英語の動画を要約して紹介(2): 好きな服が高めてくれる "僕の自信"
自分が心の底から好きだと思える服を着た時、僕の自信は3mも高まるんだ。
BBCを聞き流していた時に、突然耳に飛び込んできた彼の言葉にハッとさせられた。
今回は、BBC News "Why I dress as a Regency gentleman... everyday of my life"を要約して紹介しようと思う。
※元動画は下記からどうぞ
いわゆる「普通の服」は持っていない
Zach McLeod Pinsent氏は、「儀式」と称し、彼が所有した最後の「普通の服」であるジーンズを燃やした。14歳だった。
それ以降、彼は「普通の服」をただの一着たりとも所有していない。
そんな彼が、「普通の服」の代わりに着用するのは1660~1920年代に英国で流行した、ジョージアスタイルやリージェンシースタイルと呼ばれるクラシックな服である。
彼が選んだ服が「彼自身」を作っている
彼が、心の底から本当に好きだと思える服に捧げてきた情熱は、彼を現在の仕事、オーダーメイド仕立て屋へと導いた。
世界中の彼のフォロワーから、彼の作った服が欲しいと注文が入るそうだ。
彼の顧客は、人生で初めて自分のためだけに作られた、最高に自分にフィットする服を着て表情を生き生きさせるという。
そして、そんな彼の顧客の喜びに満ちた表情を見ることで、また別の人が幸せになる。
服によって生み出された喜びが、伝播されていく。
たとえ馬鹿げて見えても大事なこと、自分にとっては価値のあること
彼は言う。
こういう格好をしているとね、意地悪な評価をもらうこともある。
でも、それがなんだっていうの?
そんな評価をもらったからといって、全く好きとは思えない、着ていて心地も良くない、そんな服に戻らないといけないの?
僕はそうはしない。
だって、自分を表現できる形で服を着ることは、僕にとって他のことでは得られない最上の幸せだから。
多くの人にとって馬鹿げて見えること、やりすぎだって思われることにだって、誰かにとっては価値がある。そういうこともあるんだよ。
僕にとって、それは自分のスタイルを楽しむことだったんだ。
最後に
毎日、誰しもが必ず着る服。
それは全ての人に効く魔法の万能薬ではないかもしれないが、一部の人にとってはこれ以上に無いほどの特効薬となりうる可能性がある。
「明日は一番お気に入りの服を着よう」と思わせてくれる、非常に良い動画だった。
※この他にも、日本語字幕のついていない動画を要約しています
(985文字 59分)
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