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「内省」の三種の神器: Notion

常に何かを考え込んでいる「内省」が優位なタイプ、我々が楽に生きていくための三種の神器なるものが存在するならばぜひ手元に置いておきたい。

今回は、そんな三種の神器のうちの1つである “Notion” すなわち「タスク管理アプリ」について、内省優位者の視点から紹介しようと思う


「内省」とは?

まず初めに、聞き慣れない単語「内省」について簡単に説明しようと思う。

「内省」とは、アメリカの調査会社GALLUPが提供しているウェブテストである「クリフトン ストレングス オンライン才能テスト」、通称「ストレングスファインダー」で使われている「強みとなる可能性のある個性」を表す用語である。


* ストレングスファインダーをご存知ない方は下記リンクをご参照下さい


「内省」は、本テストで使用される「強みになる可能性のある個性」のうちの1つである。


内省は「思考すること」を得意とする資質

内省を最上位資質のうちの一つとしても持つ筆者には、内省は「思考することが得意」などという生やさしいものではなく、「思考することが止められない」資質のように思えてならない。

まさに、呼吸をするが如く、常に何かを考えている。

激しく酔っ払って具合が悪くなってしまった電車の中ですら何かを考えている。

そんな思考の回遊魚状態なので思考を止めると死んでしまうのではないかとすら思えてしまう。もしくは、思考が止まるときは死ぬときなのか。


無尽蔵に広がり続ける思考によって脳がオーバーヒートする

内省を上位資質としてもつと常にそんな状態なので、たとえ何かに集中している時ですら、新しい思考が突然始まってしまうことも多々ある。

その様子はまさに思考の多動状態といった具合である。

つまり、思考が無尽蔵に広がり続けてしまい、自分ですらコントロールできないのだ。

我々の脳にはキャパがあるので、このような状態を続けていると当然脳がオーバーヒートしてしまう。

そうなってしまうと、取り組んでいる仕事の質もスピードも大幅にダウンしてしまうのである。


タスク管理アプリは「家事委託サービス」のようなもの

では、内省を上位資質に持つ人にとってタスク管理アプリとはどのようなものなのか?

筆者はこれを「超絶忙しい社会人が家事を家事委託サービスに外注するようなもの」と捉えている。

どう言うことかと言うと、内省を上位資質として持つ人は常に思考すると言う行為によって脳のリソースを大量消費してしまっている。

そんな状態なので、他のことに投入できるリソースがほとんど残っていないと言うのが常である。

そこで、その思考することの一部(今回の場合はタスク管理)をアプリというツールに外部委託することで脳にリソースの余力ができる

脳にリソースの余力ができることで、仕事により多くのリソースを割けるようになるので仕事が捗るようになるのである。


筆者はタスク管理アプリとして "Notion" を愛用している

Notionに関しては、筆者がここで説明するまでもない大人気アプリなので、今回は詳細説明は割愛させてもらう。

もしも、具体的にどのように使っている知りたいなどのご要望などがあれば別記事でご紹介しようと思っている。

ただ、「タスク管理アプリならNotionでなくてもどれでもいい」というのが筆者の正直な意見である。


タスク管理アプリに紙のノートを組み合わせると最強

ここまでタスク管理アプリについて説明をしてきたが、内省を上位資質として持つ人のタスク管理において紙のノートも優れたツールであることを付け足したい。

内省優位が故に脳内で絡まりに絡まってしまった様々なタスクの管理を、突然パソコンないしスマホの画面でやろうとしてもただただ混乱に陥るだけである。

ガジェットに向かう前に、大きめの紙にバーっと書き出し、それぞれの関係性や重要度などの情報を目視するというワンクッションを置くことでタスク管理アプリが格段に使いやすくなる。

タスク管理アプリの補助として紙のノートを組み合わせることで、我々は思考の海に溺れることを予防できるのだ。


なお、紙のノートやメモ帳の具体的な使い方は下記をご参照いただけると幸いだ。


まとめ

今回は、ストレングスファインダーの34個の資質のうちの一つである「内省」を上位資質にもつ人の三種の神器の一つとして「タスク管理アプリ」を紹介した。

無尽蔵に広がる思考に注がれてしまうリソースをアプリ導入によって節約し、他のことに割けるようになったらこんに良いことはないと考えている。

(2106文字 1時間04分)

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