未経験エンジニア転職レポート 〜マインド編〜※お得なオマケあり
こんにちは!
エンジニア系YouTuberをしている、てぃかしです!
このパートでは、エンジニア未経験者がエンジニア転職するために知っておくべき、エンジニアのメリット、デメリット、適性などについてお伝えします。
このパートの内容は下記の通りです。
①エンジニアのメリットとデメリット
②エンジニアに適性がある人とは
③エンジニアになる努力をする前にエンジニアがどんな仕事か知っておこう
④退職前後にしておくこと(退職は転職先が決まってから行うがいいのか?先に退職してから勉強した方がいいのか?)
<予告>続編は「未経験エンジニア学習方法編」
<おまけ1>プログラミングスクールの割引or特典
<おまけ2>エンジニアキャリア相談
YouTubeやSNSでもエンジニア系の情報を発信していますので、特に私を知らない人はそちらもぜひご覧ください。
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⓪私について
私は、33歳の時にプログラミング実務未経験からエンジニアに転職しました。
未経験からのエンジニア転職の相場は年収300万円前後のところ、その2倍弱の年収で採用されました。(具体的な金額については本noteの中で記載)
30代からのエンジニア転職は難易度が高いですが、エンジニアになるための知識、学習方法、転職ノウハウを研究し、試行錯誤して、内定を掴み取りました。
この文章を書いている時点でエンジニア実務経験が1年になろうとしています。(2020年3月に現役エンジニアになりました。)
そんな私の未経験からのエンジニア転職に必要な考え方、道筋、ノウハウなどをこのnoteにぎっしり凝縮しました。
これから未経験からエンジニアに転職しようと考えている人、エンジニア転職に興味がある人はぜひ参考にしていただけたらと思います。
①エンジニアのメリットとデメリット
これを読んでいるあなたは、エンジニアへの転職を選択肢として視野に入れていると思いますが、その前に、これから述べる、エンジニアのメリットを享受したいと思うか、デメリットを許容できるかをご自身に問いかけて、エンジニア転職の意志を再確認していただきたいと思います。
〜エンジニアのメリット〜
では、エンジニアのメリットを挙げていきます。
・専門スキルが身に付く
ITエンジニアになると専門的なスキルが身につきます。その他の職種を否定する訳ではありませんが、例えば、「営業」という職種は誰でもすぐになることができます。
営業とはいえ、多少の知識は必要ですが、入社して、1週間もすれば、自社の商品について詳しくなり、それを提案することはそれほど難しいことではありません。こういう職種は、代わりが効くので、給料を上げることは難しいです。
エンジニアは、1週間入社して習得できるようなものではなく、しっかりとした勉強が必要です。私はエンジニアになる前に、塾の講師、営業を経験していたのですが、知識をつけた分、給料が上がっていくかというと、そんなことはありませんでした。知識、スキルを身に着ける以外のことでも、実績や評価を上げなければ、給料は上がらないのです。
そういう意味では、エンジニア以外の職種は、私の中では、時間と労力だけが失われて、評価されるのが難しい職種です。
しかし、エンジニアなら、働くことで専門性のあるスキルが日々積み重ねられ、そのスキルで評価がされ、またそのスキルが自分の資産になるのです。
・基本は短期間で習得できる
新人エンジニアになるための知識、スキルくらいなら、1日平均3時間ほどの学習を2〜3ヶ月ほど続ければ十分です。これは、専門職の中ではかなり短い学習時間です。
例えば、医者や弁護士といった資格を取ろうと思ったら、毎日勉強漬けで5年はかかるでしょう。実際には良い高校、良い大学に通って、その上で勉強をするので、医者や弁護士になっている人たちは10年分くらい、その分野をマスターするために学習をしていると思います。
それに比べたら、エンジニアになるための勉強時間は、一瞬です。
「そりゃ、医者や弁護士は資格が必要だから」
と思う人もいると思いますが、確かにそうです。エンジニアは資格が必要ないのです。少し勉強して、エンジニア転職できたら、「私はエンジニアです。」と言うことができるのです。
なので、実際は、エンジニアといっても、レベルは様々です。でも、エンジニアはそれで大丈夫なのです。医者は全ての人が一定以上の高いレベルの知識を持っていないと問題ですが、エンジニアは、素人に毛が生えたレベルの知識でも仕事はあります。
まずはレベルの低い仕事から担当して、その間にレベルを上げていけば、一人前のエンジニアになることができます。
開発系で責任のある仕事を任せられる一人前のエンジニアになるには、3年程度の実務経験が必要ですが、エンジニアとして仕事を始めるだけなら、3ヶ月の学習で十分というのが現実です。
・汎用性のあるスキルが身につきやすい。(転職がしやすい)
汎用性のあるスキルが身につきやすいのもエンジニアの特徴、メリットです。エンジニアは、フロントエンジニア、バックエンドエンジニアなど、種類がありますが、例えば、フロントエンジニアでLP(ランディングページ)の見た目の部分を制作できる人がいたら、その人は、基本的にどこの会社にいってもそのような仕事ができます。
つまり、その人がどこか他の会社に転職してもフロントエンジニアであれば即戦力として活躍ができるのです。
汎用性のスキルがあると何が良いかというと、それは「安定」していることです。
昔は、誰もが知る有名な大きな企業に入ることが安定でした。今は、多くの企業が必要としているスキルを身に着けることが安定につながります。そのことを私は社会人2年目くらいの頃に気付き、エンジニアという職に興味を持ちました。今思えば、もっと早く気付けよって思いますね。
・人材不足により、売り手市場(経験者は引く手数多)
ITエンジニアの人材は常に不足しています。経済産業省の調査では、2030年に45万人もIT人材が不足すると明らかになっています。今も未来も人材不足である理由は、主に3つあると考えられます。
1つ目は、今も未来もIT市場が拡大し続けていることです。世の中のIT化は急速に進んでいます。アナログで対応していたものが、IT化されることで、新たなIT市場が日々誕生しています。当然、人材も必要になってきます。
普段のお買い物のキャッシュレス化が良い例です。スマホで支払いを済ますなんて、昔は珍しいことでしたが、今では当たり前ですよね。コロナウイルスの影響でIT化が進むケースもあります。
例えば、脱ハンコ、ペーパーレス化、リモートワークなど。コロナウイルスによって、景気は落ち込んでいる業界もありますが、IT業界は以前にも増して、市場が拡大しています。
2つ目は、少子高齢化によって、引退する人材より、これから就職する人材の方が少なくなることです。このことはどの業界にも言えます。
3つ目は、IT技術は日々進化することです。新しい分野が出来れば、そこに人材が必要になるのは必然です。
このようなことから、IT人材は不足する状態が続くでしょう。つまり、働く側からしたら、完全な売り手市場となります。
ただ、注意点としてはあくまで、すぐに活躍できる人材が不足しているということなので、ただIT人材になりたいと思っているだけで、IT技術に何も触れたことのない人がIT業界に就職や転職を希望しても簡単に採用されません。
…と、最初の一年は厳しいこともありますが、IT業界に未経験から就職、転職をして、経験者となれば、今後かなり有利に仕事を選ぶことができます。
・働き方が多様(リモートもしやすい)
ITエンジニアは、働き方が多様です。正社員として社内に常駐して働くことが普通でしたが、リモートワークで自宅で業務をすることも最近では一般的になりました。
私が働いていた会社でもコロナウイルス発生後は、リモートワークで働く日を設けています。会社としてリモートワークをする日を管理しています。必ずしもお客様と対面で話さなければいけないこともありません。ほぼすべてのコミュニケーションがzoomで事足ります。
エンジニアは営業のようにモノやサービスを売るということはなく、受注が決まった後で、話すので、要望をヒアリングしたり、情報伝達さえできれば業務を進めることができます。
そして、エンジニアは雇用形態もフリーランスで働くことは珍しくありません。働く場所が自由にできたり、成果物さえ作れば、働く時間は自由にすることができたり、月に決まった時間さえ働けば良いパターンもあります。
・副業しやすい
ITエンジニアは副業をしやすいです。なぜならエンジニアのスキルは汎用性があるからです。クラウドソーシングで案件を取ってくることもできますし、人脈があれば、継続的に案件をもらって稼ぐことも可能です。
自分が培ったスキルを人に教えることで稼ぐことも可能です。
エンジニアは、一人で完結できる仕事も多いので、副業がしやすいといえます。
・ハマれば面白い
エンジニアの仕事はハマれば面白いです。プログラミングを始めてみればわかることですが、自分が書いたプログラムが動くのは感動です。ゲームをしている感覚にも近いです。
数々の課題をクリアし、サービスを作ることは、ゲームでいうと、モンスターを倒すことに似ています。そして、それを続けることで自分のスキルレベルも上がっていきます。
エラーが発生した時なんかは、ボスが現れたみたいな感じで、乗り越えた時の達成感は格別です。ゲームをしている感覚でそれが仕事になるのは魅力的ですよね。
・年収を上げやすい
エンジニアは年収を比較的上げやすいです。ちゃんと学習意欲があれば、年収は右肩上がりです。その理由としては、エンジニアは、技術が評価対象の大半を占めているからです。
そしてその技術は、日々積み重ねることができて、簡単に崩れ去ることはないからです。エンジニア以外の職種は、個人的なイメージもありますが、不確定な要素で評価がされやすいと思います。売上の実績なんかそうです。
売上は、自分の能力以外の要素に左右されます。景気が良ければ売上が上がるし、担当した顧客がたまたま良い客、悪い客だったということもあります。
エンジニアは、基本的にコンピュータを操って、課題をクリアしていきます。どれだけコンピュータを操る技術が高いかだけでそのエンジニアの価値が決まるとも言えます。
もちろん、クライアントの要望を理解して、適切なコミュニケーションができるに越したことはありませんが、それはプロジェクトマネージャーができれば問題ありません。ここまでできるから、あなたはこれくらいの年収です、となります。
技術が明らかにあるのに、低い年収を提示されたら、他の会社に転職するのもありです。なので、いい加減に年収を決められることも少ないのです。
エンジニアは市場価値がはっきりしていますが、それ以外の専門性が薄い職種は、市場価値がはっきりしてないので、社内で低い年収を提示されてもそのまま働き続けるという人もいるでしょう。
エンジニアになったら、着実に技術を高めて、着実に年収を上げることが可能になります。ただし、逆にいうと、何も勉強しないエンジニアは、時間だけが過ぎて、年収は上がらないでしょう。
それでは、続いてデメリットを書いていきます。
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