日記抜粋(9月-2 広島漫遊)

月曜
冬瓜を食べる。生姜と中華だしとひき肉を使って料理する。とても美味しい。まだ暑いが少し天気が落ち着いてきたかもしれない。釣り船は釣れすぎててんやわんやなのだそう。

火曜
…帰ってせめてものと言う思いで試験勉強をする。全く手軽にできるというのは良いところだ。少しばかり雑談をして寝る。バックナンバーとヒゲダンの曲の暗さについてボイスチャットで議論する。サブタイトルの後ろ向きなホノ暗さが良いと思う。

水曜
昼は…と食べる。壁に耳ありなんとやらという。
晩御飯は旅程について話す。温泉に行ったりするのも良いのだなと思う。

木曜
……
明日はいよいよ広島である。全く準備などもしていないが体調は万全に作っている。唯一気がかりなのはなくした書類のこと。再発行してくれるというのがせめてもの救い。

金曜
まあ良いと思いつつ広島行の準備を帰って行う。外は曇模様でいつ雨が降ってもおかしくない。
ややあってこだまに乗って広島に向かう。8時についたら出迎えてくれる。
駅中の名店街でお好み焼きを食べる。正直大阪のやつよりくどくなくて好きなのだけど、もちもちしてお腹にズシンとくる味わいであった。ウイスキーの飲み比べなどをする。これにはこれが合うなどあーでもないこーでもないと言って語らう。お酒を飲まない人からすると何を面白そうに、という感じで見られていたがそれはそれで楽しいのだ。

土曜
結局7時すぎに窓日で目覚める。なんだかんだ着替えたりしているうちに日が高くなり、急ぎ宮島に向かう。厳島神社は干潮だったがその分人が恐ろしく並んでおり弥山に先に登ることにする。同行者のこともありロープウェーにするがそれなりに人も多い。山道はまあ普通だったが頂上から見る瀬戸内海は青々としていて静かに佇んでいた。
あなごめしの弁当は炭の風味がとても上手い。食べた後に行儀が悪いが寝転ぶ。麦茶も旨い。厳島神社ではくじを引く。吉というのは縁起が良い。焼き牡蠣を食べたりオニヤンマを眺めたりなどして帰る。
宮浜温泉。ラドン温泉ということだったがサウナもあったりで小一時間楽しむ。カフェオレも当然飲む。上の食堂でクロダイの茶漬けを食べる。クロダイもここらへんでは扱いが多少違うのかもしれないと思わされた。
スーパーで土産を買ってから帰る。マグノリアというボドゲをするが正直あまりの眠さに自分の順位すら覚えていない。ちゃんとプレイできていたかすら定かではない。1時半頃にすべて終わり寝る。

日曜
案の定予定時刻に起きられなかった。サンデーモーニングのスポーツコーナーを見ながら朝食。途中スカイレールに乗る。170円であの景色が楽しめるのはコスパが良い。平和資料館に行く。12歳の頃とは全く中身は様変わりしている印象だった。この間のサミットのアレを思い出す。もはや現代史をなぞる場所にもなっているということに底知れぬ不安と時の移ろい等などを感じる。川辺でジェラートを食べていると出発時刻ぎりぎりになる。大慌てで車を駅まで向けてもらい、構内で土産なり弁当なりを買う。むさしの若鶏弁当というのだが、家に帰って食べるとまあこれが旨い。冷めていて美味しい唐揚げというのは稀有なものだ。大雨に巻き込まれた不運ぶりがうすらいだ。
改めて昨晩日本がサッカーでドイツに勝ったということは信じられぬ……どうせまた守備の問題なのだろう。VIVANの特番と本編を見る。来週で終わるのが残念だ。



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