23シーズン 第1節 vsブラウブリッツ秋田

こんにちは。

土曜真昼間、というのもあり、現地観戦チャンスということで長野から出向いたものです。

マジで労力半端ないって。

正田醤油スタジアムまで、距離は倍、金額は三倍になり、現地応援の厳しさを数字で分からされました。

しばらくは、自宅のパソコンの前で応援することになりそうです。

それでは本日も、よろしくお願いいたします。

初戦は難敵の秋田。

23シーズンの初戦はブラウブリッツ秋田。

秋田について簡単な説明をするのなら、いい意味で色気を無くしたごつごつとしたサッカーで、相手が躓いた瞬間に畳みかけるのが印象的。

開幕戦はどのチームも良い出だしを求めますが、それをザスパが実行するには、あまりにもクセの強い相手になります。

スタメンはこちら。

他チームの知識が無いので触れるのはザスパ側だけになりますが、

意外だったのが、岩上がベンチ外という点でしょうか。

コンディションがよくないのか、はたまた補強による競争の激化を暗示しているのか……。

競争の激化、という点でいえば城和のスタメン落ちも印象的でした。

試合の評点。

さて、今回の秋田戦ですが、まず試合の出来的には

「10点満点中6.5点」

ぐらいの評価でした。

これが高いとみるか、低いとみるかはさておき……。

良かったところと悪かったところをかいつまんで話していこうかと思います。

川本、平松の存在感。

今回攻撃面で目立っていたのはこの2人でしょうか。

まずは平松。

体が強く、ほとんどの競り合いやボールキープの場面で勝っていたように見られました。

秋田戦であれだけ競り合いに勝ってくれるのであれば、今シーズンも期待が持てるでしょう。

そして川本。

やはりというべきか、今シーズンは川本がキーになってくるのでしょうか。

彼もまた体が強く、足元もあるので、ボールが面白いように収まっていました。

守備面でもプレスバックは欠かさず、攻守両面で十分な働きをしていました。


WBの位置高すぎ問題。

悪い点でいえば、やはりこちら。

こちらはDaznで解説をしていた戸川健太さんも言っていたのですが、

岡本が高い位置を取りすぎるせいで、酒井から岡本へのパスが狙われるといった一幕がありました。

まずこちらが前半の21分に奪われたシーンですが、

距離が遠い、というよりかは、相手DFに近い位置で受けてしまうというのが捕まった原因でしょう。

これがインターセプトを狙っていた三上にスピードに乗らせた状態で奪われてしまい、ピンチを招きました。

その後の33分でのプレーもですが、


DFラインに戻したボールを、中塩が川本に出すボールなのですが、前こそ向けたものの、こちらもやはり相手DFに近い位置のため、厳しいチェックにさらされる形となりました。

この辺り、特に岡本に至っては、高い位置で残るからこそ、前半の決定機となった細貝のクロス→岡本の折り返しといった良さも出るので、ここは「両側面を持つ要素」とでも言うべきでしょうか。

ゴールキックの立ち位置。

その流れでいうのであれば、ゴールキックの立ち位置についても同じ。

再開時にザスパはこういう陣形を組んでいました。


こちらは前半4分くらいの立ち位置を参考に作成したのですが。

画像上で見ると、プレーヤーがいるエリアがあまりにも狭いのが見て取れます。

このゴールキックはボールは中塩へ出すのですが、その後のプレーで中塩は平松へのロングボールを選択。

この一連の流れが、中途半端な内容に思いました。

近年、ゴールキック時にPA内に味方選手がいてもいいようにルールが変わりましたが、

そのルール改定も、意味合いのほとんどが、ポゼッションサッカーをやるチームが、ゴールキック始動でビルドアップを開始するためのものです。

となったときに先ほどの画像に戻ると……。

ゴールキックからボールを繋ぎたいけど、出した後のパスコースが無いんです。

だって自陣には画像にある通りの選手しかいないですから。

もしこの状況で後ろから繋ぎたいのであれば、せめて両WBが低い位置を取るか、ゴールキックのリスタート時には可変のスイッチを入れない、といった修正が必要かと思います。

現地での私。

ここで、現地での私の一幕。一人で頭を抱えていたシーンがあります。

83分、コーナーキックです。

この場面、見返せる方は見返していただきたいのですが……。

キッカー風間の傍に天笠が寄って行ってるのですが、秋田はほぼほったらかしの状態。

一人で「ショートだよね?ショートだよね?」と思っていましたが……。

キッカー風間の選択はゴール前の中央。

フィジカルの強い秋田相手に真っ向勝負を挑みます。

しかも、見返したところ、秋田のメンバー全員がPA内にいます。

対してザスパの選手は6人。

これをつつくのは私の性格の悪さが出てるかもしれませんが……。

セットプレーのチャンスというのもあり、変化をつけて崩しに行っても良かったんじゃないかなと思ってしまいます。

秋田目線で見たとき。

語りたい、という点でいえば、秋田目線からも語るべき点があります。

先ほどにもあった岡本へのパスを奪ったシーンもそうですが……。

前半36分のアーリークロスからの決定機。

秋田としては「仕留め損ねた」、ザスパとしては「九死に一生を得た」と言える、決定的なシーンでした。

起点となったのは、佐藤へのスライディング。

現地、ザスパサポ側から見ればファールに見えましたが、DAZNの中継画面で見るとしっかりとボールに行っている。

流石ともいえる球際の強さです。

ただ逆をいえば、この一瞬をものにされなかったのは、ザスパもツキがあったと言えます。

結果で見れば及第点。

前述のとおり、秋田のペースに飲まれていてもおかしくないゲーム展開、新戦力中心といった中で、勝ち点1を拾えたのは割とでかい気がします。

今回は秋田戦ということもあって、次節以降から武も含めて補強組全員のお披露目?が期待されるので、できることなら大槻監督には序盤のうちにいろいろな選手を使っていただきたいところ……。

次もまた難敵の町田、厳しい相手が続きますが、まだまだシーズンは始まったばかりですので、今回の引分を引きずることなく、次節も熱い声援を送りましょう!

それでは、ありがとうございました!





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