#マンガ感想文

みなさん、こんにちわ。

みんなが熱狂している王道漫画より、マイナーとされる漫画の方が好きなんだね。と言われてショックを受けた著者です。

今回はnote 公式のお題より。

(本題に入りますが、ネタバレがあります)


今でも家に置いている漫画

実家を出た今でもなお、家に置いている漫画が数種類あります。と言っても元々漫画を集めていたわけではなかったので、持ち運ぶ量もそんなに多いわけではありませんでした。

まずは今の家にある漫画を紹介致します。

・BLACK CAT
・I’ll
・ZOMBIE POWDER

見事にジャンプばっかりでした。笑


作品紹介

さて、それぞれの作品の内容を紹介致します。

1. BLACK CAT
著者:矢吹 健太郎
主人公:トレイン=ハートネット
内容:両親を殺されて、その暗殺者に育てられた主人公は「秘密結社クロノス」の精鋭部隊で暗躍し、裏の世界では「ブラックキャット」と呼ばれていた。しかしそんなトレインは、ある事件後に組織を抜けて裏の世界から消えた。
2. I’ll
著者:浅田 弘幸
主人公:立花 茜
内容:ハチャメチャで我が儘で自分勝手な主人公と、その親友で超バスケエリート家庭で育った柊 仁成を中心として織りなす、バスケ要素が少ない(?)、見てると元気が出てくる国府津高校バスケットボール部(KKBC)の物語。
3. ZOMBIE POWDER
著者:久保 帯人
主人公:芥火 完真
内容:「黒腕の死神」の異名を持つS0級犯罪者(賞金額9億6千万ニート)が不死の粉を量産する指輪を集める旅物語である。ある街で出会った姉を救いたいエルウッドや、元々からの相棒である謎の凄い男C.T.スミスらと一緒に旅をしている。

この中でも、続編をして欲しい作品は、「BLACK CAT」と「ZOMBIE POWDER」である。それぞれ未だ未だ物語は続けられる作品であることと、敷かれた伏線が回収されていない。

それに比べて「I’ll」は綺麗に終わっている。


I'll

続編を作ろうと思えば作れるだろうけれど、あれはあれでスッキリ終わったままで良い様に思える。

あえて続編を作るのであれば、もう茜達が大人になった後の物語で続きをしてくれるか、或いは、短編集としてショートショートを出してくれるくらいで十分。

怪我を克服して復帰する茜を見れただけでも、ビックリした。

茜も流石の大事故で、回復の見込みもあまり無いという手術を経ての、しかも長崎代表(だったか、鹿児島代表だったか)で、仁成のもとにまたやってくるなんて、もう感動物だった。

もう一度だけでも一緒にバスケがしたい。そう思い合えた親友の二人。彼らの出した最善の答えが、まさかのライバル同士という結末(作中では)。試合は作中では描かれなかったが、恐らくメチャクチャ楽しくて、大学では一緒の大学に進学してくるんだろうな、とか勝手に思っている。

その勝手な妄想の答えは誰も教えてくれない。作品が終わったから。綺麗な思い出として終わったのだ。

ちなみに茜の入院していた病室は2〜3階なんですが、やっと出会えた無二の相棒が「もう一生バスケができなくなるかもしれない」と言われて、「飛べない奴なんて要らない」的なことをチームメイトに言っちゃうクール麺である故に見舞いには全然行かなかった親友が、実は胸に沢山の思いを秘めていて、急にこんなことを言いにくるなんて、おじさん、もう、泣いちゃったよ!

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引用元:I’ll 14巻より

パスが出せねーだろって、入り方がいい。大丈夫かとか、容体どうなんだとかじゃ無く、変に心配する様子が無い。爽やか〜〜!(語彙力が死んだ)

そして、続く言葉に感動です。

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引用元:I’ll 14巻より

「俺達で、やろうぜ」

お、俺達でやってくれ〜〜!!

こんな青春が送れる世界線は何処なんだ。


BLACK  CAT

実際に「BLACK CAT」は、著者の矢吹さんが「第一部の完結であり、続きを描きたい」と言っているらしいので、今の路線が落ち着けば、書き出してくれるのではないかと期待している。この流れは「るろうに剣心」と同じ流れのように思える。笑

愛するサヤの復讐を遂げたトレインは、この後、どう気ままに過ごしていくのだろうか。

ルパン三世のように世界中を旅して、賞金首を狩り、猫の様に気ままに生きていくんだろうというのは、簡単に想像できる。それがトレインであり、気ままに生きていけないのはトレインではない。

イブは科学者にでもなりそうだ。作中でも、世界のことを知りたいと本を読み漁っていたし、クローン素である母親が科学者であったことも起因しそうだ。

この漫画の影響で、一時期は牛乳しか飲まないという時期がありました。日本人は牛乳の脂に胃腸が弱いという例に漏れず、やっぱり弱くて、飲むのは良いけれどもその度にお腹の調子を悪くしていました。最近はなぜか絶好調で牛乳でお腹を壊すことも少なくなったので、頻繁に飲んでいます。

また、ジャンプの練習をして、ひとっ飛びで家の屋根まで飛べるように頑張った時期もありましたが、最終的には膝上くらいまでしかジャンプできませんでした。もうあれは漫画の世界観でしか無く、マジで飛べたらサラリーマン生活を辞めている。

この作品の何が良いというと、スヴェンとのコンビ。これがまず良いです。

信頼しあっているのがわかるし、二人とも取り敢えず凄腕なので、安心して作品を読み進めることができます。

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引用元:BLACK CAT 5巻より

「MAD MAX 怒りのデスロード」の様に、見る度に今回こそは追い詰められてしまうのではないかと冷や冷やしなくても良いのです。この安心感。類似作品としてはルパン三世ですね。

そして次にいいのが、絵の完成度。綺麗。全体的に線が細く、スマートでアクションが映える。特に戦闘シーンは動きが速い物同士の戦いが多く、相性も抜群です。

作品の連載が続く中で絵柄が変わっていくのですが、それでも芯の部分は変わりがなかったので、そのまま読み進めることができました。

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引用元:BLACK CAT 1巻と20巻の表紙


ZOMBIE POWDER

「ZOMBIE POWDER」については、「BLEACH」で有る程度のやりたいことが消化できているような感じで、続編は期待できない感じしかしない。ちょっと残念で有る。

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引用元:ZOMBIE POWDER 21話より

しかしエルウッドがどうなったのか、また、ガンマは死者の指輪を集めきり、不死の粉を手にすることができたのか、気になる。何より、不死の粉が本当にガンマが欲しい物だったのかも気になる。

この作品については、本当に伏線散らかしまくったまま、4巻で幕切れとなったため、気になることだらけである。

ガンマの愛していた女性も、何かが原因で亡くなって、それでガンマはどうしたのかとか。全く触れられていない。ファンが隠れていることを自覚して欲しい←何様のつもりなのか

最早、同人誌を書いてしまおうかと思えるほどに焦らされている。しかし、書いたところでそれは正解では無いのだ。残念ながら。その葛藤をしながら、15年近くを迎えている。

歯痒い。また、連載して欲しい。

ガンマさん超強いんですよ。通り過ぎる際の斬撃で、こんなことができます。

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引用元:ZOMBIE POWDER 3巻より

いや、何等分にしてるの?


ということで(締め)

後半は感想文というよりかは、続編の要望でした。笑

チラ見したみなさんの感想文も見て、また久しぶりに漫画を読みたいと思います。最近はビジネス書ばっかりでしたので、いい気分転換になりそうです。


各作品のリンク


Fin. 

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