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どこにでもいる子になりたくない子って、どこにでもいるよ

おはようございます。

今日もあいにく薄曇りですが、

自然光で生活している私には充分すがすがしい日の光でございます。



さて。

私事ですが、近々お引越しをすることになりまして。

この頃、この町へ越してきたころのことをよく思い返しています。



この町がかなり気にいっているわたしは、

一人暮らしを始めたのもこの町でした。


引っ越し先に自分が先についているために、

荷物を親に頼んで、一人電車に乗るとき

「もうこの家に戻ってくることはないんだな」

と思ったら、自然と涙腺が緩んで、

電車に乗っても泣き続け、

この駅についてもまだまだ涙が止まらなくて。

泣きながら部屋についたころに定期入れを落としたことに気が付いて、

真っ青になって、猛ダッシュで戻ったら、駅で拾われていて

そこから雪が降ってきて、

鼻をすすりながら一人、ガストでご飯をたべて、

雪の中荷物を運び入れてもらって、

精神的にも、状況的にも

てんやわんやだったのを覚えています。




大好きだったドラマを見返していたら、こんなセリフがありましてね。

東京は夢を叶えるための場所じゃないよ。東京は夢が叶わなかったことに気づかずにいられる場所だよ

妙に刺さってしまったんですよね。


夢がかなわなかったことに気づかずいられるのは、

きっと

人と情報があふれるこの街には、

考えたり気を取られるものが多いから、なのかなって。


どこにでもいるこになりたくないひとが溢れている街、

それが東京な気がしています。



でもふと、立ち止まって。

いや

立ち止まらずにはいられない状況になって。

自分が進んだらいい道が

自分の大切にしたいことが

わりとちゃんとみえてきて。


この時間はきっと、

そういう自分と向き合うために与えてもらった貴重な時間

なのだと

今はとらえているわたしです。


残りの一か月、この街での生活を、

一日一日大切に過ごしていこうと思います。


ちえこでした。

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