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ノイズになる選択肢は必要なのだろうか?

こんにちは、はーぼです。

『選択肢は多いほうがいい』とよく言われています。そして僕もそう思います。選択肢がないよりは2つ、2つよりは3つ、5つと多いほうが自分にあったものを選べるように思えます。

でも、「選択肢は多ければ多いほどいい」と言い切っていいものでしょうか。
先日、アマゾンプライムの特典で『見るだけでわかる!ビジネス書図鑑』を読んでいたら、「選択の科学」という本の要約(というかポイント)が紹介されていて、その中にこういうものがありました

多すぎる選択肢はノイズである
 
人間の情報処理能力は7つを超えると落ちる。
7プラスマイナス2の範囲で選択肢を考えるのが理想
(マジカルナンバー7)

確かに、お昼のランチ定食はA定食、B定食から選ぶのが悩まなくていいだろうし、逆に多すぎると悩んですぐに決めれません。

iPhoneの色のバリエーションだって何十色から選べるわけでなく、5色ぐらいが妥当な気がします。
にしても、処理能力、または認識能力を超えた数値はノイズになるんだ。

ノイズではないにしろ、人間の目が認識できる色数には限りがあるので、それ以上の色数を表現できるディスプレイに高額のお金を払って購入する意味はないのかもしれません。
解像度も同様です。人の肉眼で識別できる解像度の限界は326ppiと言われているそうです。
であれば、それ以上の解像度のスマホは、500ppiであっても400ppiであっても、人間の目にとってはその差を認識できないので同じということになります。

デジタル機器を買うとき、カタログの数値を見てはついつい数値の高いもの(それはだいたい価格も高いもの)を選びがちになりますが、それは体感できないものに余計なお金を使っているようなものかもしれません。

ただ単純に規模や数値(スペック)を追いかけるよりも、それによって体感できることに重点をおいて選択をするほうが、幸せになれるのかもしれませんね。


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