長像だと思います。

画像2

3.センゴク外伝 桶狭間戦記 宮下英樹 (著) 

信長が一躍天下に名をとどろかせた桶狭間の戦いをクライマックスに描いていますが、主人公は二人いて、ひとりは信長、もうひとりは信長の引き立て役として時には愚将として描かれることもある今川義元です。

宮下英樹氏は義元をむしろ政治的に優れた、従来の時代の戦国武将の完成形として魅力的に描いており、信長は新たな時代の戦国武将的な者として描かれているように思えます。

桶狭間の戦いも信長の諜報戦による奇襲の勝利という、よく描かれる内容ではなく、偶然が味方した(故に天が信長を選んだ)戦いとして、斬新に描かれています。なので、ついつい敗れた義元にも肩入れしたくなる個性的な作品です。

画像3

信長を描いた漫画は実に多くあり、他にも魅力的な作品は多くあるのですが、とりあえずこの三作品を紹介させていただきました。

これからも戦国時代を描いた魅力的な作品が途切れることなく描かれる続けるんでしょうね。

ではでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
See you next time,はーぼでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?