なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? よみました
なぜなんだ…と思ってぽちり。
なんでサイゼに行ったのか
超努力して星付きシェフになり自分の店をもったはいいけどレストランの雰囲気はギスギス、生産性はガタガタで超大変!同じイタリアンで雰囲気GOODで生産性MAXなサイゼにバイトに行って、サイゼのやり方を学んじゃうぞ〜!という話。
サイゼの真似で生産性爆上がり!
著者は徒弟制の世界で生きていたので、『弟子はシェフのやることを先んじて予見して動くもの』みたいな感覚が染み付いていた。が、スタッフはそこまでやってくれない。怒鳴れば怒鳴るほどスタッフは萎縮して指示待ちになっていく。あまりに低い生産性に、彼は思いついた。そうだ、サイゼ行こう、と。読者としてはサイゼがシェフを雇ってくれるのか…?と思ったがあっさりOK。サイゼの懐は広い。
著者はサイゼのマニュアルが、高校生の意見も聞き入れる徹底したボトムアップであるのを見て、自分の店でも作業効率アップのための施策をスタッフに考えてもらうことにしてみた。そしてモノの配置を変えたり、行動を変えたり。そうしていくうちに、スタッフが自主的に動いてくれるようになってきた。著者も、スタッフのやることを尊重するようになった。
ある日、スタッフが『ラビオリを冷食にしてオンラインで売ろう!』と言い出した。著者は正直、オンライン販売よりテイクアウトに注力したいと思ってたのだが、スタッフを尊重して任せてみた。ら、売り上げの 30%を叩き出す人気商品になった。売り上げの30%って、かなりの人気メニューである。
幸せ × 効率的であることの相乗効果
幸せであれば行動力が上がる。効率的であればいろんなことをやる時間ができる。幸せで効率的であれば、本当に色々なことができる。そうしてラッセの生産性は爆上がりし、今では1人あたりの生産性が 3.7倍になった。めでたしめでたし。
おわり
本の中で普通の人が読んでも参考になるように書いたと書いてるんですが、実際、著者がサイゼから真似した具体的なことって『より効率の良い機材を導入する』と『効率化の起案に対して、職位の壁をなくす』という誰でもできることなんですよね。そしてそのポリシーは『飽くなき効率化をすること』。極めてシンプルです。
この極めてシンプルがなぜか会社という組織だと難しいんですが、個々人のことからでも改善していけることだと思うので、私も一歩ずつ効率化への改善を繰り返していこうと思います。手始めに開発記録の動画をYouTubeにあげる時にめっっっちゃ導線に迷うのを解消しようと思います(閲覧者画面から投稿者画面に行くのいつも迷う…)。
ちなみにこの本はこの記事がベースらしいので、本買う前にもうちょっと中身知りたいよ〜!って人はこちらをチェック!
エンジニアも週1バイト、できたらいいのになあ。
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