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モチベーション=仕事の出来?

こんばんは、連休明けいかがですか?私は正直今日は社会復帰に一生懸命でした苦笑
今週はリハビリ週間になりそうです。。といっても2週間そこらでお盆になります。お盆が終わってしばらくたったらシルバーウィーク、、、ということで、定期的に休みがあると思って頑張りたいと思います。

はじめに

先日プレゼンテーションについてお話をしました。

この投稿で私は、プレゼンテーションというものについて

つまるところ、プレゼンテーションというものはプレゼンター(話し手)が話をしたあとに、オーディエンス(聞き手)がそれに影響されて行動を起こしたいと思わせること、これがプレゼンテーションの本当の目的なのではないでしょうか。

とお話しました。このオーディエンス(聞き手)が行動を起こしたくなる、つまりモチベーションを上げていくということで、行動を起こし生産性があがるのか?と思われる事が多いかと思います。

では逆にモチベーションが低いときは生産性が低いのか?ということについて実体験を棚卸しながらお話したいと思います。

モチベーションが低い=生産性が低い?

「モチベーションが低いから仕事ができない」「モチベーションが高いから仕事ができる」果たしてこれらは本当なのでしょうか?

過去に当時の所属企業で提供しているトレーニングコースを採用したいという営業相談を受けたことがありました。
「モチベーションが低い社員に対してトレーニングを行いたい。というのも該当社員の各種技術のモチベーションが低く顧客へ満足度の高いシステム開発ができていないように感じている。」という旨の相談を受けたことがきっかけでした。

人間誰しもモチベーションが上がっているときと下がっているときがあると思います。仕事についても同じようなリズムで波があるのでしょうか?

「モチベーションが低い社員に対してトレーニングを行いたい。というのも該当社員の各種技術のモチベーションが低く顧客へ満足度の高いシステム開発ができていないように感じている。」

まず考えていただきたいのは問題の本質だと思います。「モチベーションが低い」ということが果たして問題の本質なのかどうか?ということです。

「モチベーションが低く顧客へ満足度の高いシステム開発ができていない」
とありますが、モチベーションが低いということと、顧客へ満足度の高いシステム開発ができないという2つの事象は因果関係が明確なのかどうか?ということはあります。

モチベーションが低いということがシステム開発のクオリティに影響があるのか?

モチベーションが高くなっていけばそれに伴ってシステム開発のクオリティが上がるのか?という相関関係の有無が明らかなのか?を考える必要があります。

「モチベーションが高い」というものは確かに「学習意欲があって技術を上げていこう」と思いやすいものではあります。しかし、スキルが身につくかどうかは別問題だと思います。
つまり、モチベーションだけ高くても正しい知識を身につける能力がなければ、残念ながら満足のいくシステム開発ができないものです。

また、適正がそもそもないからモチベーションが上がらないのであれば、間違えた職業を選んでいるように思えます。

つまり、スキルが足りない原因がモチベーションにあるのかどうかということは関係がないのではないか?と思っております。

逆にスキルが低いからモチベーションが上がらない、適正がないからモチベーションが上がらないということでしたら、モチベーションを無理にあげても良い効果は期待できないと思います。

なのでまずはそういったところを見極める必要があると思います。

どこの業種や職種であっても人材不足だと言われています。これから少子高齢化が進んで人材不足が進んでいくかと思いますので、今いる人材で業務を回していく必要があると思います。

これは全ての業界や職種に言えることかもしれませんが、明確な指標の有無が大事だと思います。

つまり「これをもってあなたは満足な仕事をしたとみなします」という職務の定義、つまりJD("Job Description")があるかどうかということはこれからは今まで以上に大事なことだと思います。

満足度の高いシステム開発の「満足」をどうやってはかるのか?ということがポイントになってくると思います。満足が行っている行っていないということを数値化すれば、これに対しての不足点を補うための戦略を練ることができると思います。

まずは、スキルが達していないということを認識するための指標が必要になってくると思います。
そうしないと全ての指示が感覚的なものになってしまいます。

「もうちょっとちゃんとしてよ」というような表現になってしまうと、これはあまりよろしくないことだと思います。

では、どういったところがまずいのか?ということについてもう少しお話したいと思います。

指示は明確にする

皆様はぼんやりした指示をもらって困ったことはないでしょうか?例えば「ASAPでやってくれ」と言われて明日やろうと思ったら「もうできた?」と聞かれることもあるかと思います。
こういった形で指示をもらうと対応が難しいですよね。。

このような曖昧な指示ではなく、明確にかつ共通認識がしやすい形で欲しいものだと思いませんか?

つまり、自分が指示をする立場になる場合は「ASAPで」という言い方ではなく「何月何日までにやってください」「何時までにやってください」という形で指示を出さないとプライオリティ(重要度)が下がってしまいます。

なので、重要度も含めて共有することが大事だと思います。同じゴールを正しく認識するというために数値化や計測可能な言語化することが大事だと思います。

それを行うために、まずは自分が仕事そのものを精緻に言語化して他の人に伝えられるようにすることが大事です。自分の言葉で何をもってこの仕事が成功なのか?ということを話せ、相手も同じ粒度で理解できるようにするということが仕事をする上で大前提になることだと思います。

明確にして共有化して測る。達成していなければどうやってやれば達成できるのか?達成していれば褒めるということが重要だと思います。

やってはいけないと思うことは「やる気あんの?」という本人の見えない部分を指摘するということです。これをやると相手との心の距離が離れてしまいます。なので、本人が変わらないとならないと思わせるような指示を明確に出すことが必要だと思います。

そして明確な指示を出せないのであれば、どんな結果であっても受け入れる必要があると思います。なにかやってくれたら褒めるということでアプローチすることができれば相手も自分のペースで結果を出してくれるようになってくれるかもしれませんが、急がないといけないなどがありましたらそれを数値化して言語化して、チームとしてゴールに向かっていくという合意を取るということが大事だと思います。

仕事ということを顧客に提供することで、誰かが何かの形でハッピーになるというものだと思いますので、仕事のゴールを何らかの形で共有する、共有できないのであれば仕事を変えるというのが必要なのではないか?と思います。

まとめ

本日は、仕事をする上でモチベーションと仕事の出来ということの相関関係について私の考えをお話しました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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