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◉キッズサンガで味噌づくり体験をしました②【お寺の日々#169】

今回は、3月23日におこなった「キッズサンガ」のレポートの続きをお届けします。

▼ 前回の内容はこちら
https://note.com/theterakoya/n/nc4ec9efcb01e



さて、お経とお話の後は、いよいよメインである「味噌づくり体験」です。

今回は、ひと樽4kgの味噌を、お子さん3〜4名ずつに分かれてつくっていきます。

複数名で「味噌づくり」をおこなうので、まずは手を綺麗に洗い、念のためマスクと手袋も用意しました。

「手袋を付けたままだとやりにくいかな?」とも思ったのですが、つけたまま問題なくできました。

味噌は、大豆と塩と麹(こうじ)を混ぜてつくっていきます。

本来であれば、それらを混ぜる前に、大豆をひと晩水に漬け、煮てからつぶすという工程があります。

しかし今回は、すでに大豆が煮てつぶされ、塩まで混ぜてある状態のものを使用しました。

講師の白垣さんは、毎回それを取り寄せ、使用されているようです。

工程が省かれていたので、お子さんたちでも(保護者の方に手伝っていただきながら)、だいたい60分くらいで味噌をつけることができました。



話を戻しますが、「味噌づくり」は、まずタライを消毒して、その中に、煮てつぶされた塩入大豆と、麹を入れ混ぜていきます。

混ぜる作業は、粘土をこねる作業に近いので、お子さんたちも楽しんでくれるだろうなと思っていたのですが、予想通り、楽しく「味噌づくり」をしてくれていました。

ある程度混ぜたら、今度はそれらを丸く固めて、玉状のかたまりをつくっていきます。

玉状のかたまりが沢山できたら、消毒したビニール袋を被せた樽の中に、それを一つずつ入れて押し、空気が入らないように下から詰めていきます。

間に空気が入ってしまうと、そこにカビが生えてしまうようです。

上からパンチするように、ギュッギュッと押して詰めていきます。

小さい子だと押し切れないので、小さい子が押した後は、グループのお兄ちゃんやお姉ちゃん、保護者の方が力を込めて押していきます。

樽に詰め終えたら、空気が入らないように
形を整え、封をします。

力のいる工程でしたが、みんな最後まで集中して、楽しんで「味噌づくり」をしてくれていました。

味噌は、しばらくお寺でねかせます。

6月か7月にはできあがるので、7月に開催する「夏のキッズサンガ」でお渡しをしたり、皆で食べる予定です。



「味噌づくり」を終えたら昼食です。

坊守手作りのカレー(40人前)を、皆でいただきました。

一緒に食べるご飯は美味しいですね。

中には、カレーを3杯もお代わりする子もいました。

お腹いっぱいに食べてくれて嬉しいです。

ご馳走様をした後は、お子さんたちは遊びタイム、保護者の方はおしゃべりタイムです。

この日は雨が降っていたので、外では遊べず、本堂で自然と遊びが始まりました。

追いかけっこや縄跳び、色々な遊びが始まり、お子さんたちは思いっきりはじけるように遊んでいました。

13時になり、お開きの時間。

「まだ帰りたくない」と泣き出す子。「また夏のキッズサンガに来るね!」と笑顔で手を振って帰る子。

皆また7月に会いましょうね。

最後に、今回「味噌づくり」を指導してくださった白垣さん、ご参加いただいた保護者とお子様方、お手伝いいただいた若婦人会の皆様。

ありがとうございました!

また夏も、どうぞご参加ください。

2024.03.27(水)記す

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【信行寺 今後の催し】
◉朝参り
・4月7日(日)午前8時〜約30分
・内容:読経・ストレッチ・法話

◉オンラインお寺参り
・4月27日(土)午前7時~約30分間
・内容:読経・法話

◉永代経法要
・5月17日(金)、18日(土)13時30分~15時頃
・内容:読経・講演
・講師:尾角光美さん(一般社団法人リヴオン代表理事)

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