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多くの日本人が信じている”宗教”の悪影響と、理想社会のすがた

私は、多くの日本人は、「ある宗教」をひそかに、知らぬ間に信じ切っていると見ています。そのうえ厄介なことに、その宗教など「自分は決して信じていない」と疑わずにいる人がほとんどではないかと思います。

その「ある宗教」とは、儒教です。

儒教と、それに基づいた古来の東洋国家は、どんなシステムを作り上げてきたでしょうか。すでに多くの知識人が「儒教やばい(注:ポジティブな意味ではなくネガティブな意味で)」と指摘しているところを、少し列挙してみましょう。

①年長者そして家長(実質的には男性の長男であり父親)を重視
②古代中国で発明された科挙(高級官僚登用のための筆記試験)的な試験を重視
③以上の2つをミックスさせた道徳観、職業観、組織観を社会全体で保持
④①の結果、女性の役割を軽視しがち。また、男性の長男および父親に過度な責務と負担をかける結果を招き、これがさらなる問題を誘発している
⑤②出自にかかわらず広く受験者を募る試験制度は一部の公平性を確保することに貢献したが、実務に必要な能力やモラルを計測できるとは限らず、また不正の温床にもなりやすい。試験対策がビジネスになることでそれに対応できない層が排除され、再び分断と格差を助長する
⑥社会全体に浸透した①~⑤に至る道徳観、職業観、組織観の硬直化が進み、問題の解決をさらに難しくしている

ここまで書いて、気づく人も多いと思います。そう、これって日本そのままんまです。総じて女性を軽視し、若い時にどんな良い学校に入ったか、若い時にどんな良い会社(国家運営機関)に入ったのかをいつまで経っても気にしている。また「それらばかりを重視する在り方にはいろいろ問題があるよね」と感じつつも、周囲の人々がその考え方をなかなか捨てないため、結果としていつまでも集団で追い求める格好になっています。

日本の「ジェンダー・ギャップ指数」ランクは、調査国の中でもワーストワンから数えたほうが早い状況が続いています。アジアでみるとタイ・ベトナム・インドネシア・韓国・中国よりも低く、日本の儒教的感覚の根強さを示しているように感じられます。

そもそも、実質的に男性の長男や父親(家長)ばかりを重要視する風習は、現代の倫理基準から考えると差別的であり、現代日本にはびこる人権侵害といっても過言ではありません。

また、日本の各所に見られる学歴ブランド偏重や、いわゆる一流企業出身・生え抜き社員を無意識のうちに重視する社歴主義は、科挙の文化と旧日本軍のハンモックナンバー文化そのまんまです。

そもそも、20歳前後までの若い時の失敗・成功は、生まれ育った家庭事情や地域文化に大きく左右されます。にもかかわらず、若い時の経歴・実績をいつまでも強調して重んじる社会文化は、結果として「生まれによる差異」を助長し、個人がその後に頑張って成果を挙げたとしてもかき消されてしまい、社会全体の閉塞感を招いています。

日本の国際的な経済地位の低下が懸念されています。もちろんこの経済地位という尺度が正しいのかどうかという話もありますが、全体として国家としての活力低下につながっていることはほぼ間違いないでしょう。

総じて、日本においては「儒教的文化」の問題が、相当大きく悪い方向へと響いていると考えていいと思います。

■理想社会は、今の「駄目な日本的社会」とは真逆


転じて、グレート・サムシングとも言われる「大いなる意思」は、どんな新しい社会を描いているのでしょうか。次のような特性を備えているとも伝えられています。以下は、そのごく一部です。

・スピリット(一人ひとりの本質を示す霊的な姿)の真実に基づき、いつでも更新・更改される人の能力と可能性が支持される社会
・一人ひとりが備える個性――それはすなわち、個々人のスピリットと大いなる意思が共に設計した、それぞれの個人しか持ち得ない個性――が発揮され、それが調和する社会

今の時代、上記のような新しい理想社会の具現化に向けて、いろいろな「膿出し」が活発化しています。

そして「こうした時期ほど、役に立たない古い習慣的活動が社会で跋扈しがち」だとも伝わっています。繊細で真面目で、本来の純粋な在り方を求めている人ほど、こうした習慣的活動を固持したい人々の攻撃対象になり、古い世界に影響されている人々に責められます。そして、「私がやはり間違っているのだろうか」などと気落ちして諦めがちです。

しかし、逆に言えば、そうした「本来の道」を知っている人の活躍の場が広がってきているように思います。ネットなどのツールを使って横連携し、協働して(平和的に)対抗しようとする動きも見られています。

だからこそ、自分を信じて少しずつでも「本来の道」に従った新しい行動を起こしていくべきでしょう。私もそれを心に銘じて頑張っていきたいと思います。

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▼参考文献:
1)『脱・洗脳教育論』、苫米地英人(著)、2017年、開拓社(発行)
2)「シャンバラのアンカーに向けて宇宙意識で生きる!!」、幸せの扉Webサイト、https://happy-ganeza.com/galaxymind/
3)『「隣人を愛する」から広がる世界の変化/シャンバラに向けた21のアンカー情報』、拙note「真実の剣」、https://note.com/themis444/n/n85881a836e50

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DNAアクティベーションでは、後頭部から背中上部にある、皮膚から上1cm~2cm程度の領域に対して専用のワンドでアクセスします。これにより、受ける人のエネルギーを活性化していきます(出所:MMSジャパン「DNAアクティベーション」ホームページ)

かつては王族や神官など、限られた人にのみDNAアクティベーションの存在が明かされてきました。つまり、ごく一部の人物しか、このDNAアクティベーションの恩恵を受け取ることはできませんでした。

しかし、今は形而上学の学校・モダンミステリースクールが一般公開に踏み切ることにより、正式なトレーニングを受けて認められたヒーラーなら、施術ができるようになりました。これにより、市井で活躍するより多くの人々が、このDNAアクティベーションの恩恵を受けられるようになっています。

これを受けた人は、まさに形而上学が語る最大の教え、「I am God.」の一片――素晴らしき自らの潜在的な可能性が拓かれます。徐々に心の平和、心の豊かさ、さらには自らの人生を切り開いていくことができるようになるでしょう。

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DNAアクティベーションの解説ページはこちら

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