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「被害者意識にまみれた自分」を手放そうと思う日に

筆者(ペンネーム:真実の剣)は、小さい頃からいじめられっ子の典型でした。小学・中学時代は、学校の廊下で同級生に蹴られながらカツアゲされることも珍しくありませんでした(その後、誰かが学校側に通報してくれたのか、しばらくした後に収まりましたが)。

なお、そうした「カツアゲされる私」の姿を見た女性の同級生と女性の教師が、「みっともない、弱々しい」と、筆者のことを非難していました。出口のなくなっていた私は、ますますみじめな気持ちになりました。

自分の少ないおこづかいでカツアゲに耐えている間は良いのですが、だんだんとエスカレートしてきて、自分の財布にはお金が尽きてしまいました。私は仕方なく、専業主婦であった母親の目を盗んで財布からお金をくすねとり、それを“上納金”として同級生に供与していました。ある日母親が「財布から金がなくなっている、気持ち悪い」とヒステリーを起こしており、少年だった私はなんとも居心地の悪い気持ちになりました。

そうした経験からか、いつしか自分の中には無力感とマグマのようにあふれる悲しみ・怒りが渦巻くようになっていました。大人になってからしばしば「キレる」現状に悩まされてきましたが、長年の自己探求の結果、根本原因の一つとしてこうした「いじめられっ子体験」による心の傷があったようでした。

■心の傷に真正面から向き合うとき

大人になり、ヨガや瞑想、また形而上学に基づく様々なヒーリング手法に出会ってからは、以上のようなつらい人生が起きる根本原因がどんどん明らかになり、自分の人生が大きく変わってきました。

しかしその一方で、相変わらず人間関係でトラブルを起こし続け、困った事態を経験する時期もありました。これでは生活どころではないと必死になってあれこれ根本原因を探し回り、七転八倒した末にようやく気がついたことがありました。それは大きく2つあります。

一つは、自分自身の古い心の傷に対して、十分に向き合っていないこと。「自分が過去の傷ついた自分に共感し切れていないこと」と言い換えてもいいでしょう。人の心には不思議な特性として、自分の傷を無視した結果、その傷に気づかせるような出来事が起きるという傾向があります。

もう一つは、潜在的には「酷い目にあった自分はかわいそうだから報われるべきだ」と考え続けている「被害者意識」をかたくなに持っていたことです。こうした被害者意識は不思議なことに、またさらに「自分が被害者である状況」を招いてしまいます。

後者のほうは、自分のそのような被害者意識を持っていることを認めて直面することが必要です。それはとても居心地が悪く、つらい作業でもありますが、ある程度心の傷に共感してくると、いわばRPGの“ヒットポイント”が回復し、その結果自然と「被害者意識にまみれていた自分」に気が付き手放そうという前向きな気持ちが沸いてくるのが面白いポイントです。

そしてこれまた興味深いことに、被害者意識にまみれている自分に気がつけるタイミングがやってくると、周囲には自分と同じように被害者意識にまみれている人が現れ、なぜかそうした人に利用されて、悔しい思いをすることが起きてきます。「鬱屈したいじめられっ子が、さらに自分よりも弱くて利用できるいじめられっ子を見つけていじめる」のと同じ構図です。

その構図を通して、私は被害者意識にまみれている自分に気づきました。また、その経験を通じて「過去にはつらいことがあったが、もう当時の自分とは違う。当時の自分には共感したうえで、今の自分は当時の自分とはまったく異なる新しい生き方を選択しよう」と決めることができました。すると、次第に人間関係が変わってくるのが面白いところです。

(こうした経験を積むと、自分を攻撃してくる相手も、大きく言えば自分に何かを気づかせてくれる相手であるということが見えてきます)

翻って本記事のタイトルにもつながりますが、自分を飛躍させるためには、つらい過去の経験から逃げずに真正面から向き合って、そこから学べることは何だったのかを見届けることが必要です。もちろん、論理では割り切れない経験も多々あります。それでも、少なくとも、つらい経験をした当時の自分に共感する作業は、とても欠かせない大事なことだと思っています。

「子どもの自分」に十分に共感が済むと、必ず、人生を次に進ませるパワーが湧いてきます。

もちろん一人ではこうした作業が進まないケースもままあります。深い傷には専門の治療が必要です。私は、こうした心の傷を回復させるために有効な治療法の一つが、ヒーリングであると認識しています。

暴力を伴ういじめはかなりの精神的ダメージであり、そこに伴う二次的なハラスメントはさらなる精神的ダメージをもたらします。私のこうした精神的ダメージからの回復には、体験上「DNAアクティベーション」や「エンソフィックレイ」などのヒーリングがよく効きました。

私自身がこうしたヒーリングをクライアント(受ける側)として経験したのちに、図らずも提供側のヒーラーになった理由は、(当時は自覚がなかったのですが)心のどこかでこうしたヒーリングの恩恵を理解していたからではないかなと思います。

■「真実の剣」note記事をご覧いただきました方へ

「真実の剣」のnote記事をご覧いただき、ありがとうございました。併せて、ぜひ、下記のヒーリングや瞑想ワークショップの情報もご覧ください。

「真実の剣」ヒーリングおよびセミナーWebサイト

創造力高まる最高の休息 MAX瞑想システム/MAXメディテーションシステム™

「神スイッチ・オン」、あなたが持ちうる可能性を拓く DNAアクティベーション®

宇宙の根源から来る光で「喜びにあふれた人生」を――エンソフィックレイ・ヒーリング

■あなたの一人の神としての特性を開く「DNAアクティベーション」

DNAアクティベーションは、伝統ある形而上学の学校が古来引き継いできた、最重要のヒーリングメソッドの1つです。

DNAアクティベーションでは、後頭部から背中上部にある、皮膚から上1cm~3cm程度の領域に対して専用のワンドでアクセスします。これにより、受ける人のエネルギーを活性化していきます(出所:MMSジャパン「DNAアクティベーション」ホームページ)

かつては王族や神官など、限られた人にのみDNAアクティベーションの存在が明かされてきました。つまり、ごく一部の人物しか、このDNAアクティベーションの恩恵を受け取ることはできませんでした。

しかし、今は形而上学の学校・モダンミステリースクールが一般公開に踏み切ることにより、正式なトレーニングを受けて認められたヒーラーなら、施術ができるようになりました。これにより、市井で活躍するより多くの人々が、このDNAアクティベーションの恩恵を受けられるようになっています。

これを受けた人は、まさに形而上学が語る最大の教え、「I am God.」の一片――素晴らしき自らの潜在的な可能性が拓かれます。徐々に心の平和、心の豊かさ、さらには自らの人生を切り開いていくことができるようになるでしょう。

私がDNAアクティベーションを最初に受けたのは2005年9月のことでした。そしてDNAアクティベーションの施術法を最初に学んだのは、2009年でした。初めて学んでから10年以上もの月日が経過していますが、このヒーリングの威力については発見の連続です。

受けた人が備える可能性を最大限に開く、古来の叡智・DNAアクティベーション。このヒーリングの恩恵を、ぜひ、多くの人に受けていただきたいと思います。

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DNAアクティベーションをお受けになりたい方からのお申し込み・お問い合わせ、歓迎いたしております。下記のnoteお問い合わせフォームから「DNAアクティベーション希望」とお書きになって送信ください。折り返し、当方から連絡いたします(東京・池袋/目白がメインの活動場所ですが、各地への出張も可能です)

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