左翼老人 05
左翼老人とLGBT
LGBT理解増進法を、自民党と野党が合意して可決したことにより、混乱が生じています。
もともと、左翼は、昭和時代には、ホモセクシャルなどの性的少数者を軽蔑し差別してきました。今でも、ロシアや中国では、同性愛は禁止されています。
上野千鶴子は、明白に、ホモセクシャルを差別し敵対していました。
一方で、杉田水脈さんは、2018年8月号の新潮45に、『「LGBT」支援の度が過ぎる』という文章を書き、その中に不用意に使った「生産性がない」という言葉で、LGBTを差別したと激しく糾弾されています。杉田水脈さんの文章を、少し長めに、引用してみます。
国語のテストで、この文章を読んで、杉田氏は、LGBTの人を差別しているか、それとも、同情しているか と問われたら、どう答えますか。
杉田さんは、LGBT支援の度がすぎる と主張しているのであって、支援するな と言っているわけではないのです。
私も、杉田さんの主張に大賛成で、LGBT理解増進のために多額の予算を使うよりも、現代日本が直面している危機である「少子化対策」にこそ、予算を使うべきだと考えます。
上記の文章の中に、マスコミ批判があったため、朝日新聞は、眼の色を変えて、杉田さんを攻撃しているのだと思います。
さて、何故、日本の左翼が、LGBT差別に反対の態度をとり始めたのか、経緯をよく知りませんが、本家の、ロシアも、中国も、LGBTに対しては、厳しい態度をとり続けています。
もし、日本の左翼が、日本の共産化に成功して、ロシアか中国の影響下になったときには、LGBTの人たちが拒否されるだけでなく、左翼の連中も、処分されてしまうのではないかと心配しています。
韓国の前大統領の文さんが、韓国の共産化のために努力をしましたが、韓国の北朝鮮化が達成されたときに、文さんは、真っ先に抹殺されるのではないかと心配しています。私が、金正恩ならば、統一が達成され、用済みになった文大統領は、まちがいなく、粛清します。
一方で、LGBTに賛成に回った自民党は、保守政党ではないことを暴露してしまいました。もともと自民党は、自由民主党ですから、リベラルです。現在は、アメリカの民主党の政治姿勢とかなり似通ってきましたが、その大きな特徴は、左翼勢力の増大です。LGBTの推進なども、その現れです。
アメリカの民主党は、その左翼的な政策から、支持を失いつつあります。アメリカには、保守派の共和党が存在し、トランプという強烈な個性の大統領候補がいて、今年の選挙で、大統領に返り咲こうとしています。もし、再び、トランプ政権が樹立したら、世界の情勢はまた大きく変化することが予想されています。
ということで、LGBT理解増進は、左翼の考えというよりは、リベラル政党である自民党の政策です。私は、左翼老人ではないので、左翼老人が、この問題に対して、どう思っているのかは、わかりません。
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