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セルフイメージやエフィカシー、それをつくり出すセルフトークの重要性

セルフイメージやエフィカシーはとても大事だ。最近、とみにそう思う。

セルフイメージとは、「自分はこのような人間だ」という自分に対する認識のことを指す。

もう一方のエフィカシーは、「自分は目標を達成できる」という自分に対する自信である。そしてこのエフィカシーは、上記のセルフイメージを形成する重要な要素の1つである。つまりエフィカシーが高ければセルフイメージは高まるし、エフィカシーが低ければ、セルフイメージは低くなる。

これらの2つの内容がネガティブなものであると、人生で目標を立て、そこに向かって邁進しようという意欲がわかない。

人間は本来能動的かつ積極的な存在である。「人は創造主の似姿である」と、形而上学の教えにもあるほどだ。にも関わらず、やりたいことが見つからないのであれば、非常に深刻な事態と言っていい。

セルフイメージとエフィカシーが低いことの影響は、本人の意欲の低下だけにとどまらない。日常的なことで言えば、大事な約束を忘れる、十分な能力があっても高い成果をわざわざ出さないように非合理な行動を取る(100点満点中80点取れる能力があるのに50点くらいで済ます、など)……。

つまり、セルフイメージとエフィカシーが低ければ、どんなに表面上は「100点目指します」と頑張ったとしても、無意識のうちに失敗するようにわざわざ自分を誘導するという「悪いホメオスタシス」が働くのである。

最近になって、私もいかにセルフイメージとエフィカシーが低いのか、ということを自覚することが相次いだ。その背景には、かつて職場で受けたパワハラ、あるいは少年期におけるいじめ体験、それらを通じて潜在的に持っていた職業人としての目標の低さ、自信のなさなどがあったようだ。最近になってこれを自覚することがあり、「そりゃあ上手くいくわけないだろう」な、と大変納得したのであった。

■潜在意識下のイメージと、表面上で考えていることの差異は、意外に大きい

このように、最初から人生の目標に対する悪いイメージが心のどこかでつきまとっている上に、潜在的には自分に対してどこかで「自分は取るに足らない人間だ」「自分は間違っている」「自分にはできない」といった悪いセルフイメージやエフィカシーを持っているわけだから、当然うまくいかない。しかしそれでも人生の目標に対する憧れや強い達成への思いは持っているわけだから、自分という存在の中で、まったく不一致が起きて混乱していたわけだ。

セルフイメージやエフィカシーを高めるためには、セルフトークをコントロールすることが大事だという。「自分ならできる」「自分はその目標を持つのに値する人間だ」と心の中で言い続ける。その目標に向けた行動において仮に意図せぬ失敗が起きたとしても、「今のは上手くいかなかったかもしれないが、次はやれる」と自分を支えて激励するようなセルフトークを繰り返す。

昔、あるお世話になった先生が言っていた。「自分を愛することが大事」だと。真理は一つなのだいうことを改めて感じた。

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