『THE SALONS』〜開業の基礎を知ろう!①〜
皆様、こんにちは!
THE SALONS Communications managerの志田です✨
今回は「実店舗開業の流れについて」また、THE SALONSでの開業のケースも一緒に解説していきます!(美容院ベースになりますが、大体流れは一緒なので他の美容業の方もぜひ参考にしてください✨)
まずTHE SALONSで経営を学び、
基盤を作ってからTHE SALONSを卒業して欲しい!
成功して欲しい!というのが弊社の方針です。
この記事を読めば、どうして初めにTHE SALONSで開業するとメリットがあるのか?も理解して頂けると思います!
まずは独立時にやることについて触れていきます。
1. 独立資金を用意する
実店舗を開業するのに立地などでも異なりますが、平均して約1,000〜2,000万円ほどかかります!(10坪〜20坪で運転資金込み)
<内訳>
不動産仲介手数料
店舗保証金
内装費
器具類設備費
美容材料費
運転資金
etc
ゆとりを持ってスタートできるように自己資金を貯める必要があります。色々な資金の集め方があると思いますが、以下を参考にしてみてください。
①自己資金
②親族からの支援金
③日本政策金融公庫
④銀行の融資を受ける
③の日本政策金融公庫は美容室の開業で最もよく利用されていて、創業時の融資に力を入れているだけあり、開業者にとってメリットがあります!
・金利が低い
固定金利で2~3%くらい。若者や女性の起業を応援しており、条件によっては1%台になります。
・無担保・無保証
個人の借入れでも保証人、担保を不要にしています。一定の条件を満たせば、誰でも融資のチャンスがあるのです。
しかしここで気を付けて頂きたいのは、開業で必要な金額(融資申込み額)の最低10%を自己資金でご用意頂かないと融資は受けられません。
※最低で10%であり、この金額を用意していても審査に落ちる事もあります。
公庫が実施した調査によると、開業資金総額に占める自己資金の割合は平均で3割となっており、30%が融資実行の鍵といえます。
融資実行を成功させるには上記の自己資金の用意が大切です。
審査まで約10〜14日、融資決定から実際に振り込まれるまでに約10〜14日かかると言われているので、大体1ヶ月程度かかると考えておくと良いと思います!
💡 THE SALONS
ローコストで開業可能ですが、オーナーの皆さんの話を聞くと最低でも約150万円程度は用意しておくと良さそうです!
(融資を受ける際に必要な自己資金よりも安いのがポイントです。)
また、THE SALONSから日本政策金融公庫のご紹介が可能。準備金が少ない状態でもスタートできます!
融資を受ける際は事業計画書を作成しなければいけません!
事業計画書の項目内容としては、
<創業の動機>
美容室を開業するにあたっての目的や動機を書きます。目的が不純、またはあいまいだと途中で頓挫する可能性や失敗してしまうリスクが高くなるため、具体的+明確に書くことが大切です◯
<経営者の略歴等>
履歴書の職務経歴書のようなものなので、仕事での今までの経験を書きます。取得した資格や職務経験、実務経験を具体的な数字を入れながら書きましょう。
<取扱商品・サービス>
事業内容、概要、サロンコンセプトやターゲット、「誰にどんな価値を提供するのか」を書きます。他とは被らない特有のセールスポイントがあると良いです◎
<取引先・取引関係等>
「誰から材料を仕入れ(メーカー、ディーラー)」「誰に外注し(フリーランス、業務委託)」「誰に販売するか(お客様へサービス)」を一目で分かるようにします。外注先がない場合、外注先は空欄。
(なお、すでに明確な取引先がある場合のみ正確な会社名を入れましょう!)
<従業員>
雇用する従業員の人数が決まっている場合、その数を書きます。もし雇用予定がないという場合は空欄でOKです。
<お借入の状況>
経営者個人で融資やローンを受けているものを記載します。銀行融資やキャッシング、カードローン、住宅ローンや自動車ローンの利用も書きましょう。
<必要な資金と調達方法>
「いくらお金をかかるか」を書きます。資金には「設備資金」と「運転資金」があり、
・設備資金→店舗や機器など売上に必要な設備を調達するためのお金
・運転資金→材料の仕入れや経費の支払いなど日々の営業で必要となるお金
を分けて記載します。
<事業の見通し>
創業時の業績と、事業が軌道に乗った後の業績予測を書きます。企業の将来性が把握できる大切な項目ですが、根拠のない数字を記載すると逆に審査には悪影響を与えてしまいますので注意して下さい!
具体的に売上目標や利益目標を考え、家賃や人件費といった経費についても計画を立てる収支シミュレーション、また収支シミュレーションで出した目標を達成するために「客数はどのくらい必要か」「単価はいくらで設定すべきか」「リピート率を上げるにはどんな施策を打つべきか」といった目標を達成するための戦略も大切です。
(事業計画書は、融資を受ける際だけに限らず、運営をしていく際にも重要な書類になります!)
💡 THE SALONS
THE SALONSを卒業して実店舗を持つときは、出店ではなく移転という形になります。
公庫や銀行などの金融機関は立地や実績に注目しているため、好立地である
THE SALONSで開業して実績を上げることで信頼性があがり、融資額も大きく変わってくるのです!
創業融資枠ではなく、事業拡張融資枠として申込みが出来ます。
(THE SALONSと出店契約書を結んでいる事、保健所からの開業許可がある事、法人の場合は既に登記済みである事が大変有利になります。)
融資額の違いは、、、
創業融資枠▶約500〜1,000万円
事業拡張融資枠▶約1,000〜2,000万円
なんと、約2倍程度も変わってきます!!
※事業実績により異なります。
将来、実店舗を持つことを考えているオーナーにとって、とても大きいメリットだと思います。実際THE SALONSを卒業する時に、THE SALONSに入って良かったと言われることが多いです◎
2. 経営の知識を学ぶ
独立後は美容師だけではなく、経営者の役割も加わります。経営難、トラブルへのリスクを軽減するためにも経営の知識を学ぶことは重要です!
従業員の雇用がなくてもお金の管理や法律のことなど、知っておくべきことがたくさんあります。慣れないうちは大変ですが、理解しておくことで柔軟に動くことができると思います。
💡 THE SALONS
雇われている間は、経営を細かく教えてもらえないことが多いと思います。そのため経営や運営を知らずに、顧客がいれば、売上があればという考えだけでスタートしてしまいがち。
THE SALONSはローリスク、ローコスト。自分で始めながら、経営の知識や運営の仕方を学ぶことができます。大きな負担がない分、「まずはやってみよう」から始められることは、一般の開業との違いといえると思います。
今回は独立前にやることをまとめました!
私自身、日々色々な情報を見て勉強したり、THE SALONSの活動をする中で代表の清水、役員の高原から経営や運営に対しての話や意見を聞く機会があり、経営をする上で必要な事、意識しないといけない事、ただわかっていても欠けてしまう事がたくさんあるのかなと実感しています、、!
次回は、「開業の流れについて」の続きを書いていきます!
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