映画『キングダム』、原作を読んでない俺の率直なレビュー

5月29日、金曜ロードショーに『キングダム』が初登場！観るっきゃないっしょ！

ちなみに俺は『キングダム』を1度も読んでない。ほんとに1度も読んでない。

決して興味がなかったわけではない。なんというか『キングダム』を知る前に周りが盛り上がり過ぎてて、なんか斜に構えてしまった。

ちなみに関係ないけど同じ理由で『鬼滅の刃』もまだ全部読んでない。

そんな読んでない俺が、率直に映画の感想を書きなぐりたい。

キングダムを観る

山崎賢人、大沢たかおのW主演。
さらには吉沢亮、橋本環奈、長澤まさみ！豪華キャストで撮られた本作。脇を固める俳優さんも豪華。満島真之介かっこいいなぁ〜。

でも、年間100本映画を観てる俺としては、

･原作漫画の映画
･しかも原作がまだ完結してない
･俳優さんの豪華さ

これは残念映画のトリプル役満。
観る前からそういうマイナスの先入観に囚われないようにはしたいが、怪しい匂いがプンプンする。よし、観ていこう。

ここからは個人的な感想

･テーマがやっぱ面白い。天下統一、やっぱりロマンあるよね。恵まれてないものが恵まれてるものたちを打ち倒す映画はシンプルに好き。これだけで漫画がなぜ人気あるのかも理解できる。

･山崎賢人くんが、too much ヤマザキ。もうね、ヤマザキが全面に出過ぎ。演出の問題。ヤマザキ感がなくても面白い映画なのに。

･「山の王」との交渉のシーン。
せい「異なる部族が混じり合うとき、血を流さなかったことはあるか？」ってセリフ。
あれは歴史的な加害者側が言うセリフなのか。歴史的な被害者の中に、復讐にはなにも意味がないということに気づいている者がいて、それではじめて成立するシーンなのでは…？

･同盟組むのが早すぎるし、ある意味で「原作見てからこいよ」っていう作り手側の説明不足感というか、手抜き感が伝わってしまうなぁ。

･弟くんが、山のものたちを王宮へ迎えるシーン。「50名だけ迎え入れよう」え、50人も入れてくれるの！？
兄の首もまだとれてなくて、いつ逆襲されてもおかしくないのに、仮面被ってる怪しいヤツらを50名も王宮に迎えてくれるなんて、到底、王には相応しくない不用心さ。負けて当然。

･最後まで山のものたちが協力してくれる理由が見つからないなぁ。でも超強い。てか超強い、優秀。だからこそ、なんで兄の協力をしてくれるのか納得感がない。

･本郷奏多くんのカリスマ性のない王様役は、彼にしかできないと思う。最高。

･大沢たかおは、大沢たかお。

結論

めちゃくちゃ原作が読みたくなった。
映画がうーん、残念、惜しい、の連続すぎて、原作はきっとこんなもんじゃないんだろ！って信じてる。全巻セットでも買おうかしら。

最後まで読んでくれてありがとうございました。ちなみに山崎賢人くんは好きです。橋本環奈さんはもーっと好きです。

大沢たかおは大沢たかお。