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看護師5年目、初めての転職! 面接前の同行訪問を活用し、未経験から訪問看護にチャレンジする星野さんの転職成功事例

これからどんな看護をしていきたいんだろう?
いざ「やりたい看護」「描きたいキャリア」を聞かれても、考え方がわからない。
日々の仕事で忙しく、自分のキャリアについて考える時間が取れない。
そんな方はたくさんいるのではないでしょうか。

 「N/thestory(ジストリー)」(以下「N/thestory」)は、意欲ある看護師向けのジョブマッチングアプリです。看護師専門の転職サービスとしては初となるスカウトメールを活用したダイレクトリクルーティングにより、「やりたい、学びたい」を応援するスキルマッチング転職の実現を目指しています。「N/thestory」の新たな転職手法を活用いただく医療機関等、看護師の皆さんが増えてきた中、理想的なマッチングを実現しているケースを成功事例としてご紹介していきます。

 今回は、「N/thestory」を通じて転職を実現し、2024年春にクローバースマイル訪問看護ステーションへの入職を控える看護師、星野 芽衣さんへの転職成功インタビューです。
看護師としてこの春に6年目を迎える星野さんが、病棟でキャリアを重ねる中で感じていた「やりたい看護」への想い、訪問看護にチャレンジするきっかけ、初めての転職活動についてお話しいただきました。

【星野さんプロフィール】看護師歴5年(整形外科病棟→内科外科混合病棟等)


これまでのお仕事内容、やりがいについて教えてください。

看護師になって5年目ですが、ずっと病棟で働いてきました。
一年目は整形外科で、治療して治れば退院していくケースが多かったです。お喋り好きな患者さまが多く、新人だったこともあり、患者さまに応援されながら一年間を過ごさせてもらいました。関わる期間は短くても、お母さん・お父さんのように接してくださる方が多く、楽しく勤務できました。
 二年目に病棟の編成が変わり、三次救急に配属されました。治療して帰ることができる方もいれば、そのまま入院する方もいらっしゃいます。とても忙しく、患者さまの担当もどんどん変わっていくのですが、顔を覚えてもらえて声をかけてもらえると嬉しかったですね。リウマチや日帰り通院の患者さまにも覚えてもらえて、看護師をやっていて良かったと思える瞬間はたくさんありました。

当時5年目だった先輩に「やりたいことが見つかったら、辞めていいと思うよ」と言ってもらう機会があって、最低でも5年間は頑張ってみようと思いました。
看護師は新人教育が3年間でいったん終了するので、4年目以降はリーダーになったり任せられる仕事が増えていきます。そのあと5年目になってから委員会などに入り、病棟看護の全体像が理解できるようになりました。ここまで仕事を理解できたら、次のステップを考えてみてもいいかなと思い、転職を具体的に考えるようになりました。

訪問看護の仕事にはいつ興味を持ったのですか?

学生の時に訪問看護実習があり、そのときに興味を持ちました。仕事としての面白さを直感的に感じたんです。
利用者さまのご自宅は本当に人それぞれなのですが、部屋の片付けから始めることも多く、生活の大切さを実感しました。看護と生活は切り離せません。いつかは、その人らしい生活を大事にする看護をしていきたい、とその時に思いました。
とある利用者さまは、ご自宅がいわゆる「ゴミ屋敷」状態だったのですが、その環境への対応も実はやりがいを感じました。ご家族の状況も含めて利用者さまの生活なので、人生に寄り添う看護をしていきたいと思いました。

病棟に勤務しながら、訪問看護でいずれ働くためにはどうすればよいのか、どんな勤務先があるのかなど、たまに調べるなどのインプットをしていました。

「N/thestory」での転職活動はいかがでしたか?

最初は人材紹介会社を使っていたのですが、医療機関の情報を何も知らないまま面接に行くこともあり、転職活動の進め方に違和感を感じてしまいました。
そんなある日、何かほかに良い方法はないかとアプリストアで「看護師」と検索したんです。そうしたら「N/thestory」が検索結果に出てきて、もしかしたら他と違うかもしれない、と感じ使ってみようと思いました。

スカウトメッセージを受け取って、その後、オンラインでのカジュアル面談・同行訪問・見学・対面での面談などいろいろな方法で転職活動を進めました。
未経験からの訪問看護の仕事は、具体的なイメージがついていませんでしたが、未経験でも働いている人がいることもわかり、安心しました。
面接は緊張するので、カジュアルな形式で気軽に面談をできるのはありがたかったです。

私たち看護師は、実は同業の人と話すことって全然ないんです。訪問看護で働いている看護師の話を聞く機会もまったくなかったので、何も知らないことを実感しました。実際に働いている人の話を聞くことって大事だなと思いましたね。

様々な医療機関の採用担当の方々とやり取りをするなかで、「5年間、働いていて良かった」と心から思うこともできました。
辞めたいときもあったけど、続けていて良かった、私は看護スキルをちゃんと得られているんだって自信になりましたね。

クローバースマイルの選考はどのように進みましたか?訪問看護の現場はどうでしたか?

スカウトをいただいて、チャットでやりとりした後、実際に事務所に行かせていただいたのですが、その当日に同行訪問に行かせてもらい、仕事の仕方や職場の雰囲気がよく理解できました。地域に根付いていて、どんな利用者さまも受け入れる姿勢がいいなと思いましたし、経営をされている安藤さんご夫妻が両親のようで温かく、素敵だなと感じました。

訪問看護という仕事は、終末期、つまり人の死に接するという覚悟が必要だと思います。ただ、私はこれまで癌などの患者さまの看取りを経験していなかったので、終末期の看護にしっかりと携われるのかは不安がありました。
そういった点も同行訪問の中で質問したりできたのは良かったです。看護師としていずれは関わりたい終末期医療に、飛び込むなら今だ、ここなら大丈夫だと思えました。

転職活動を振り返ってみていかがですか?

「看護師」「転職」で検索したときに、上位に出てくるのがいわゆる総合転職サイトや人材紹介会社のサイトでした。
とりあえず登録してみましたが、受け身でも活動が始まってしまう感覚で、そのスピードや温度感についていこうとするけれど、身体も気持ちもついていかなかったというのが本音です。
「N/thestory」を見つけて登録してみたら、同業の方々の話を知ることができて自然と新たな環境で働くイメージが沸き、スカウトメッセージをもらうことで、これまで働いてきたキャリアを言語化するきっかけをもらえました。それは転職するうえで必要なステップだと感じたので、とても良かったと思います。

病棟で働くイメージが強い看護師という職業ですが、訪問看護の仕事は共通点もあれば全く違う点も多いです。実際に現場で仕事に触れることはとても大事だと思います。
クローバースマイルも、リアルに訪問したから、相互に信頼が生まれたと思います。実際に足を運び、出会うことから新たな道が拓けました。利用者さんご家族が話しかけてくれたりして、ご家族目線の感想も聞くことができたので、同行訪問は大切ですね。

今後の抱負は?

蒲田に根付いているステーションなので、蒲田の地域をしっかり知っていきたいです。この地域における看護師の役割は何かを考え直し、実践していきたいですね。