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私は何故この場で立ち尽くしている


秋頃,久々に同世代のろう者(聴覚障害)のみんなが集まり,そこに参加させてもらった.

そこで色々と思うところがあったので,ここに書き綴ろう.


この場に集まった,同世代のろう者のみんなはほとんど社会人である.

私を除いて.

私は午後に東京にて用事があったため,夜から途中参加という形だったが,それでも久々に会えるのもあるけれど,それよりも日本手話をたっぷりと観れるのが大きな魅力だった.

だが,帰路に実際に就いた際,たっぷりと観れたと満足すらしてなかった自分がいる.

一体なぜか.

答えは題目と同上である.


夜から途中参加した際はもう既にBBQが始まっていて,みんなも酒が入りつつある時だった.(私は酒が飲めなくなったため,この時はソフトドリンクで飲んでいた)

その時はお互いに打ち解けたり,趣味や恋愛,仕事の話なども盛んになっていたが,少しずつ馬鹿騒ぎに変わりつつあった.大学生が良くやる飲み会の空気に似ていて,一人ひとり何かの束縛から解放されるかのように飲みまくっていた.

そんな様子を片目に,BBQの後片付けをしていた.

何故,他のみんなはここまで頑張ったんだと思うほど社会の歯車になろうとしているのにも関わらず,私は未だに社会の歯車になろうとしていないで,ずっとこの場から一歩と踏み出そうとしないまま立ち尽くしているのがどうしても心苦しかった.

そして,その後,帰路に就いた後,涙を流した.

一体,私は何をすれば良いか.


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