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未解決事件簿・番外編1:神戸徳洲会病院・循環器内科・カテーテル治療後、複数患者死亡事例との類似点と相違点

今回は「未解決事件簿シリーズ」の番外編として、神戸徳洲会病院・循環器内科・カテーテル治療後の複数患者死亡事例を取り上げたいと思います。

医療事故の内容は本事件と酷似

何故、この事例を取り上げるかというと、ここで僕が告発している未解決事件の発端となった医療事故と酷似しているからです。酷似していながらも、この未解決事件との決定的な相違点もあるため、それらについてここでお話ししておくことで、本事件への理解を深めていただくのが、今回この事例を取り上げる一番の目的です。

神戸徳洲会病院の場合

神戸徳洲会病院・循環器内科・カテーテル治療後の複数患者死亡に同じ医師が関与している疑いがあるという初めての報道があったのは、今年(2023年)7月初めのことでした。
 
医療事故の疑いがあるとして、それを見かねた病院関係者が 兵庫県、神戸市に内部告発し、管轄の神戸市保健所が病院内に立ち入り検査を行い、 この事実が明るみに出たということです。
 
問題視されている点としては、「必要のない患者へのカテーテル治療」、「カルテの不備」、「カテーテル事故について院内医療安全部門への報告がなかった」 ことなどが挙げられたということです。
 
事故調査委員会も立ち上げられ、調査が開始されました。
 
その続報が先日8月28日に発表されました。
その中で「よくカテーテルで血管を破っていた」という一文が告発文に記載されていたという報道が相次ぎました。
 
これは父の医療事故と酷似しています。

父の医療事故(カテーテル事故)の場合

父の場合もまさにカテーテルで血管を破るという事故が起こっていたからです。
父の死から5か月後、2011年2月8日に行われた「証拠保全」で入手したカテーテル治療の画像から、最も分かりやすい部分を選んで、図解しましたので、それを提示します。
 

左前下行枝穿孔(突き破っている)の画像

これは心臓の筋肉の細胞(心筋細胞)に酸素や栄養を送る3本の動脈(冠動脈)のうち、中央を走る左前下行枝にカテーテルを挿入したところを映したものですが、カテーテルが途中でこの血管を破って、その外に飛び出しているのが分かります。
 
血管を破ると当然出血するわけですが、問題はどこに出血するか、その場所です。
 
心臓は心膜という漿膜に包まれており、冠動脈をカテーテルで破ると、この心臓とそれを包む心膜の間のスペースに出血します。このスペースは通常200ml~300ml程度と言われており、これだけの量が貯まると、その血液が外側から心臓を圧迫し、心臓は十分に拡張できなくなるため、心拍出量は著しく減少し血圧が保てなくなります。これを心タンポナーデと呼びます。最終的にはショックから死に至ります
 
父の場合はそのような経過をたどったと考えられます。
 
神戸徳洲会病院・循環器内科のカテーテル事故「よくカテーテルで血管を破っていた」という告発からは、複数患者の死因はこの心タンポナーデであった可能性が高いのではないかと考えています。
 
その点で、父が受けたカテーテル事故と非常に似ていると考えられます。

決定的な相違点:病院の対応
~神戸徳洲会病院の方がはるかにマシ~

しかし決定的に違うのは病院の対応です。
世間一般の声を聴くと、神戸徳洲会病院の対応を非難する声が圧倒的多数ですが、結果的には内部告発から医療事故の事実が明るみに出て、事故調査委員会が立ち上げられただけ、まだましです。

問題の極悪病院の場合

父が医療事故に遭ったこの問題の極悪病院の場合、病院の安全管理部門のリスクマネージャー自ら、「事故とは認識していません」とコメントしており、 その裏で我々遺族の目を欺くための、数々の違法で悪質な犯罪を重ねており、誠意のかけらもありません
 
これまでこの問題の病院内部の職員からの内部告発があったかどうかは不明ですが、 この状況を見かねた病院職員は多数いたことは間違いありません。僕たち遺族の告発の手段が封じられていることからは、内部告発を封じるこの病院特有の何らかの手口が存在する可能性が高いと考えています。
 
院内安全管理部門が全く機能せず、その部門長であるリスクマネージャーそのものが対外的に嘘のことを平然と発言して事実を隠蔽し、 内部告発も患者被害者遺族の告発も全て封じ込めて、民主主義を機能させない、その入り口で封じるという前代未聞の極悪病院、こんな病院、聞いたことがありますか?
 
この問題の病院こそ、他の病院を差し置いて、実名報道されなければならない、その筆頭にある、極悪病院であることは間違いありません。
 
今回の神戸徳洲会病院・循環器内科カテーテル治療後の複数患者死亡・容体悪化の事例をきっかけに、 この問題の病院にも調査が入ることを、被害者として切望します。
 
それはこの病院が同じような犯罪を繰り返さないという反省を促すことにもなりますし、抑止力にもなると思います。 何より真相解明して納得を得たいという遺族独特の願いがあります。
 
現在は病院の裏組織と思われる強大な隠蔽組織により、我々遺族の告発の手段は封じられていますが、 この告発サイト、ツイッターでの拡散から、その実態が明るみに出ることを被害者として願っています。
 
皆様には是非とも拡散、応援をお願いしたいと思います。
 
追記①:最終目標は病院・医師の実名報道
僕の最終目標はこの事件を明るみに出して、この病院・医師の実名報道を実現することです。
 
追記②:「フォロー」と「スキ」のお願い
この事件に興味がある、この病院・医師が許せない、この病院はどこの病院なのか気になる、実名報道まで見届けたいと思われた方は是非、「スキ」と「フォロー」をよろしくお願い致します。

twitterでも告発活動中です。
是非、応援をよろしくお願い致します。


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