ごはんお昼寝ねこじゃらし
お洒落なイタリアンで運ばれてきたいつかのボロネーゼ。
ひとくち食べて何に驚いたのか、猫は
うまぁ! と叫んでいて
お店に広がるギンガムチェックの内装がくすくすと笑ってる気がした。
初めて食べたの?
あーあ、かわいかった。
いつかの休日を思い出していた今日の昼下がり。
やらねばならないことばかりなのにふと文章を書きたくなった。
そういえば、しばらく書いていなかった。
これといってデトックスしたい案件もないけど、なぜか今は、言葉に下して解放されたい気分。
猫、最近よくお花をプレゼントしてくれる。
スプレーカーネーション、バラ、スイートピー。
お花長持ちの薬をたらりと花瓶に流し込んで、毎朝愛でる。この部屋で生きてる、私以外の唯一。
ひとりでお花屋さんに行って、今日は黄色いお花の日なのか、じゃあこれを。って選んでくれている猫を思うと、奇跡だなあと感じる。
この世にひとりでも、私にお花を渡そうとしてくれる人がいるなんて。玄関に来た猫が、背中に花束を隠し持っているなんて。目の前の幸せを何でもかんでも生きがいにしてしまうのは良くないね。でも、そう感じてしまうもん。ありがとう。
ごはんお昼寝ねこじゃらしな毎日の隣に、飼い主としてじゃなく、同じ猫としてそばにいたいと最近思います。私は何をプレゼントしようかな、やっぱねこじゃらしかな。