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場合によっては半額近く安くお得になる海外発券のメリデメをやさしく解説

こんばんは。いつもNoteの投稿を読んでくださりありがとうございます。
4月から始めたつみたてNISAも順調に成長しているのを良いことに、MacBook Proの買い替えをしてしまいました。これから節約生活をしていこうと思う今日このごろです。
そんな節約生活をしようとしているのに、COVID-19(コロナウイルス)に関する国境封鎖が少しずつゆるくなるがゆえに、趣味の旅行欲が高まりそうなのでしばらく自制生活が続きそうです。

はじめに

さて、今日は前回までの投稿とは全然趣向が違う内容です。むしろ趣味の旅行に関するお話になります。
もうじき夏休みが近づいてきますね。今年はTOKYO2020 オリパラが控えていたこともあって、コロナウイルスでどうなるかわかりませんが休みが長く取れそうな方も中にはいるのではないのでしょうか?
そして夏休みが終わればだんだん季節は冬に向かいクリスマス休暇や年末年始休暇のシーズン。こんなときに少しでも安く海外旅行できたら!と思う方もいらっしゃると思います。今日はそんなことを考える方に考え方の一つとして普段私が考えている「海外発券」というものについてメリデメなどをできるだけ噛み砕いてお話できればと思います。

こんな人が対象

今日の内容はこんな方にフィットするかもしれません。

海外旅行に定期的に行く
特定のエリアに行くことが多い
直行便にこだわらないつまり経由便でもOKな方
たまにはビジネスクラスやプレミアムエコノミーを使いたい
マイレージを貯めたい

海外発券とは?

一言でいうと、文字通り「海外で発券した航空券」です。発券?なにそれ?っておもいますよね。通常航空券というものは、予約という段階と発券という段階にわかれます。
「予約」は文字通り「予約」をしている状態で、まだ自分の航空券が存在しない=支払い処理を済ませていないものだと思ってください。
一方「発券」は「予約」の段階から更に一歩踏み込み支払いをしている状況です。発券されているので文字通りEチケットの控えなども受け取っている状態のことを指します。
そんな発券を海外発(海外が出発地)で行うものを海外発券と言います。
海外発になりますが、必ずしも現地で購入する必要がなくインターネット上で購入できる事が多いです。そんな海外発券、使い方によっては日本在住の方にもとても使い勝手の良いチケットになりえます。物は使いようです。
一方で使いにくく感じることも時にはあります。
メリデメについてこれからお話したいと思います。

海外発券のメリット

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まとめるとこんな感じです。これについて一つずつ見ていきたいと思います。

安さ

例えばJALの日本発ロンドン行き(=日本発券)を見てみたいと思います。お盆シーズンで満席なので少しでも快適に移動をしたいということでプレミアムエコノミークラスで探してみます。

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往路の予約クラスがRクラス、復路の予約クラスがEクラスなので往路と復路それぞれで値段が違いますが約370,000円です。サーチャージがまだ高いと言えどもちょっと高いですね。。。
それでは、ロンドン発日本行きつまり現地発のチケットだったらどうなるのでしょうか。

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往路つまりロンドン発東京行きの予約クラスがRクラス、復路の東京発ロンドン行きの予約クラスがEクラスという上の日本発券と同じ予約ラスの組み合わせで予約をしようとしたときの値段は、1,673.95英国ポンドです。これって日本円でざっくりいくらかというと、約221,595円です。

つまり同じ予約クラスの組み合わせでも、約150,000円の価格差です。150,000円あったらそのお金で安い時期にエコノミーでヨーロッパにも行けるでしょうしアジアだったらビジネスクラスにも乗れると思います。
普通に生活していても東京でも約2ヶ月分くらいの家賃にはなると思います。そのくらい価格差があるということです。
つまりこの場合ですと、頻繁にロンドンや欧州に行く人は片道を安く何らかの方法でいったら、ロンドン発券を利用することで、コスト削減の実現性が高まるといえるでしょう。

予約変更やキャンセルにかかる手数料が安い

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このようにロンドン発券と東京発券ともに同じEクラスでも変更変更等条件が異なります。
こちらではあまり差がありませんが、日本発割引エコノミーでは予約変更不可、キャンセル料30,000円などに対して、海外発券では変更手数料5,000円、キャンセル料10,000円等格安のケースも存在します。

日本でのストップオーバー(24時間以上途中降機すること)がOKのケースが多い

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上の画像の通り、例えば欧州発東京経由オーストラリア行きのチケットがあるとします。この場合東京を経由するので、東京で一度降りて次回の旅行を日本からオーストラリアへ行く旅行にしたいという人も出てくると思います。(欧州からオーストラリアまで一気に搭乗するのはビジネスクラスでも相当の疲労が貯まると思います)
こんなとき、東京でトランジット(乗り換え)ではなく、ストップオーバー(途中降機)できるかどうかが重要になってきます。
トランジットとストップオーバーについてもざっくり説明します。大まかに言ってしまうと、トランジットは24時間未満の単なる乗り換えで、ストップオーバーは24時間以上その街に滞在する途中降機というものになります。

そのため、まさに次の旅行シーズン(夏休みの次に年末年始等)にあわせてベースとなる日本に滞在するという使い方がしやすくなります。

つまり、1枚のチケットで複数回の旅行が実現するということになります。

航空券を組み合わせることで短期滞在が可能

海外発券は海外発のチケットになると説明した通り日本から出発地までは別に手配をしなければなりません。そんなときに、日本発の安いチケットを使って旅行を開始することが多いでしょう。
そんな安い日本発券のチケットは多くの場合で、「現地滞在期間ルール」というものが存在します。最短3日最長1年などのようなルールです。
このルールというか縛りの補填を海外発券で行うことも可能になります。

例えば、東京からソウルに行くとします。東京からの格安エコノミーの「縛り」が3日以上1年未満だったとします。この場合ソウルに最低でも3日間は滞在する必要があります。しかし、日程の都合上一泊二日しかできないというときに、海外発券(ここではソウル発)のチケットを組み合わせることで、東京からソウルへ向かい、帰りはソウル発券の往路(ソウル→東京)で戻るということができたら、縛りを解消するとともに残りのチケットを使ってもう一度旅行ができるということが可能になります。

さて、ここまでは活用によるメリットについて主にお話しましたが、次からはデメリットについてもお話します。

海外発券のデメリット

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現地へ行かなければならない

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上にまとめた通り、必ず発券地へ行かなければなりません
例えば、ソウル→東京→ロスアンゼルスというチケットを安く購入した場合は、必ずソウルへ行かなければなりません。
そのため、「出発地」までの移動手段が必要になります。そして出発地に最後は戻ってくるケースが多いので、日本に最後に帰国するためのチケットが必要になります。

途中棄権はブラックリストへの第一歩

ちょっと過激なタイトルになってしまいましたが、こちらについて説明します。

海外発券というのは、本来はその地に住んでいる人へ提供をしているチケットになります。そのため、原則チケットを使い切ることが求められるとともに前提として料金設定が作られています。
そのため、海外発券の旅程開始後日本にたどり着いてから残りの旅程をノーショーすること(つまり乗らないで一方的にキャンセルする)は厳禁です。絶対にやってはいけません。これをやってしまうとルール違反の代償として、今後の搭乗拒否正規料金との差額を請求されるリスクがあります。
そのため、絶対にやってはいけません。

海外発券が安い都市や安い航空会社一例

海外発券についてのメリデメについてここまではお話しました。
では、具体的にどこの都市出発であったりどんな航空会社が安いのか?といったことを、いつも安いわけではありませんが、傾向というか見つけたことがある経験則に基づいてお話したいと思います。
ただし、Before Covid-19と呼ばれるいわゆるビフォーコロナ時期での経験に基づきます。

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海外発券の購入方法

海外発券の安い場所や航空会社がわかったからどうやって買えば良いの?と思った方もいらっしゃるかと思いますので、ここでは購入方法についてお話します。

基本的にはオンラインでの購入となります。航空会社のWebサイトから旅程を決定し、クレジットカードなどで決済することで購入することが可能です。ただし、クレジットカードによっては普段購入することがないケースだということで、不正対策のアラートが作動してカードそのものの利用を制限することがあるため、カード会社に事前に連絡を入れられたほうが良いと言う場合もあります。

JALなどの主な航空会社は出発地欄に海外の都市を入力することで海外発のチケットの検索が可能になっています。

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航空会社によっては日本語サイトではなく英語サイトになるケースがあります。
JALなど航空会社によっては、出発地の国のサイトに移動して発見する必要なときもあります。

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まとめ

今日は私の趣味である海外旅行に関するネタをお送りしました。
まだまだコロナウイルスがおさまらない世の中ではあるので、思いっきり旅行ができるわけではありませんが、脱コロナ実現の際にはぜひこういった方法でも旅行をご検討ください。
少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。TGIF楽しんでください!

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