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いつも発表は後回し…「RIZINでキック不遇説」 RIZIN.31 対戦カード発表第③弾

10/24(日)に開催されるRIZIN.31の対戦カードについては、第2弾まで記事で取り上げてきました。

そして先日、10/7(水)にその対戦カード第3弾となるカードがとうとう発表されました。

あれ?
でも今回は前みたいに騒いでなかったよね?

えぇ。そうなんです。

いつもはこんな感じで

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公式からいついつに発表があるよーとお知らせがあります。

実際、10/4の対戦カード発表第2弾時点ではまだ9カードしか決定しておらず、榊原CEOから『あと1~2カード追加する』という発言があり、気になって待ってはいたんです。

しかし今回はと言うと、
特に記者会見やlive配信する様子もなく、SNSと公式HPでしれっと発表されちゃいました。

実はね、よくあることなんです。これがタイトルでも書いた「キック不遇説」です。

まぁ、何はともあれ決定したので追加されたカードを見ていきましょう!

■RIZIN.31 追加対戦カード

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RIZIN キックボクシングルール:3分 3R ※肘あり(53.5kg)
吉成名高 vs. 石川直樹

RIZIN3戦全勝で全てフィニッシュしている吉成名高。相手はRIZIN初参戦のベテラン石川直樹とのこと。吉成はRIZIN.26で勝利後に那須川天心への対戦をアピールしていました。吉成は今や国内ではマジで相手が見つからない状態で、毎回相手として呼ばれる選手は、どうしても噛ませにしかみえない。格闘技もっと詳しい人からしたらそんなことないのだろうけど、にわか的にはやっぱそう思えてしまう。キックボクシング残り2戦しかない天心ですが、勝って貴重な1枠に入り込むことができるのか。試合後のマイクに注目したい。

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RIZIN キックボクシングルール:3分 3R ※肘あり(51.0kg)
奥脇竜哉 vs. 老沼隆斗

共にRIZIN初参戦の選手。正直二人とも知りませんでした。うん。この感じだと恐らく1試合目に組まれそうですね。
ただRIZIN.25の第1試合でKO勝ちした麻原将平選手とかも僕は全く知りませんでしたが、その試合を見て好きになりました!

なのでこの両者には何かインパクトを残す試合をしてほしい。

■キックが後回しな理由

タイトルの話に戻ると、RIZINではキックのカード発表が後回しにされることがよくあります。
実は、今大会に参戦してくる選手を事前に予想してみたのですが、

そこで自分は

・序盤はキックルールの試合が組まれることがよくあるので2試合追加。

と、後からキックカードが2試合組まれることを予想してました!
意外とちゃんと考えてるでしょ?

ただこれは今までのRIZINを見ている人だったら何となく分かる予想でもあります。

どうしてもRIZINはPRIDEの系譜を受け継いでおり、見ている層は総合格闘技が好きな人が多い。そうなってくるとみんなが見たいと思う総合のカードを優先的に組んでいき、「残った1.2枠はキック入れとくか」という感じに自分からは見えています。

あの那須川天心ですら、最初は総合格闘技ルールで戦わされていましたから。

でも天心は総合格闘技ルールでもしっかりKOしてプロモーターやファンや視聴者にインパクトを残し、『天心のキックルールが見たい!』と思わせて、メインイベンターの座まで登りつめました。

一方、最近出場してくるキックの選手は、超個人的な意見として『みんな真面目で良い子だなー』という印象しか残りません。

コメントや試合後のマイクでも
「RIZINさん、出していただきありがとうございます。」
という感じ。

それだとプロモーターからしたら、同じような選手は山程いるから次は別に…となるはず。

自分たちが見たいのは、そんないい子ちゃんなコメントではなくて、

「俺を前座に使ってんじゃねーよ!ふざけんな!俺の試合が一番面白い!」

くらいのテンションでRIZINに乗り込んできてほしいんです。

そういった意味ではRISEの中村寛とか、すごく参戦を期待してしまう。

ヒールでもいいから一人中心人物がいれば、そこに人が集まってくるので。

朝倉未来とかいい例ですね。

本来RIZINからライト級への転向を進められていましたが、フェザー級が盛り上がらないと国内の格闘技が盛り上がらないとして、結果論ではありますが、コロナが流行って海外勢が呼べなくなったときに、国内フェザー級がRIZINに集まり、今熱を帯びている。

天心が年末で離れてしまうからこそ、そういった選手がキックにも欲しいところです。

長くなってしまいすいません。

とりあえずはこれで、RIZIN.31の対戦カードは出揃った感じでしょう!

■RIZIN.31全対戦カード!

RIZIN.31の対戦カードはご覧の通り!

奥脇竜哉 vs. 老沼隆斗
吉成名高 vs. 石川直樹
伊藤盛一郎vs 橋本薫汰
中村優作vs伊藤裕樹
スダリオ剛vs SAINT
浅倉カンナvs 大島沙緒里
阿部大治vsアキラ
白川陸斗vs 山本琢也
中村大介vs 新居すぐる
金原正徳vs芦田崇宏
斎藤裕vs 牛久絢太郎


個人的には最初から最後までノンストップで楽しめるカードだなと思いました。

記事でも書いた通り、1試合目のキックルール「奥脇竜哉 vs. 老沼隆斗」こそ、二人でバチバチに盛り上げてもらいたいです!

それでは今回はこの辺で!

みなさん、おやすいみん!

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