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スクラム研修に参加して得た視点

今日の記事は、株式会社レッドジャーニーのアドベントカレンダー7日目として書いています。

先日、弊社洋さん森實さんのスクラム研修を見学しに行きました。
細かい研修の内容には触れませんが、一緒に参加していて感じたことを徒然と書いていきます。


一方的に聞いているのではなく、一緒に学び合う場

ようさんが研修の冒頭で「一方的な講習の場ではなく、みんなで考えて良い学びの場としましょう」という前置きをされていたのが印象的でした。
研修・講習となるとどうしても講師→受講者の一方通行になりがちです。
受講者側もより多く学びを得るために能動的な姿勢で、講師側も受講者から学びを得る姿勢で研修を進めることでシナジーが生まれます。最初にこういうスタンスで進めていきましう!という合意を取ることがとても素敵な姿勢だなと感じました。

質問=場への貢献

一つ目にも重なりますが、質問することは恥ずかしいことではなく、他の人の言い出せない疑問の解決につながったり、新たな疑問・気づきの発見につながる、研修全体をより良くにすることができるものです。
「場への貢献」という表現で質問歓迎!姿勢を前置きすることで、より良い学びをもたらせると感じました。

常にフィードバックできるように人を観察する

一緒に講師をしていた森實さんが意識していたそうです。
研修中、講師は受講者の反応からフィードバックを得、軌道修正しながら研修を進めていると思います。
研修をサポートしているメンバーはより俯瞰的な視点から、「こういうところがみんな理解できてなさそうだから、もう一度説明を入れた方が良さそう」などを講師にフィードバックすることができます。
研修もモブワークと同様、多様な視点からフィードバックを得ることが重要ですし、スクラムマスター的に一歩引いて、気になるところに気がつける視点が重要だなと感じました。

常にWhyを意識する、立ち戻る

受講者の方はどうすればスクラムをうまくできるのか、具体的な施策をしりたいという方が多いと感じています。 これは悪いことではなくむしろ当たり前に考えることで、改善したい!という思いが強ければ強いほど、何をすればいいのかを知りたいですよね。 でもそこで一歩立ち止まり

なぜスクラムをやりたいんでしたっけ?変化に適応していくためですよね? 

と必ずWhyに立ち返る瞬間を意識されていたと感じました。 単純にスクラムこうすればいい、うまくやるためのTipsはこう、ではなく変化に適応していく、ということの重要性を芯から理解できると、ブレない改善を継続できるしっかりとした土台ができあがるんだなと感じました。


初めてスクラム研修を身近で見て得たものについて書いてみました。
最後に、お客さんが感じられていた満足感の中には、優しく、時に厳しくフィードバックをくれる洋さんにしか出せない空気感があったな、と感じました。
私も私にしか出せないバリューを持ってアジャイルを広めていきたいです。


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