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第38話「台湾行きたいわん 台中編」- 現地で髪を切りました -

台湾に行きたい想いが溢れすぎて「台湾に行きたいわん…」が口癖になってしまった私。
先週の豪くんの記事はこちら

そして台湾の前編がこちら

駅の中では〇〇禁止

さて、今回もその続きから台中での思い出と、台湾旅のポイントを独断と偏見でお送りします。

その前に、台北編で書ききれなかった観光を振り返ろうと思います。

Have A Nice Festivalで通訳ボランティアをしながら、ワースレスの絵本も買ってくれたイさんが夜に観光へ連れて行ってくれました。因みにイさんは髪形やメガネが双子とほぼ完全に一致です。
バスに乗りイさんが通う大学に連れて行ってもらったのですが、終わりが見えないくらい凄く広くて、敷地内のとても有名なデートスポットだという協会を見せてもらったり、大学周辺には飲食店や屋台が沢山あって食べ歩いたりしました。
そして私はここで生まれて初めて野良犬を見ました。すごいスピードで横切っていって少し怖かったのですが、どうやら当たり前の光景のようで現地の皆さんは気にしていなさそうだったので、野良犬と説明されてびっくり。もしかしたら野良犬というよりも”そこに住んでいる放し飼いの犬”という感じなのかもしれませんね。

台湾は気候が温暖で、お店や屋台も遅くまでやっているので時間を忘れてしまいます。
写真が残っておらず残念なのですが、帰りにタクシーがなかなかつかまらず大通りをワースレス&ニジノ絵本屋メンバーであてもなく歩いた時間がすごく青春時代ぽくて面白かったです。
つまりこれは今風に言うと「エモい」(=得も言われぬ想い)ですよね。知らんけど。

それから別の日にはイラストレーターのジョイスに山のレストランに連れて行ってもらいました。初めてMRTにも乗りました。MRTは台北の地下鉄です。切符がなんとコイン型!改札通るのちょっとドキドキ。
ここでMRTに乗る時に皆さんに注意してほしいことがあります!それは、駅構内が(車内も)飲食禁止ということ!飲食したら罰金ですって!!飲み物を持っていても良いけれど口を付けたらだめだそうです。手に持っていると喋りながら無意識で口に運びそうになるので、持たないか鞄に入れるのが安心ですね!
バスを乗り継いで山の中に行ったのですが、途中、恋愛成就の有名スポットらしきものがあったので記念に写真撮りました。ウェディングフォトを撮っている人たちも居たりと、ご利益があるので皆さんも行くことがあったら是非記念撮影してください。場所の名前はちょっと分かりません。

そうしてようやく(結構歩いた)辿り着いた山の中のレストラン。上手く説明出来ないのですが、山の斜面にテーブルと椅子がぽつぽつと置かれていて、自分達で食材を選んで調理してもらうスタイルです。お店のひとが日本語で「これおいしいよ!」とちょっと強引にお勧めしてくれるのでアレルギーなどなければ言われるがままに選んじゃって間違いないと思います!スープがお変わりし放題で、出てくる料理も全部美味しくて、自然に囲まれて、天気も良くて最高でした!

さて、いよいよ台中編に突入しようと思いますが、まさかまだ本編に入っていなかったなんてゾッとするよね♪

台中編

台北から台中へは新幹線で1時間!
台中では日本から台湾へ移り住んでいる一心さんのギャラリー『綠光+marüte』にてニジノ絵本屋のエキシビションとサニちゃんのたいようの木、ワースレスのライブをさせていただきました。

趣のある素敵な建物で、日が暮れてから外壁にプロジェクターで絵を投影して絵本を読むパフォーマンスをしたのが幻想的で印象深く情景が思い出されます。
ライブ直後に目の前で見てくれていたちびっこがすんごい話しかけてくれて、おそらくMandarin(現地で話されている言葉、日本でいうところの台湾華語)で何を言っているのかは全く分からなかったのだけれど、楽しそうに喋ってくれたのがとても嬉しく、思わず抱きしめました。

台中では『宮原眼科』へ行きました。名前は眼科ですがお菓子屋さんです!
元・眼科らしいのですが、立派な建物でクリスマスの装飾も相まって魔法の国みたいな雰囲気でした。夏のように暑いのにクリスマスシーズンというのも初めての体験で不思議な感じ。お土産にパイナップルケーキを買いました。

それから『箱庭』というギャラリー雑貨屋さんにも行きました。こちらなんと少し前に村田食堂の女将さんでもお馴染みのサボテンズも展示に参加していたことがあり、サボテンズのポストカードが売られていたので記念に買ってきました。

そしてもうひとつ、私が海外でやりたかったことにチャレンジしました。
それは”美容室に行って髪を切る”ことです。
ギャラリー『綠光+marüte』の並びにあった美容室に思いきって飛び込みました!
片言の英語で「予約してないけどいけますかー」と恐るおそる入って行ったら快く受け入れて下さり、あとは希望の髪型の写真とGoogle翻訳でコミュニケーションをとりました。
店員さんみんな若くて、優しくて、こちらの言葉を理解しようとしてくれて嬉しかったです。そして見事おしゃれモード系マッシュルームカットに成ることができました!わーぱちぱちぱー!

こういう異国の地でのチャレンジは緊張もするけれど達成感もあり、思い出になるので、他の国でも美容室チャレンジしてみたいです。

あとちょっと、台湾で感じた文化の違いや発見したこと・思ったことをまとめてご紹介します!

台湾のコンビニエンスストアに売っているペットボトルの緑茶は甘い!

どうやらお砂糖入りのようです。紅茶に砂糖入れる感じかな!これはこれで美味しいです。関係ないけど、子供の頃麦茶にはちみつ入れて飲んだの思い出しました。
台湾に行ったら甘い緑茶も楽しんでみてください。「日式」て書いてある砂糖無しの緑茶も売っています。

お風呂はシャワーのみ!

泊まったお宿3ヵ所ともバスタブはなくシャワーのみだったので、おそらくそれがスタンダードなのかなと思います。私は普段からシャワー派なので(湯船につかりたいとは思っているけれどなかなかね…)この点に関してはほぼいつも通り!
因みに、トイレもシャワールームの中にあります。

家庭ごみのゴミ捨てに遭遇!

決まった時間(私が見たのは夜でした)に音楽を流しながらゴミ収集車がやってきて所定の場所に停車するようなのですが、それと同時にどこからともなくゴミ袋を持った住人の方々が表へ出て来て、各々自分でゴミ収集車にゴミ袋を投げ入れていました。ちょっとやってみたい。

コインランドリーがおしゃれ!

これはたまたま私が利用した台南のコインランドリーだけかも知れませんが、新しく清潔で木目調に観葉植物がお洒落なカフェみたいなコインランドリーがありました。使い方が読めなくて難しかったのですが、勘で専用のカードを購入してお金をチャージして、それを使って洗剤を買ったり洗濯機や乾燥機を回しました。あと、駄菓子の自販機があったので待っている間に買って食べました。

信号機が壊れている!

車もそこそこ通る道でしたが信号機が壊れて明かりが点いていない交差点がありました。聞いたところによると半年くらいそのままらしい。おおらかー!!
でも車はスピード早いし、歩行者よりも自動車優先みたいな感覚があるらしいので、道路を渡る時は信号機が壊れていない道が安心ですね。

飴ちゃんくれた!

双子とサニちゃんは一足先に帰国したのですが、空港に向かうタクシーの中でサニちゃんが「台湾サンキューのうた」を即興で歌ったらタクシーの運転手さんが笑ってくれました。つられて私も笑ったらむせて咳き込んでしまったのです。そしたら飴どうぞって可愛い缶に入った飴をくれたので一粒もらって返そうとしたら、全部あげるって缶ごとくれたのです。
言葉が分からなくても最後まで台湾の優しさに感動しました。あと、台湾は飴も美味しいです。

台湾いきたいわん

そして無事日本に着いた私たち。日本は雨が降っていてちゃんと12月の寒さでした。こりゃ直ぐにでも台湾行きたくなっちゃうわいな。

というわけで2週に渡りお届けしました、ワースレスとニジノ絵本屋の激動の一週間~台湾演奏旅~。
移動、設営、演奏と観光している暇なかったなあ…なんて思っていましたが、振り返るとめちゃくちゃ満喫していましたね!自分でもびっくり!
これでも体力面を考慮し抑えた方でした。

あれから2年の間に台湾の友人らの来日があったり、台湾特集の雑誌を買いまくったりして、行ってみたい場所や食べたいものが増えました。
2年前の様に情報全く無しでその国に飛びこんで、見よう見まねで郷に従うのも面白いけれど、好きになって知れば知るほど楽しみも増えるもんですな。

私は台湾に行きたい思いが強すぎて、近所でも続々と台湾ドリンクのお店がオープンしましたが一回も買っていません!なぜなら、台湾に行くと決めているから!台湾で沢山飲むんだからー!!
2年前の時は毎日タピオカミルクティーを飲んでいたので、次行く時は毎日フルーツティーを飲みたいと思います。

あとよく目にした看板で気になっていた「三明治」の文字。皆さんこれ何かわかりますか?これなんとサンドイッチのことなのです!看板でよく見たということはサンドイッチ専門店があるってことよね?さすが外食文化の国!私も朝はサンドイッチ派なので、次に行ったら三明治食べたいな。

他にも包子とか粽とか、2年前は食べなかったものも沢山あるし、最終日残って営業まわりをしてくれた豪君・なかたくん・あやさんが行っていたPIZZA ROCKやホームセンターみたいな金物屋さんみたいなお店?やスーパーマーケットも行ってみたい!!

あ、行きたいわん!!

早くまたみんなで台湾に行けますように。(切実)

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by ザ・ワースレス

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