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20歳近く年下の人との飲み会で感じた痛み

週末に、同じ職場の人たちと忘年会的飲み会をしたときのこと。
メンバーは、20代後半の男女3名と、40代後半のわたし、わたしと仲のよい50代の女性の全5名。
仕事のあれこれ、同僚たちとのいろいろ、中には不満やストレスもあるよね。

今宵の胸の痛みは2つ。

ひとつは、職場の同年代の男性のちょっと変わった言動を、みんなでちょっと笑っちゃったこと。
そこにはやっぱり人を見下ろして馬鹿にする気持ちがたっぷり含まれている。
自分が言われたら傷つくのに調子に乗って、一緒になって彼のことをおもしろおかしく揶揄してしまった。
人とコミュニケーションをとるのがちょっと苦手な彼の気持ちを、わたしは痛いほどわかるのに。
人を笑わせたり面白がらせたりしようと、自分の中にある毒を誰かに向ける「癖」を削除したい。


もうひとつは、20代のうち男性2人が、彼のことを「結婚してない」、別の女性のことを「あのおばちゃん」と、また別の女性のことを「どうせババァだろ」と話したことだ。
彼らは、わたしたちと彼・彼女らのことを分けて「好き・嫌い」の感情をそのような表現に乗せて吐き出したんだろうなと思う。
だから、そんなことでいちいち傷つく必要もないんだと思う。
でも、わたしはどうしても痛みを感じてしまった。
泣いたり落ち込んだりするほどじゃないけど、この痛みを次に彼らと会ったときに思い出さずにいられるかな。

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